ヒコ太郎(@torihikolife)です。
伊丹空港の飛行機撮影スポットをまとめました。
もくじ
伊丹空港撮影スポットMAP


飛行場データ
空港コード(ICAO/IATA) | RJOO/ITM |
運用時間 | 7:00〜21:00 |
滑走路 | A滑走路 1,828×45(14L/32R) B滑走路 3,000×60(14R/32L) |
航空管制周波数 | TWR : 118.10 126.20 236.80 CLR : 118.80 GND : 121.70 126.20 DEP : 119.50 APP/RDR : 120.45 124.70 261.20 ATIS : 128.60 |
飛行場図

参考 : AIS JAPAN
伊丹空港撮影スポット


伊丹空港は関西圏にある基幹空港。正式名称は大阪国際空港ですが、現在は国内線のみ就航。飛行機撮影では伊丹スカイパークや千里川土手などの超有名撮影スポットをはじめ、良好な撮影スポットが豊富にあります。
①伊丹空港展望デッキ

伊丹空港ターミナル4階の展望デッキ。ANA側・JAL側双方にデッキがあり、自由に行き来できます。着陸ならANA側、離陸ならJAL側がおすすめ。フェンス手前に手すりがあるため、レンズをフェンスに近づけるのがちょっと大変。そらやんに会えます。
→伊丹空港展望デッキレビュー。デッキの様子や撮れる飛行機写真など
ここで撮れる写真例
②エアフロントオアシス下河原

- 場所 : 伊丹空港14Lエンド横
- 光線 : 早朝順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 無料駐車場あり
RWY14Lエンドにある公園。公園内やその周囲からRWY14着陸機やRWY32離陸機が撮影可能。タキシングも撮影できます。公園内には展望デッキもあり。離陸機を撮影する場合は公園からやや後方に下がって撮影すると綺麗な上がりが撮れます。
ここで撮れる写真例
③32Rエンド

- 場所 : RWY32Rエンド前の脇道
- 光線 : 午前順光
- 脚立 : 必要(4段以上)
- 駐車 : 駐車スペース無し
伊丹空港RWY32Rエンド前を通る脇道。RWY32R版の千里川みたいな場所で、RWY32R着陸機やラインアップが撮影できます。またB滑走路RWY32Lの離着陸機も撮影できるため、A・Bどちらの機体も狙えるのも魅力。フェンスを越えるには4段以上の脚立が必要です。
ここで撮れる写真例
④水門ポイント

- 場所 : 32Rエンドの脇道にある水門
- 光線 : 午前順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車スペースなし
32Rエンドの脇道にある東水門。誘導路が目の前にあるため大迫力。高いフェンスなので、大口径のレンズでボカすか隙間から狙います。壁が邪魔になり真横カットは撮れません。飛行機に近く、お手振りしてくれることもあります。撮影場所が狭く2人程度が限界。路上駐車はやめましょう。
ここで撮れる写真例
⑤千里川土手

- 場所 : 32L付近の千里川土手沿い
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : あるとベター
- 駐車 : 近くに駐車場あり
飛行機の聖地として名高い伊丹空港で最も有名な撮影スポット。着陸機がすれすれを迫り、超広角レンズでもはみ出すほど迫力があります。大迫力の着陸シーンのほか夜の撮影も人気で、正面に見える宝塚の街並みも印象的。タッチダウンやラインナップを撮影するなら脚立が必要です。近くにはコンビニ、コインパーキングもあり。
→「千里川土手」は飛行機ファンの聖地!アクセス方法もまとめて紹介
ここで撮れる写真例
⑥スカイランドHARADA

- 場所 : スカイランドHARADA
- 光線 : 午後順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車場あり(30分100円、最大料金500円、土日・祝日800円)
スカイランドHARADAは下水施設屋上にある公園。屋上にあるため空港全体が一望でき、アプローチ、タッチダウン、エアボーンなどが撮影可能。A滑走路の着陸機はタワーとも絡められます。自販機、トイレ、ベンチ、遊具などもあり、家族で楽しまる公園。駐車場の脇では、目線の高さで撮影できます。
ここで撮れる写真例
⑦伊丹スカイパーク

- 場所 : 伊丹スカイパーク
- 光線 : 午後順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車場あり(20分100円、最大料金なし)
伊丹スカイパークはB滑走路沿いに隣接する大型公園。公園内のどこにいても滑走路を見渡すことができます。公園内にはカフェや遊具もあり、ファミリーにも人気。北側エントランスには管制卓も展示されています。離着陸機を間近で撮影できる良好な撮影スポット。
→伊丹スカイパークで飛行機撮影しよう!アクセス方法や撮れる写真まとめ
ここで撮れる写真例
⑧猪名川土手

- 場所 : 猪名川土手
- 光線 : 午後順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車場無し
猪名川土手のRWY14Rエンド近く。土手の上から空港内が見渡せます。離陸機や着陸機の転がりなどが撮影可能。B滑走路を正面から見渡すことができ、正面からの離陸シーンも狙えます。近くにコンビニやトイレなどは無し。
ここで撮れる写真例
⑨昆陽池公園

- 場所 : 昆陽池公園
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 有料駐車場あり
RWY32運用時、離陸機の捻りを狙えるポイント。B滑走路の離陸機でレンズは900ミリ以上の焦点距離が必要。Aラン上がりの機体は遠すぎてちょっと厳しいです。
ここで撮れる写真例
➉瑞ヶ池公園

- 場所 : 瑞ヶ池公園
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 近隣にコインパーキングあり
昆陽池と同じように、RWY32離陸機の左旋回の捻りが狙えます。こちらはAラン、Bランともに狙えます。焦点距離はBラン500ミリ、Aランで900ミリ程度必要。
ここで撮れる写真例
⑪緑ヶ丘公園

- 場所 : 緑ヶ丘公園
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 近隣にコインパーキングあり
RWY32の離陸機が撮影できます。撮影場所が旋回地点に近いため捻りを狙うにはあまり向きませんが、離陸機の真横を撮影するのにいいポイントです。
ここで撮れる写真例
伊丹空港撮影ガイド

伊丹空港はRWY32運用の多い空港。
伊丹空港ではRWY32運用の日が約9割と言われており、多少の追い風程度ならRWY32で離着陸を行います。そのため14運用の日は中々なく貴重です。
A滑走路は1,828mと短いため、中・大型機はB滑走路で離着陸を行います。

伊丹空港は外周スポットが豊富にあるため、効率的に周るなら徒歩やレンタカーよりも自転車が便利。
伊丹空港周辺には24時間いつでも借りれるシェアサイクルが整備されています。

さらにシェアサイクルよりも便利なのが折りたたみ自転車。
折りたたみ自転車を1台持っておくと返却を気にせず、遠征で撮影ポイントを効率的に周れます。
軽量の降りたたみ自転車だと持ち運びも苦じゃないし、1台あると伊丹空港以外でもレンタカーや駐車場探しから解放されることもあるので助かります。
ちなみに僕が持ってる折りたたみ自転車はキャプテンスタッグの軽量タイプ。
10kg以下で超軽いので、ほんとオススメです。

飛行機撮影をもっと楽しむならエアーバンド。管制官とパイロットの交信を聴いていると楽しいですし、狙った飛行機の動きを知るのにも便利。IC-R6はエアーバンド受信機の中でも最安値レベルで手に入る高性能機種なので、初心者から上級者までおすすめです。
伊丹空港撮影ポイントまとめ

豊富な撮影ポイントが魅力の伊丹空港。千里川やスカイパークなどの魅力的な有名スポットでぜひ一度撮影してみましょう!