こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。
今回は青森県にある三沢基地(空港)の飛行機撮影スポットをまとめました。
もくじ
三沢基地(三沢空港)撮影ポイントMAP
三沢基地/三沢空港基本情報
飛行場データ
空港コード(ICAO/IATA) | MSJ/RJSM |
運用時間 | 24時間 |
三沢空港HP | 三沢空港公式サイト |
航空自衛隊三沢基地HP | JASDF 航空自衛隊 三沢基地公式HP |
アメリカ空軍三沢基地HP | USAF Misawa Air Base |
滑走路 | 3,050×45(10/28) |
航空管制周波数 | APP/RDR : 317.8 261.2 362.3 120.7 120.1 TCA : 124.05 288.1 DEP : 363.8 125.3 TWR : 315.8 236.8 236.6 126.2 118.1 138.05 247.0 123.1 GCA/RDR : 258.2 261.0 270.8 289.4 335.8 335.6 134.1 139.4 125.15 127.95 GND : 275.8 126.2 118.65 ATIS : 128.4 315.35 MET : 344.6 |
飛行場図
三沢基地/三沢空港撮影スポット
アメリカ空軍・日本航空自衛隊・三沢空港との軍民共用空港である三沢基地。滑走路は東西に伸びた約3,050m(RWY10/28)の滑走路が1本あります。旅客ターミナルは滑走路の南東端(RWY28側エンドの南)にあり、民間機ではJALが就航しています。飛行場敷地の大半を占める三沢基地には、アメリカ空軍F-16CM/DM戦闘機部隊の2個飛行隊(第35戦闘航空団 第13・14戦闘飛行隊)と、日本航空自衛隊F-35A戦闘機部隊の2個飛行隊(第3航空団 第301・302飛行隊)が配備されており、同一の基地に日・米の戦闘機が配備された稀な基地。そのほかにも日本航空自衛隊のE-2C/Dやアメリカ海軍のEA-18Gなども配備された重要なエアベースです。
①三沢空港展望デッキ
- 場所 : ターミナル3階展望デッキ
- 光線 : 昼順光
- 料金 : 100円
- 駐車 : 無料
- 環境 : トイレ・ベンチ(ターミナル内にはレストランと売店)
三沢空港ターミナルにある展望デッキ。三沢基地の滑走路を見れるのはここしかなく、離着陸機のほか転がりやラインナップなども撮れる貴重なスポットです。入場には100円必要。デッキにはトイレとベンチが、ターミナル内には売店やレストランあり。
◆三沢空港展望デッキについての記事はこちら⬇︎
→三沢空港(基地)展望デッキガイド。滑走路が見える唯一のビュースポット
ここで撮れる写真例
②三沢航空科学館
- 場所 : 博物館横の大空広場
- 光線 : 早朝順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 無料
- 環境 : トイレ・自販機・カフェ
三沢航空科学館前にある大空広場から滑走路28(西風運用)への着陸機が撮影可能。館内にある展望フロアはガラス越しとなるので、撮影なら広場がおすすめ。大空広場の西側からは基地内が見えますが、ここから基地内の撮影は禁止されているので撮らないように注意。航空博物館なので、館内外にある展示機の撮影も楽しめます。
◆三沢航空科学館についての記事はこちら⬇︎
→三沢航空科学館レビュー。豊富な展示機と体験アトラクションで大人から子供まで楽しめる
ここで撮れる写真例
③コンビニポイント
- 場所 : 28エンド近くにあるコンビニ周辺
- 光線 : 昼順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 可能
- 環境 : 目の前にコンビニ
滑走路28エンド近くの県道170号線の交差点にあるコンビニ周辺が撮影ポイント。昼順光で西風運用時に28着陸機が撮影できます。車で行く場合は、農家の方やコンビニ利用者の邪魔にならないように配慮をお願いします。
ここで撮れる写真例
④草地ポイント
- 場所 : 姉沼へ続く道にある草地
- 光線 : 昼順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車スペースあり
- 環境 : 周囲に何も無し
姉沼へ続く道の滑走路10エンド付近にある草地が撮影ポイント。東風運用時に着陸機を撮るのにいいスポットです。草地はデコボコしてるので、車で行く場合は運転に注意してください。
◆草地ポイントについてまとめた記事はこちら⬇︎
ここで撮れる写真例
⑤姉沼ポイント
- 場所 : 姉沼近く
- 光線 : 早朝・日没直前順光
- 脚立 : 不要
- 駐車 : 駐車スペースあり
- 環境 : 周囲に何も無し
三沢空港の西側にある姉沼付近から滑走路10へのアプローチ機を撮影できます。電線が邪魔になりやすいので注意。周回進入してくる機体と夕日を絡めた写真を撮ることもでき、ドラマティックな写真が狙えます。
◆姉沼ポイントについてまとめた記事はこちら⬇︎
ここで撮れる写真例
三沢基地撮影ガイド
三沢基地の最寄り駅は青い森鉄道の三沢駅で、駅から基地までは徒歩だと約60分、ホテルのある三沢市内中心部からも徒歩で約30分ほどかかります。三沢空港から駅や市内を結ぶバスもありますが、本数はあまり多くはないのでレンタカー利用がおすすめです。
三沢基地はアメリカ空軍の戦闘機部隊や航空自衛隊の最新鋭の戦闘機が配備されている重要な基地です。F-35A、F-16CM/DM、EA-18Gなどの機体が撮影できるのが魅力ですが、その分他の基地と比べてセキュリティーは高く、滑走路が見えるのは展望デッキくらいしかありません。展望デッキがある民間機用の空港ターミナルとエプロンは基地の東の隅にあり、基地エリアとは可動式ゲートで隔たれるのも特徴のひとつ。展望デッキから見えるのも滑走路と誘導路の一部のみで、メインとなる基地側のエプロンエリアは木が邪魔をしてほとんど見えません。三沢航空科学館の大空広場西側にあるフェンス際からは基地内が見えますが、そこは撮影が禁止されています。
飛行機撮影では、撮影時にモタつかないSDカードを絶対使いたいところ。
TranscendのClass10 UHS-I対応SDカードは、何度もデリート&書き込みを行ってもエラーが発生しない安定したSDカード。書き込みも、7D Mark2の連写でも全くモタ付かないので安心感が違います。32GBで800枚ほど撮影できるので、僕は予備を含めて1日3枚ほど用意しています。
軍用機を撮影するならエアーバンドは必須装備。軍用機はフライトレーダーに映らないので、エアーバンドで動きを掴みたいところ。
特に三沢基地では滑走路やエプロンがほぼ見えないことで、エプロンの様子や滑走路に展開する消防車の動きでのフライトの判断ができないため、飛ぶかどうかはエアバンドを聴いての判断にかかってきます。この記事では三沢基地の周波数も紹介しているので、それを参考に聴いてみてください。
僕も使っているIC-R6はエアーバンド受信機の中でも最安値レベルで手に入る高性能機種なので、初心者から上級者までおすすめです。
三沢基地(三沢空港)撮影ポイントまとめ
基地内の景色と絡めた撮影は展望デッキくらいしかない三沢基地ですが、撮影できる機体は魅力的な機体が多いので、特にミリタリーファンにはおすすめの空港です。
青森県には青森空港もあるので併せてどうぞ!
展望デッキだけでも充分撮影が楽しめる!