修行などでお馴染みのシンガポール・チャンギ国際空港は、プライオリティパスラウンジが11ヶ所もあるラウンジ天国。
この記事では、チャンギ空港に全部で11ヶ所あるプライオリティパスラウンジをまとめて紹介します。
各ラウンジの魅力や特徴に加えて、到着時に利用できるラウンジ、シーン別のおすすめラウンジなど、用途に合わせて利用できるようにまとめてあるので、利用される際の参考にしてください。
もくじ
【第1ターミナル】prioritypassラウンジ
第1ターミナルは、日本からだと主にJAL便搭乗者が利用するターミナル。
第1ターミナルでプライオリティパスが利用できるラウンジはどれもクオリティーが高く、チャンギ国際空港では1番当たりのターミナルです。
第1ターミナルにあるラウンジ
プラザプレミアムラウンジ
プラザプレミアムラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- オーダー式ミール(6:00〜23:00)
- アルコール(一部有料 6:00〜0:00)
- 仮眠ルーム(有料)
- マルチプラグ電源&BF電源
プラザプレミアムラウンジがあるのは、チャンギ国際空港の中では第1ターミナルだけ。
チキンライスや手巻き寿司などオーダー式で食べられる食事の質が高いのと、生ビールとワインが無料で飲めるのが特徴のラウンジです。生ビールが飲めるのはチャンギではここだけ。
深夜はオーダー式ミールとお酒は頼めないので、利用時間帯に注意しましょう。
◆第1ターミナル・プラザプレミアムラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
satsプレミアラウンジ
satsプレミアラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- ヌードルカウンター
- アルコール
- マッサージチェア
- マルチプラグ電源
JALの元指定ラウンジで、第1ターミナルにあるラウンジの中では1番スタンダードなラウンジ。
深夜時間帯の食事メニューは1番豊富です。sats名物のヌードルカウンターで作り立ての麺が食べられるのが特徴。
他のターミナルにあるsatsラウンジと比べると、第2ターミナル以上、第3ターミナル以下といった感じですね。
◆第1ターミナル・satsプレミアラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
dnataラウンジ(JAL指定ラウンジ)
dnataラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- JAL指定ラウンジ
- シャワー・トイレ
- アルコール
- マルチプラグ電源
現在のJAL指定ラウンジで、第1ターミナルのラウンジの中では1番クオリティーが高いラウンジ。
食事メニューはsatsプレミアラウンジやプラザプレミアムラウンジの方が上ですが、シャワールームの綺麗さとドリンクの充実度は1番上。シャワーを浴びたり、生ビール以外のお酒を飲むならこのラウンジですね。
◆第1ターミナル・dnataラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
【第2ターミナル】prioritypassラウンジ
第2ターミナルは、日本からだと主にANA搭乗者が利用するターミナル。
第2ターミナルでプライオリティパスが利用できるラウンジは、各ターミナルの中でも微妙なラウンジ。ANA利用者にとっては残念…と言いたいところですが、実は第2ターミナルにはプライオリティパスが使える唯一のレストランがあります。これがあるのは第2ターミナルのみで、しかもクオリティーが高いので是非利用したいお店ですね。
第2ターミナルにあるラウンジ
TGMレストラン
TGMレストランの基本情報
- トランジットエリア側
- 6:00〜1:00
- オーダー式ミール
- 指定のメニューが無料
- アルコール(有料)
- マルチプラグ電源
チャンギ国際空港でプライオリティパスが使える唯一のレストラン。
韓国・日本食レストランで、指定のメニューが無料で食べられます。食事のクオリティーはレストランだけあってラウンジよりも上。特にお刺身定食がおススメで、チャンギで食事をするならぜひ利用したいレストランです。
◆第2ターミナル・TGMレストランについてまとめた記事はこちら⬇︎
アンバサダートランジットラウンジ
アンバサダートランジットラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- アルコール(有料 6:00〜0:00)
- アイスクリーム
- マルチプラグ電源
アンバサダートランジットラウンジは、モスクのような雰囲気が特徴的なラウンジ。シャワールームは第2ターミナルの中では1番綺麗です。
アルコールは有料なので、お酒を飲みたい人は他のラウンジへ。
◆第2ターミナル・アンバサダートランジットラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
satsプレミアラウンジ
satsプレミアラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- ヌードルカウンター
- アルコール
- マッサージチェア
- マルチプラグ電源
第2ターミナルの中では、1番スタンダードで使いやすいラウンジ。ヌードルコーナーやマッサージチェア、ビジネスコーナーなどサービスや設備も充実しています。
チャンギにあるsatsの中では1番微妙な内観で、シャワールームは特に微妙。ただしsatsの中でビールが2種類飲めるのはここだけです。
◆第2ターミナル・satsプレミアラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
【第3ターミナル】prioritypassラウンジ
第3ターミナルは、日本からだとシンガポール航空の一部の便が利用するターミナル。
利用できるラウンジが多い事が魅力のターミナルです。ラウンジ数は最多の4ヶ所。しかもパブリックエリアで利用できるラウンジがあるのは第3ターミナルのみです。
第3ターミナルにあるラウンジ
アンバサダートランジットラウンジ
アンバサダートランジットラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- アルコール(有料)
- アイスクリーム
- マルチプラグ電源
ややこじんまりとしたラウンジですが、チャンギでアイスクリームが食べられるラウンジはアンバサダートランジットラウンジだけ。
食事メニューもそこそこありますが、アルコールは残念ながら有料となります。
静かなラウンジで、お洒落なビジネスコーナーがあるので、作業するにはよさそうです。
◆第3ターミナル・アンバサダートランジットラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
satsプレミアラウンジ
satsプレミアラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- ヌードルカウンター
- アルコール
- マッサージチェア
- マルチプラグ電源
satsプレミアラウンジは第3ターミナルの中で、1番おすすめのラウンジ。
吹き抜け構造で開放感もあり、各ターミナルにあるsatsプレミアラウンジと比べても1番クオリティーが高いです。
ヌードルカウンターやマッサージチェアもありますし、シャワールームのお洒落さと綺麗さはちょしたホテル並みです。
◆第3ターミナル・satsプレミアラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
dnataラウンジ
dnataラウンジの基本情報
- トランジットエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- アルコール
- BFタイプ電源(変換プラグ必要)
dnataラウンジは、第3ターミナルにあるラウンジの中で最も開放感のあるラウンジです。
食事メニューもそこそこ置いてありますし、お酒は第3ターミナルの中では1番豊富な品揃え。
電源がBFタイプなのと、ビジネスコーナーがないので、作業をするなら注意が必要です。
◆第3ターミナル・dnataラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
ザ・ヘブンラウンジ(パブリックエリア)
ザ・ヘブンラウンジの基本情報
- パブリックエリア側
- 24時間営業
- シャワー・トイレ
- オーダー式ミール
- アルコール(有料)
- BFタイプ電源(変換プラグ必要)
チャンギ国際空港で唯一パブリックエリアにあるラウンジなので、使い道が多いです。
