こんにちは、ヒコ太郎です。
成田空港は撮影ポイントが沢山あり、有名な場所だと、さくらの山やひこうきの丘などがありますね。
しかし午前中に順光で撮影できるスポットは意外と少ないと思いませんか?
そこで今回は、成田空港B滑走路34Rに着陸する飛行機を午前中に順光で撮影できるスポット『福泉寺畑ポイント』をご紹介します。
ここで撮れる飛行機写真、行き方、撮影の概要をレポートします。
もくじ
福泉寺畑ポイントってどんなところ?
成田B滑走路着陸機を午前順光で真横から撮影できる数少ない穴場スポット
成田空港って通称畑ポイントって呼ばれているところが沢山あるんですよ。まぁ周りが畑だらけの場所ですからね。大体の場所が畑ポイントですよ。笑
今回紹介する畑ポイントは、他の方が畑ポイントとして紹介している場所とは違う場所なので、混同しないように『福泉寺畑ポイント』と名付けました。
福泉寺というお寺が近くにある畑なので、福泉寺畑ポイントです。そのまんまですね!
今回紹介する福泉寺の近くにある畑ポイントは、北風運用時に成田空港B滑走路34Rに着陸する飛行機を午前中に順光で撮影できる数少ないポイントです。
成田って畑ばかりのイメージですが、意外と周りは木で囲まれてたりして撮影ポイントを探すのが大変なんですよね。34Rを順光で撮影できる場所はないかなーと朝っぱらから車を走らせていたら偶然見つけました。
成田で午前順光で撮影できるポイントは貴重ですね!
撮影場所と行き方
この畑ポイントは、地図のこの場所にあります。
見てわかるように何もない場所なので、ここへ行くには車が必須です。
成田空港から県道44号線を右へ曲がり、福泉寺方面へ。
福泉寺方面の横を通ってアップダウンのある道を抜けます。車1台通れるかなといったような細い道です。
坂を登り切るとこのような道に出ます。
この場所が畑ポイントです。
写真のように路肩が少し広くなっている場所に車を停めましょう。
農家や他の車の邪魔にならない場所に必ず停めてください。
場所がわかりにくいかもしれないので、グーグルマップで場所を指定してカーナビとして利用すれば確実に行くことができますよ。
ここで撮れる飛行機写真
それでは畑ポイントで撮影できる飛行機写真を見ていきましょう。
ここでは、北風運用の時にB滑走路34Rに着陸する飛行機を午前順光で撮影する事ができます。
前がちでの撮影の場合、真横に光は当たっていますが半逆光のような光の当たり方になってしまいますね。滑走路がほぼ真北を向いているので、仕方ありませんが。
時間がお昼に近づくにつれて徐々に逆光になってしまうので、朝早ければ早いほどいいです。
畑ポイントは開けた場所にあるので、前がち、真横、後ろがちで撮影が可能です。
前がちだとこんな感じですね。
真横ではこんな感じ。
飛行機が真横までくると光線はよくなるので、スポッティングカットを撮影する場所としてもいいポイントだと思います。
ケツ追いだとこんな感じですね。
ここの撮影スポットはほぼ障害物がないので、初心者でも撮影しやすい場所じゃないですかね。
障害物は電線と周りの木くらいです。
B滑走路34RはA滑走路と比べると2500メートルの短い滑走路ですが、A380以外は全部降りられます。
747も降りてきますし、このように777も降りてきます。
737なら余裕で降りられますね。
ここは34Rエンドに近いことから、飛行機の高度も低いので、あまり腹下にならずほぼ真横から撮れるのがいいですね。
やっと成田らしい飛行機が降りてきました。
タイ・ライオンエアーです。
2018年12月に成田に就航したエアラインで、就航してまだ2ヶ月ちょっとのフレッシュなエアラインですね。本家ライオンエアーを親会社に持つ、タイのLCCです。
尾翼の塗装がオリエンタル感ムンムンの、なんともタイっぽいデザイン。
シンガポールとかだとよく見ますけど、成田では見れたら嬉しいエアラインですよね。
ボンバルディアが降りてきたのでシャッタースピード遅めにして撮ったんですけど、真横じゃプロペラ回ってるか見えないから意味ないですね。
流し撮りの練習って事で!
ジェットスター本当に増えましたよね。
なんかどこ撮りに行っても必ず撮ってる気がする。メタリックな感じの塗装は好きです。
沖縄から成田に行く時に乗った事がありますけど、機内食とか機内販売とかのメニューもおもしろいですよね。
スイスインターナショナルエアラインズのA340-300。
日本のエアラインでA340を保有している航空会社はないので、ちょっとテンション上がります。
4発エンジンには夢がある! Byヒコ太郎
撮影に必要なポイント
撮影する際のポイントについてまとめます。
畑ポイントの概要
- B滑走路34Rへの着陸機が撮影可能
- スポッティングカットが撮れる
- 撮影できるのは北風運用時
- 午前順光
- 必要レンズは250~450ミリ
撮れるタイミング
B滑走路34Rの着陸機が撮影できます。
撮れるタイミング北風運用時ですね。
撮影に向いている時間帯
午前順光で撮影ができます。
お昼になるにつれて逆光になってくるので、朝早い時間であるほどいいですね。
必要レンズ
大型機で250ミリ、737クラスの小型機では450ミリくらいのレンズがあるといいと思います。
狙った飛行機を撮るならフライトレーダー24とエアバンド併用
成田空港はA滑走路とB滑走路の2本があります。
A380は必ずA滑走路を使用しますが、その他の飛行機はどちらに降りてくるかわかりません。
成田は珍しい飛行機がよく飛来する空港でもあるので、撮りたい飛行機がある場合は使用滑走路の早期把握が必須です。
使用滑走路はフライトレーダー24やエアバンドを使って確認できますが、両方活用する事で確認が簡単になりますね。
フライトレーダー24で撮りたい飛行機の大体の位置と到着時間を確認しておいて、降下を開始したらエアバンドでアプローチを聞いておけば間違いないですね。
ぼけっと聞いていると滑走路を聞き逃してしまうので、降下を開始してからでいいと思います。
ただしA滑走路とB滑走路間の撮影スポットの移動には30分ほどかかるので、アプローチのタイミングで使用滑走路がわかってもぎりぎり間に合うかなといったところです。
移動が必要な場合、タワーを聞いていたら絶対に間に合いません。聞くならアプローチです。
撮影するときに気をつけること
ここの撮影スポットは畑ポイントという名称からも想像できる通り、このように農道で撮影する形となります。
車を路肩に停めて撮影する事になりますが、路肩が広くなっていて農家の方の邪魔にならない場所に必ず車を停めましょう。
もし農家の方の邪魔になっていた場合は、車をすぐに動かすことができるようになるべく車の近くで撮影するといいと思います。
そして畑は私有地ですので、絶対に入らないように!
この記事を読んでくれたあなたが撮影マナーを守る人だと私は信じています。
おわりに
成田はラッシュ時間帯になるとA滑走路はほぼ離陸専用、B滑走路が着陸専用となるので、B滑走路の着陸機が撮影できるポイントって貴重なんですよね。
福泉寺の近くにあるここの畑ポイントは他の畑ポイントと比べると無名ですが、なかなかいいスポットです。
B滑走路側を撮影している人ってあまりいないんですが、東峰神社の撮影スポットとも近いので、よかったら合わせて撮影してみてください。
しつこいようですが車を停める時は迷惑にならないように、よろしくお願いします!
成田にあるその他の撮影スポットについては下記の記事をご覧ください。
◆成田空港の撮影スポットについてまとめた記事はこちら⬇︎