飛行機を撮影しよう!流し撮りのコツと方法をわかりやすく解説!

流し撮り

カッコいい飛行機は好きですか?私は大好きです!

飛行機写真の中でも、流し撮りで撮られた写真っていうのはスピード感があってとてもかっこいいですよね。

でもいざ流し撮りで飛行機を撮ってみてもブレてしまったり、流し撮りで何枚も写真を撮ったのに1枚も成功しなかったなんてよくある話ですよね。

中には流し撮りが苦手なあまり、無理やりISOを高感度にして撮影してる人なんかもいたりします。

そこで今日は上手に流し撮りで撮影する方法やコツ、カメラの設定などを紹介したいと思います。

飛行機を流し撮りで撮影する方法

せっかちな人向けに簡単に言っちゃうと、設定では暗い場面ではF値を解放シャッタースピードを1/250〜1/10あたりで、ISOはノイズの出具合をみながら、シャッタースピードとISOを相談して設定を決めて下さい。

あとは動いている機体をファインダー内で止まるように上手にカメラを振って連写で撮影するだけです。

これじゃ撮れないよ!って人や興味がある人は続きもご覧ください。

流し撮りとは?

シャッタースピードを遅くして、動いている対象にカメラを追従させながら撮影することで、被写体を固定したまま背景をブラす撮影方法です。

撮影対象のスピード感を強調したり、暗い場面で明るさを確保するために有効な方法です。カメラを振って背景を流しながら撮影するので流し撮りと呼ばれています。

うまく撮影できると背景は流れつつ、被写体がピタっと止まった写真になります。

しかし流し撮りの撮影では直線的に動く機体に対して、自分自身は動かずに体を回転しながら撮影するので、機体との角度は常に変化します。

そのため例えばコクピットに合わせて追いかけると、角速度の関係でコクピットがピタっと止まっていたとしても尾翼の方は必ずブレてしまいます。

自分が飛行機と同じスピードで並走しながら撮影すれば角度は変化しませんが、こんなこと人間には不可能ですよね。

それでもコクピットと尾翼、両方ともブレずに止めて撮影したい場合、真横カットであればある程度防ぐ事はできます。

どんな場面で使う?

一般的には被写体のスピード感を強調するために用いられる事が多いですが、特に飛行機撮影においては夕暮れや夜間など明るさが足りない場面で写真を明るくするために使う事が多いです。

暗い場面で適正露出にしてあげるためにはシャッタースピードを遅くするか、絞りを解放するか、ISOを上げる方法がありますが、絞りをそのレンズが持っている最大まで解放してもまだ暗い場合、シャッタースピードISOで対応することになります。

ISOはシャッタースピードを落とさずに写真を明るくする事ができますが、ISOを上げていくとノイズが発生します。

ノイズの少ない綺麗な写真を撮るためにはシャッタースピードを遅くするしかなくなるので、結果的に流し撮りで撮影ることになります。

カメラの基本設定

カメラの設定はシャッタースピード1/250〜1/10あたりが基本になります。

レンズによって解放F値が変わってくるのと、ISOを上げた時の持っているカメラのノイズの出具合どこまでの低速シャッターならブラさないで撮影できるか自分と相談しながら外の明るさに合わせて設定を決めていきましょう。

流し撮りはそもそもブレやすいので撮影は必ず連写で行いましょう。

被写体ブレを防ぐためには

流し撮りのコツ

流し撮りを上手にするコツとしてはまずは撮影する時の姿勢です。

足を肩幅まで広げ、下半身をどっしりと構え体を安定させます。

被写体が来たら腰で上半身を回転させながら、被写体の方に向きましょう。

顔を被写体に向けるのではなく、腰の回転を使って被写体の方に向きます。腰を回転させて上半身の軸はあまり動かさないイメージです。

カメラを被写体に向けたら、被写体の動きに合わせて腰を回転させながら撮影しましょう。

何度もいいますが、大切なのは腰の回転を使って上半身の軸はブレないようにすることです。撮影中も上半身の軸がブレていないか意識してください。

被写体を追いかける時に上半身の軸を意識しないで腕だけで撮影するとまず失敗します。

次に被写体を追いかける時は被写体のある一点に集中して捉える事を意識することで成功率が上がります。

飛行機なら飛行機全体を見ながら追いかけるよりも、もっと細かい部分、例えば窓だったり、主翼だったりを同じ位置で捉え続けるように追いかけると、ピタっと止まりやすくなります。

また撮影中は呼吸を止める事も安定につながります。これらの点を意識して撮影するだけでも成功率はあがると思います。

また流し撮りでは何度も試し撮りをしながら適切な設定を見つける事も大切です。

夕暮れや明け方では刻一刻と明るさは変化していきますし、カメラやレンズによっても撮影環境は大きく変わるからです。

またその人の技術によっても耐えられるシャッタースピードは変わってきますので、そのあたりを確かめるためにも試し撮りは重要です。

流し撮りを上手に行うためのコツをもう一つ、それは練習と場数です。

流し撮りは腕によるところが大きいので、とにかく流し撮りが上手になるためには練習と場数が必要です。

練習といってもただ漠然と撮影していても上手にはなりませんが、注意点をしっかり意識しながら何度も何度も撮影していると徐々に成功率が上がってきます。本当です!

同じシャッタースピードで撮影してても10カット撮影して1枚成功するかしないかだったのが、流し撮りに慣れてくると成功するのが2〜3枚になったりします。

F値を極端に絞れば昼間でも流し撮りの練習はできますので、どんどん練習しましょう。

練習を続けて流し撮りに慣れてきたらシャッタースピードを徐々に落として練習してみましょう。

シャッタースピード1/30で連写で撮影してみて成功写真が出るようになってきたら中々いいと思います。

手ブレ補正のレンズを使う

手ブレ補正のあるレンズを使用する事で流し撮りの成功率は上がります。

特に高品質なレンズでは手ブレ補正に複数のモードがあり、流し撮り対応のモードがあるレンズもあるので、そういったレンズを選びたいところです。

最近のレンズは手ブレ補正が付いているものも多いですが、複数の手ブレ補正モードがあるのか何段分の手ブレ補正効果があるのかといったところも確認するといいと思います。

私が使っているCANONのレンズは手ブレ補正が4段分もあり、大きな手ブレ補正効果があります。

高感度に強いカメラの使用

被写体ブレを防ぐには高感度に強いカメラを使用するのも1つの手です。ISO感度を上げるとノイズが発生しますが、ノイズの出方はカメラによって大きく変わります

高感度が苦手なカメラであればISO3200程度まで上げて撮影するとザラザラとしたノイズが出てひどい画質になりますが、高感度に強いカメラならISOを3200まで上げてもあまりノイズが目立ちません。

そのため高感度に強いカメラであればその分シャッタースピードを速くすることができるのでブレにくくなります。

おわりに

流し撮りは練習すればするほど上手になります。昼間でも練習できるので、どんどん練習しましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、今回お伝えしたコツを意識して撮影する事で、より上手に撮影する事ができると思います。

背景が流れて被写体がピタっと止まった写真は見ていて気持ちいいですよね。

真横であれば飛行機のレジまでしっかり読めるくらいまで止まって写っていたら完璧です。ぜひ頑張って撮影してみてください。