日本を代表する国際空港である成田空港。
成田空港はさすが国際空港だけあって、展望デッキからは色々な国の飛行機を見ることができて楽しいですよね。
現在成田空港には3つのターミナルがあり、第1ターミナルと第2ターミナルには展望デッキが設けられています。
今回はその中のひとつ、成田空港第2ターミナルの展望デッキで撮影できる飛行機写真について紹介します。
この記事では、成田空港第2ターミナルにある展望デッキから撮れる飛行機写真や展望デッキの場所、入れる時間帯、撮影のポイントなどについてお伝えしていきます。
第1ターミナル展望デッキについては、こちらからどうぞ⇓
『成田空港第1ターミナル展望デッキで撮れる飛行機写真はどんな感じ?』
もくじ
成田空港第2ターミナル展望デッキってどんな場所?
成田空港第2ターミナル展望デッキの紹介

成田空港第2ターミナルには、展望デッキが北側と南側の2ヶ所あります。
展望デッキからは、駐機している飛行機の他、タキシングしている機体や、望遠レンズを持っていればB滑走路に着陸する直前の機体も撮影する事ができます。
B滑走路からは距離が離れているので、着陸機がタッチダウンする瞬間や離陸機などは撮影する事ができません。

サテライトビルが邪魔になっており、あまり見通しがいいとは言えないですね。
第2ターミナルの展望デッキは第1ターミナルの展望デッキと比べると迫力ある離着陸の瞬間を見たい方にとってはちょっと物足りないかもしれませんが、第2ターミナルの展望デッキからしか撮れない写真もありますので、ぜひ撮りに行ってましょう。

こちらは南側の展望デッキ。
展望デッキからは滑走路が見えないため、ちょっと物足りないですね。
タキシングしている機体の撮影や駐機している機体の撮影がメインになります。

こちらは第2ターミナル北側の展望デッキです。
南側の展望デッキとほぼ同じ作りですね。
こちらの北側展望デッキでは、遠くの方にB滑走路のエンドが見えます。
南側展望デッキと同じように転がりや駐機とともに、北風運用時は着陸機を撮影する事ができます。
どちらのデッキもワイヤーフェンスでは無く金網型のフェンスなので、フェンスをボカすか、フェンスの一部に空いている穴からレンズを差し込んで撮影しましょう。
展望デッキ内にお手洗いはありませんが、ターミナル内にあるのでそちらを利用する事ができます。

デッキの入り口付近には成田空港に乗り入れている航空会社が紹介されています。
全ての航空会社をコンプリートしてみたいですね。
撮影に向いている時間帯
午前中は逆光です。お昼頃から順光で撮影する事ができます。
成田空港第2ターミナル展望デッキの場所とアクセス方法

成田空港第2ターミナルにある展望デッキは地図のこの辺りになります。
滑走路との位置関係でみると、展望デッキのある場所はB滑走路34Rの南側辺りですね。

第2ターミナル展望デッキは、成田空港第2ターミナルビル4階のこの場所にあります。
展望デッキに入れる時間は?

夏と冬で開放時間が変わってきます。
展望デッキ開放時間
- 4月1日〜9月30日 6:30〜21:00
- 10月1日〜3月31日 7:00〜21:00
成田空港第2ターミナルの展望デッキからはどんな写真が撮れる?

成田空港第2ターミナル展望デッキから撮影できる飛行機写真を紹介します。
成田空港第2ターミナルの展望デッキでは、主に次のような飛行機写真を撮影する事ができます。
展望デッキから撮れる飛行機写真
- B滑走路着陸直前の飛行機
- 着陸機のスポッティングカット
- 駐機中の機体
- タキシング中の機体
それでは展望デッキから撮れる飛行機写真を順番に見ていきましょう。

B滑走路から離れており、障害物もあるためタッチダウンの瞬間は撮影する事ができませんが、着陸直前の機体を撮影する事ができます。

このシーンを撮影する事ができるのは北風運用の34R使用時ですね。

北風運用時はB滑走路への着陸機のスポッティングカットも撮影することができます。

着陸機との距離があるため400ミリから500ミリ程度のレンズが必要になりますが、邪魔になるものはないのでスポッティングカットを撮影するのにはぴったりですね。

スポッティングカットだけでなく、前がちでの撮影も。

駐機中の機体であれば、大きなズームレンズを持っていなくても余裕で撮影する事ができますね。

夜も展望デッキは開放されているので、このようにバルブ撮影を行うこともできます。

第2ターミナルの展望デッキはサテライトの建物が邪魔であまり見通しがよくないんですが、サテライトを避けるようにして撮影すれば、見通しの悪さを感じさせないような写真にする事ができます。

色々と障害物があるため転がりのスポッティングカットを撮影するのは中々難しいです。

うまい具合にサテライトとデッキの間をタキシングしてくれれば、スポッティングカットも撮影する事ができます。
撮影に必要なポイント
撮れるタイミング(風向き)は?
B滑走路34Rの着陸機を撮影するなら北風運用時ですね。
必要レンズ
転がりなら100ミリから300ミリ、34R着陸機なら400ミリから600ミリ程度必要です。
撮影時の注意点

成田空港第2ターミナルにある展望デッキのフェンスは金網フェンスですが、撮影用の穴が開いている場所はあまり多くありません。
撮影者が多いと良い撮影場所は空いていない事も。
またA滑走路の離着陸機を撮影するのはほぼ不可能なので、どうしても撮りたい機体がある場合はどちらの滑走路に降りるのかしっかりと調べましょう。
おわりに

成田空港第2ターミナルの展望デッキは第1ターミナルの展望デッキに比べるとちょっと見通しは悪いですね。
しかしB滑走路に降りる飛行機のスポッティングカットが撮影できる貴重な撮影スポットでもあります。
次回成田空港に行かれる際は、ぜひカメラとレンズを持ってこちらの展望デッキで飛行機を撮影してみてくださいね。
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