アルコールは有料ですが、シャワールームがとても綺麗だったり、オーダー式ミールがあったりと、独特の良さがありますね。
比較的新しいラウンジなので、小規模ラウンジながら、カフェのような居心地の良さを感じるラウンジです。
◆第3ターミナル・THE HAVENラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
【第4ターミナル】prioritypassラウンジ
第4ターミナルは2017年にオープンした新しいターミナルで、キャセイ・大韓航空・ベトナム航空などが利用。他のターミナルとは独立しており、第4ターミナルから日本への直行便も無いため、日本人にとっては利用機会が少ないターミナルです。
まだ新しいターミナルのため、プライオリティパスが利用できるラウンジは1か所のみ。
第4ターミナルにあるラウンジ
ブロッサムラウンジ
BLOSSOMラウンジの基本情報
- 制限エリア側
- 24時間営業
- 利用時間は2時間まで
- シャワー・トイレ
- オーダー式ミール
- アルコール
- マルチプラグ電源&USB
シャワーや食事、アルコールと一通り揃っており、マルチプラグ電源完備と使い勝手のいいラウンジ。キャセイラウンジにシャワーがないので、oneworldステータスホルダーにとっても利用価値あり。
ラウンジ内の雰囲気も良く、オーダー式のミールもあったりと、第4ターミナルから出発ならぜひ利用したいラウンジですね。
◆第4ターミナル・ブロッサムラウンジについてまとめた記事はこちら⬇︎
到着時でも利用できるラウンジ
深夜到着で困るのが、市内までの交通費とホテルの宿泊代。しかしチャンギにあるトランジットホテルを利用する場合でも、僅か数時間の利用で5千円以上と、かなり高いです。
ホテルほど快適では無いにしても、もしもラウンジで朝まで過ごせたらかなり助かりますよね。ラウンジが使えたらシャワーを浴びて、ソファーで軽く仮眠を取って、ご飯を食べて朝から動けますからね。
という事で、チャンギ国際空港にある全プライオリティパスラウンジを到着時に利用可能かどうか、身体を張って検証してみました。
トランジットでは無く、純粋に到着時に利用できるかを今回実際に確認しました。
【第1ターミナル】
【第2ターミナル】
【第3ターミナル】
今回全てのラウンジでラウンジスタッフに確認したところ、上記のラウンジでは到着時に利用が可能でした。
アンバサダートランジットラウンジやdnataラウンジの場合、ターミナルによって利用できたりできなかったりするのが、ちょっと意外でしたね。
シーン別おすすめラウンジ
実際にチャンギ国際空港でプライオリティパスを利用する中で、人によって利用目的は変わってきますよね。
考えられるシーンとしては、こんなところでしょうか?
ラウンジ利用シーン
- シャワーを利用したい!
- 美味しいご飯が食べたい!
- お酒が飲みたい!
- 静かなラウンジで休みたい
- 変換プラグ無いけど充電したい・・・
『上記のような場面でラウンジを使いたいんだけど、どのラウンジがいいんだろ?』
そんな時にいちいち全部のラウンジを比較するのは大変ですよね。
そこで、利用シーンに合わせておすすめのラウンジを紹介します。
- ◎:絶対おすすめ!
- 〇:おすすめ
- △:ターミナル移動が面倒臭いなら
シャワーを利用したい
シャワーを利用するなら
シャワーを利用するなら、第3ターミナルのザ・ヘブンとsatsプレミアラウンジが断然綺麗でおしゃれですね。デザイナーズホテルのシャワールーム並み。第4ターミナルのブロッサムラウンジも最高ですが、他のターミナルからはアクセスできず。
第2ターミナルのアンバサダートランジットラウンジや第1ターミナルのdnataラウンジも清潔で広いシャワールームなので、おすすめです。
美味しいご飯が食べたい
ごはんを食べるなら
TGMとプラザプレミアムはオーダー式という事で、ラウンジ飯とは思えないクオリティー。ターミナルを移動してでも食べたいですね。
各ターミナルにあるsatsプレミアラウンジは料理の種類が豊富なので、移動するのはちょっと・・・って方はこちらでも。
お酒が飲みたい
第1ターミナルのdnataラウンジは種類が豊富、プラザプレミアムラウンジは生ビールが飲めるという事で超おすすめ。
第3ターミナルのdnataも第1ターミナルほどじゃないけど、ビールが2種類、ラム酒もあったりと種類は豊富。
satsは種類は少ないけど無料で飲めるので、特に拘りがなければこちらでもという感じですね。
