羽田空港にあるP4駐車場アネックスは、飛行機の撮影スポットとしても悪くありません。
第2ターミナル拡張工事により撮れる写真の幅は狭くなってしまいましたが、撮れる写真はまだまだ現在。
ということで今回は、P4駐車場アネックスで撮れる飛行機写真を紹介します。
もくじ
羽田空港P4駐車場アネックスはこんな場所

羽田空港P4駐車場アネックスは第2ターミナル南側にあり、6階建ての駐車場となっています。
空港内にある駐車場のため、24時間いつでも出入りが可能。

以前は空港の南東側を見渡すことができる場所だったため、アクアラインなんかとの絡みも撮影できましたが、

2020年現在では、第2ターミナルの拡張により、東から南側にかけての撮影は不可能に。
そのためP4駐車場から撮影できる飛行機写真は、東側に見える34L離着陸機や、南側の誘導路をタキシングする機体が中心に。
P4駐車場は本館とアネックスが分かれており、撮影スポットとなるのはP4駐車場アネックスの方。
P4駐車場アネックスへは、第2ターミナル3階からP4駐車場本館を経由して向かいます。
P4駐車場アネックスは第2ターミナルの南側に位置しているため、空港の南側にある誘導路や、A滑走路方面が見渡せます。
その立地を活かして、A滑走路の離着陸機や、南側誘導路の転がり、京浜工業地帯の工場との絡みなどのおもしろい写真を撮ることができます。
撮影に向いているのはP4駐車場アネックス(別館)の4階で、ここはフェンスがないので撮影しやすくなっています。
また上の階にはフェンスがありますが、フェンス越しでの撮影が可能となっています。
駐車場内にはエレベーター付近に自販機やトイレがあるのがありがたいところ。
P4駐車場アネックスまでの行き方
P4駐車場アネックスは羽田空港第2ターミナルの南側にあります。
羽田空港まで車で来た場合は、P4駐車場アネックスに停めましょう。
モノレールや京急で羽田空港まで来た場合は、ターミナルから徒歩で駐車場まで向かいます。
P4駐車場は第2ターミナルの3階と直結しており、連絡通路を渡ってP4駐車場に向かうことができます。
P4駐車場までのアクセスは、まず第2ターミナルの3階に向かいます。
3階に上がり南側の方へ歩いていくと、P4駐車場への連絡通路がありますので、渡ましょう。

通路を渡るとP4駐車場本館に着きます。本館からアネックスへさらに移動します。

P4別館は左と矢印に書いてありますね。本館に着いたら中に入らずに手前の通路を矢印に従って左に曲がりましょう。

そのまま道なりに通路を進むとアネックス(別館)の5階に到着します。

別館(アネックス)に到着。

エレベーターに乗り1つ下の4階に降ります。

エレベーターを降りたら駐車場の左手方向へ進んでいくと、空港内を見渡すことができます。
P4駐車場アネックスで撮れる飛行機写真
P4駐車場アネックスで撮れる飛行機写真
- 北風運用時A滑走路の着陸機
- 南風運用時A滑走路の離陸機
- デッキが入れない時間帯の離着陸機の撮影
- 南側誘導路をタキシングする機体
- 京浜工業地帯の工場との絡み
P4駐車場アネックスはA滑走路側の景色が抜けているため、A滑走路を離着陸する機体の撮影や、南側誘導路の機体の転がりの撮影がメイン。

北風運用時は、34Lへの着陸機を撮影することができます。
A滑走路側の光線は、午前順光。
第1ターミナルの展望デッキがオープンする前の早朝時間帯での撮影に重宝する場所。
羽田空港の場合、デッキの空いていない時間帯に離着陸シーンを撮影できる場所は非常に限られてしまいますが、
ここは24時間いつでも撮影することができる数少ない撮影スポットのひとつです。
朝早いカンタスジャンボや、タイジャンボを撮影するのにもいいですね。

午後からはこのように逆光になってしまいますが、夕方になるとこれはこれで味があったり。

南風の場合は、A滑走路16Rを離陸する飛行機を撮影することができます。

京浜工業地帯の工場との絡みも悪くありません。

ここでは南側にある誘導路をタキシングする機体も撮影することができます。
誘導路をタキシング機体を撮影する場合は、早朝の早い時間や日没間際の夕方が順光。

転がりを撮影する場合は、フェンスや照明が邪魔になりやすいので、うまく被らないタイミングで撮影してください。

タキシングは小さい機体の方が撮影しやすいです。

やや大きい機体で、なおかつ手前の誘導路を走行する場合は照明が被りやすいのと、完全なスポッティングカットが撮れないのは残念なところ。
フェンス越しになりますが、上の階から撮影した方が照明の被りは避けやすいです。

JALの格納庫前に駐機している飛行機も撮影できます。
以前撮れた飛行機写真

現在は撮れなくなってしまいましたが、以前はD滑走路を降りた機体がここを通ると、東京湾アクアラインと絡めた写真を撮ることができました。

そして、このP4駐車場アネックスで1番の目玉といえば、政府専用機と京浜工業地帯の工場との写真でした。
政府専用機が整備で羽田に来ている時、JALの格納庫前、214番スポットにいることが多かったんですよね。
その時に政府専用機と京浜工業地帯の工場群との写真を撮影することができました。
現在はANAが整備をしているため、政府専用機と工場との写真は撮れなくなってしまいました。
撮影に必要なポイント
駐車料金は、1日最大1500円(GW、夏休み、年末年始などの多客時は1日最大2100円)。
空港内の駐車場なので24時間入ることができますが、P4駐車場アネックスは一般の方が理由する駐車場のため、
撮影中は車の邪魔にならないように気をつけたいところ。
駐車場はあくまでも一般の方が駐車場するための場所ですからね。
P4駐車場アネックスまとめ

以前よりは撮れる写真の幅は減ってしまいましたが、それでもP4駐車場アネックスは、A滑走路離着陸機や、転がりが撮れたりとなかなかおもしろい場所。
展望デッキが開く前の早朝時間帯での撮影にも重宝しますね。
◆こちらの記事で羽田の撮影スポットについて紹介しています⬇︎