航空科学博物館に行ったら飛行機を撮りましょう!それも飛んでる飛行機を。
そうなんです。
成田空港の近くにある航空科学博物館って飛行機の博物館なんですが、実は飛行機を撮影するポイントとしてもいい場所なんですよね。
ここは北風運用の時に、成田空港A滑走路の着陸機を午前中順光で撮影することができるのが魅力です。
私的には、冬に朝から撮影するなら外せないポイントになりました。
今回はそんな航空科学博物館で撮れる飛行機写真、アクセス方法、撮影する時のポイントについてご紹介します。
もくじ
スポット概要
航空科学博物館はその名の通り、飛行機の博物館。場所的には成田空港の南側すぐ近くです。
飛行機の博物館だけあって、中も外も色々と観て楽しいんですが、そのレポートは今度細かくやりたいと思います。
今回は撮れる写真って事で、航空科学博物館で撮れる飛行機写真をじっくり紹介しますね。
航空科学博物館で撮れる飛行機写真
- 34L着陸機のスポッティングショットが撮れる
- 34Lに入る離陸機の転がりが撮れる
34L絡みですね。
航空科学博物館から撮れる飛行機写真を紹介
ここで撮るなら夜中に家を出て、朝一から撮るのがおすすめです。
朝だと光の当たり方がいいですからね。そのためには夜中から出かけるなんて苦じゃありません。
博物館の外周から撮った写真
午前7時頃とかだとさすがに博物館はやってないんですが、博物館の周りからこんな感じで撮ることができます。
A滑走路は目と鼻の先なので、特にA380だと大迫力ですね。
ちなみに成田の場合、A380は必ずA滑走路を使用するので、ここであれば間違いなく撮影できます。もちろん北風運用じゃないとダメですが。
スポッティングカットもこんな感じでバッチリ撮れます。
午前中に真横から順光で撮れる場所ってあんまりないので、これだけでもかなり魅力的じゃないでしょうかね。
747だとB滑走路に降りちゃうこともあるんで、エアバン必須です。アプローチを聞くべし。って言ってもここからB滑走路は遠いんで、急いで向かっても多分間に合わないんですけどね!
Aに降りろ〜って念じるしかないです。
こっちはマレーシアA380の真横ですね。
747と比べても大きいですね!
ただ個人的な感想になっちゃうんですけど、A380はなんかブサイクなんですよね。747は大きさの中に美しさみたいなものがあるんですが、A380はただのデブというか。しかも横からだけじゃなくて正面も残念な感じですからね。
B専というか、これはこれで好きですけど。
こんな感じで、博物館の周囲でも全然撮れちゃいますね。
博物館の展望台から撮った写真
北風運用の時のA滑走路って、実はあまり着陸に使われず、ほぼ離陸機になります。
着陸機は大体B滑走路に降りることが多いんですよね。
博物館周辺からはタキシングの様子って撮れないんですが、博物館からなら、こんな感じで離陸機のタキシングも撮ることができます。
このスイス航空は展望台から撮った写真ですね。
博物館内だと、3階展望台(屋外)、4階食堂(屋内)、5階展望展示室(屋内)から撮影が可能です。
このマレーシアのA380も3階にある展望台から撮った写真ですね。
展望台だと屋外で撮影可能ですが、手前に建設されている建物が中々邪魔な位置にあります。
博物館の人に聞いたらどうやら新館を建ててるみたいですね。この新館に展望フロアができたらいいんですけど。
電柱の柱とかも地味に邪魔に感じると思います。
離陸機が多いA滑走路ですが、たま〜に着陸機が来ます。航空博物館の展望フロアからA滑走路への着陸機を撮るとこんな感じ。
お昼くらいだったんですが、すでにもう逆光気味。これだと昼前には逆光になっちゃいますね。
なんかでかいの飛んでると思って上を見上げると、先ほど離陸したマレーシアのA380が真上を飛んできました。
A380もこの角度からだとかっこよく見えますね!
博物館のレストランから撮った写真
食堂は4階にあるので屋外展望台よりも電柱はクリアできますが、ガラス越しの撮影になっちゃいます。
ガラスの映り込みに注意して撮影するのが気を遣いますね。
転がりであればお昼でも順光ですね。横っ腹に光が当たりまくりです。ただしここから90度向きを変えて滑走路に正対すると、逆光になっちゃいますけど。
成田だとカーゴの747はよく見ますね。どんなのが来るかは日によって全然変わってきます。
4階でも手前の電柱が邪魔ですね。いい位置に建ってますよ。
ここまでくると、電柱はあまり気にならなくなりますね。
このアリタリアも4階ガラス越しからの撮影。
着陸機が全然来ないなーと思っていると、やっとやってきました。
お昼でもすでに逆光になっちゃうので、やっぱり朝イチから来ないとダメですね。
やっと着陸機が続いてくれたんですが、その頃にはすでに逆光。なかなか難しいですね。
滑走路にタッチダウン寸前。
滑走路が見渡せる中々いい位置にありますね。
博物館の展望展示室から撮った写真
最上階である5階の展望展示室では、先程よりもさらに上から見たような写真になります。その分は視界は抜けますね。
5階展示室もガラス越しの撮影になるので、立ち位置に気をつけないと映り込みしてしまいます。
カーゴエリアが近いので、NCAが見えまくりです。ただしやはり手前の建物が邪魔になるので、アップでの撮影になっちゃいますね。
航空科学博物館の場所
成田空港の南側、地図のこの場所ですね。
近くに駅はないので、車で行くか成田空港からバスで行きましょう。
バスは本数があまり多くないので、車で行くのがおススメです。
撮影のポイント
航空科学博物館で、飛行機を撮影する時に押さえておきたいポイントはこんな感じ。
押さえておきたいポイント
- 撮れるのは北風運用時のA滑走路絡み
- 着陸機は真横も撮れる
- 着陸機なら周辺からでも撮れる
- 離陸機は滑走路手前の転がりが撮れるけど、周辺からだと撮影できない
- 午前中が順光
- 300ミリ程度のレンズが必要
- 展望台だと建物や電柱が邪魔
- 展望展示室だとガラス越し
まずここで撮れる条件は、北風運用時のA滑走路という条件。
離陸機の転がりにしろ着陸機にしろ、北風時にA滑走路を使用する飛行機を午前中に撮るならいい場所ですね。
着陸機は周辺でも撮影できるので、航空科学博物館が閉館日でも、朝早い時間でも撮影OK。
離陸機の転がりは航空科学博物館の周辺からだと撮影できないので、開館している時じゃないとダメ。離陸機を撮るなら第1ターミナルのデッキの方がいいですね。
飛行機との距離的はとても近いので、レンズは300ミリあれば充分です。
展望台だと建物が邪魔になったり、展望展示室だとガラスの映り込みに注意しながらの撮影になったりと一長一短って感じです。
個人的にはガラス越しの撮影ってのはあまり好きじゃないんですけどね。
おわりに
A滑走路を午前中に順光で撮影できる場所って中々ないんですよね。
他だと第1ターミナルの展望デッキからでも撮影できますが、そこだと着陸機は完全にタッチダウンした後じゃないと撮れないですからね。
離陸機ならデッキで、着陸機を撮るなら航空科学博物館じゃないでしょうか。
ということで、午後は博物館で飛行機の知識を増やしつつ、午前中は撮影も楽しんでみてください。
成田にあるその他の撮影スポットについては下記の記事をご覧ください。
◆成田空港の撮影スポットについてまとめた記事はこちら⬇︎