静かなラウンジで休みたい
静かなラウンジなら
照明暗めで静かな環境のラウンジってあんまりなくて、第1ターミナルのdnataラウンジが一番いいですね。全体的に暗く、ソファーも大きいので。
プラザプレミアムラウンジも全体的に照明が暗く、入り口付近には5人掛けのソファーが、窓側に面した席はオットマンがあるので、これらのソファーは足を延ばして寝るにはぴったり。ただし埋まっちゃうことも多いです。
変換プラグ無いけど充電したい
【第1ターミナル】
【第2ターミナル】
【第3ターミナル】
【第4ターミナル】
このように、変換プラグ無しで利用できるマルチタイプの電源を備えたラウンジって意外と多いです。
複数のデバイスを充電するならUSBポートも備えたラウンジがおすすめですね。
チャンギ国際空港でプライオリティパスがあると快適な理由
プライオリティパスを保有していると、チャンギ国際空港では特にメリットが大きいです。
快適に過ごせる理由としては、
プライオリティパスのメリット
- プライオリティパスを使えるラウンジが多い
- ターミナル間の移動が自由
- 到着時も利用できるラウンジがある
- 宿泊代が節約できる
- JAL指定ラウンジが使える
この辺りが、特に大きなメリットですね。
チャンギ国際空港ではプライオリティパスが使えるラウンジが11ヶ所もありますし、ターミナルを移動すれば、ほぼ全てのラウンジを自由に使えます。
到着時に利用できるラウンジも沢山あり、例えば深夜到着便だと市内までのタクシー代や宿泊代も高いですし、チャンギ空港内のトランジットホテルも高いです。朝まで僅か4時間くらいのために1万円近く払うのは嫌ですよね。到着時にラウンジが使える事で宿泊代や交通費、食費が節約できるのは大きなメリットかなと思います。
プライオリティパスが使える第1ターミナルのdnataラウンジは、JALの指定ラウンジとなっています。自分はエコノミーなのに、プライオリティパスでJALのビジネスクラス利用者や上級会員の方と同じラウンジを使えるのは、ちょっとした優越感があります。笑
プライオリティパスを使うときの注意点
プライオリティパスを使う際の注意点を覚えておきましょう。
- ラウンジ利用は最大3時間まで(ブロッサムラウンジは2時間)
- チャンギの手荷物検査は搭乗直前(第4ターミナルはイミグレーション前)
チャンギに限らず、プライオリティパスではラウンジ利用時間は最大3時間までとなっています。チャンギ国際空港にはプライオリティパスが使えるラウンジが沢山あるので、3時間経ったら別のラウンジに移動しましょう。
またチャンギ国際空港は他の空港と違って、手荷物検査のタイミングは飛行機に乗る直前。なので搭乗時間ギリギリにラウンジを出ると手荷物検査が間に合いません。
搭乗時間の30分前など、余裕を持ってゲートへ向かいましょう。
おわりに
今回紹介したプライオリティパスラウンジの中には、航空会社のビジネスクラスラウンジレベルのものもあったりして、チャンギは本当にプライオリティパス天国。
シンガポールといえば私を含め、JGC修行やSFC修行定番の聖地なので、現在修行中の人や解脱した人など愛着がある方も多いんではないでしょうか。そんな修行僧にとって、コストを抑えたり、空港での待ち時間が快適になるプライオリティパスは必須の存在。
特に現在修行中だったり、これから始めるなら何回か訪れる事になると思いますし、ラウンジを活用すれば食費や宿代まで浮かせられるので、お得に過ごせます。
まだプライオリティパスをお持ちでない方は、年会費10,800円の楽天プレミアムカードを作れば、通常4万円以上するプライオリティパスが無料で手に入ります。
◆プライオリティパスとは?
プライオリティパスとは、世界中(140カ国以上)にある1200カ所以上のビジネスクラスラウンジが無料で利用できるカードです。
プライオリティパスがあれば、エコノミーやLCCでも提携のラウンジが使えるようになります。
楽天プレミアムカードでは、今なら最大10,000円分のポイントがもらえる超お得なキャンペーンを期間限定でやっていて、実質無料でプライオリティーパスが手に入るので、旅行好きの人は入っておくといいですよ。
空港での待ち時間が快適に過ごせます。
◆楽天プレミアムカードの入会はこちらから⬇︎
海外旅行先でのスマホやWi-Fiルーターの充電には、変換プラグが欠かせません。
世界中のコンセントで使えるマルチタイプの変換プラグを用意しておくと、海外旅行がグッと快適になりますよ。