チャンギ国際空港の周囲には飛行機を撮影できる場所がいくつかあるんですが、午前中に順光で撮影できる場所というのは実はあまり多くありません。
という事で今回は、チャンギ国際空港で午前順光で飛行機が撮影できるゴルフ場付近のポイントを紹介したいと思います。
撮れる写真、場所、行き方についてお伝えしていきます。
もくじ
チャンギ国際空港南側にあるゴルフ場付近は午前順光で着陸機が撮影できる
今回紹介する場所は、チャンギ国際空港の南側にあるゴルフ場付近のポイントです。
ここはチャンギ国際空港の中でも午前順光で撮影できる数少ない貴重なスポット。
チャンギ国際空港って午前順光で撮影できる場所っていうのが全然無いので、シンガポールの炎天下の中、歩き回りながら意地で探し出しました。
アクセスは悪いので覚悟してください。笑
ゴルフ場付近はこんなところ
チャンギ国際空港の南側にあり、北風運用時に午前順光でランウェイ02Cとランウェイ02Lに着陸する飛行機を真横から撮影することができます。
付近には何もないので、飲み物の確保やトイレを事前に済ませておく事が必須になります。
場所と行き方
場所
場所は地図のこの辺りになります。
行き方
アクセスは近くのタナメラフェリーターミナルから歩いて行く事になります。
地図を見るとタクシーで目の前に降りれそうな感じがするんですが、ここは高速道路並みの大きな通り沿いにあるので、ここのポイントで降ろしてもらうのが中々難しいと思います。
という事で、少し離れたタナ メラ フェリーターミナルから歩いて行くのが安全です。
タナメラフェリーターミナルへはチャンギ国際空港かMRTエキスポ駅からタクシーを使うか、チャンギ国際空港第2ターミナルからタナメラフェリーターミナル行きのシャトルバスに乗る方法があります。
まずはタクシーかシャトルバスでタナメラフェリーターミナルへ向かいましょう。
こちらがタナメラフェリーターミナルです。オレンジ色の特徴的なターミナルですね。
ここからインドネシアのビンタン島などに向かうフェリーが出ています。
フェリーターミナルを後にし、撮影スポットへ向かいます。ここでトイレや飲み物などを調達しておきましょう。
目的の場所までは大体20分近く歩きます。
このような歩道をひたすら歩きます。この辺は木が邪魔であまり撮影できません。
右側に見える道路は高速道路のような幹線道路です。
ひたすら西へ歩いていくと、交差点にでます。
この辺りは開けているので、02Cへの着陸機を撮影するのにいい場所です。
02Lの着陸機を撮影するにはまだ遠すぎるので、さらに道沿いに西へ進みましょう。
大きな右カーブが見えてきたら、02Lが撮影できるポイントです。
ゴルフ場付近から撮影できる飛行機写真
それではここの場所から撮れる写真を紹介します。
まずはシンガポール航空の747カーゴ。
チャンギという事で、1番多く撮影できるエアラインはシンガポール航空です。
ここのポイントはこんな感じでスポッティングカットを撮影するのに適していますね。
逆に風景を絡めた写真なんかを撮るのには微妙な場所です。
この日は空気があまりよくなく、ちょっとモヤってるのが残念な感じでした。
成田でもたまに見かけるアシアナカーゴ。
機体を良くみてみると旅客型だった頃の面影が残っていますね。
飛行機撮影におけるポイント
この場所で撮影する上で必要な情報をまとめました。
撮影情報
- 02C、02Lの着陸機が撮れる
- スポッティングカットが撮れる
- 午前順光
- 400~650ミリ程度のレンズが必要
02Cなら近くで撮れますが、02Lだと距離を感じますね。
チャンギ国際空港の滑走路運用は、02Cが離陸、02Lが着陸で使用されることが多いです。
02Cはほとんど離陸ですが、稀に着陸機も使用します。A380も普通に降りますよ。
おわりに
シンガポールは午前から暑さが厳しいので、重たい機材を少し持って歩くと体力が奪われます。
アクセスも大変ですし、風景と絡めた写真が撮れるわけではないので面白味には欠けますが、真横はしっかりと撮れますので体力と相談ですね。
今回は降りてきてくれませんでしたが、02Cの着陸機であればかなり近い距離から撮影できると思いますので、ぜひ候補のひとつに入れてみてください。
◆チャンギ空港の撮影スポットについてまとめた記事はこちら⬇︎