バンコク・スワンナプーム空港では、空港内を見渡せる飛行機撮影スポットというのは意外と少ないです。
しかし今回紹介するシアムマンダリナホテル(旧グランドインカムホテル)は、ホテルの部屋から滑走路を見渡すことができる絶好の飛行機撮影スポット。
風向きに関係なく離着陸機や転がりが撮れるということで、スポッターにも大人気のホテルです。
今回は、そんなシアムマンダリナホテルの魅力を紹介したいと思います。
もくじ
シアムマンダリナホテルはスポッターの聖地

シアムマンダリナホテルは、スワンナプーム空港のすぐ西側に位置するホテル。
以前はグランドインカムホテルという名前でしたが、その名前の頃から飛行機スポッターには有名なホテルでした。

シアムマンダリナホテルの魅力は、なんといってもこの眺望。
バンコク・スワンナプーム空港の外周スポットには、空港内を見渡せる撮影スポットがあまりないんですが、

シアムマンダリナホテルでは、部屋から空港内を見渡すことができるんです。
さらにホテルの部屋に居ながら、飛行機を撮影できるという点も魅力。

タイでは外周スポットの撮影は暑さが本当にキツいので、空調の効いた部屋から撮影できるというのが、素晴らしいところ。
これに慣れてしまうと、他の場所で撮影できないくらい快適なので、飛行機スポッターにも大人気。
シアムマンダリナホテルは、スワンナプーム空港におけるスポッターの聖地ともなっています。
シアムマンダリナホテルへのアクセス
シアムマンダリナホテルがあるのは、地図のこちらの場所。
スワンナプーム空港の西側に位置し、公共交通機関でのアクセスは難しいため、送迎サービスを利用するか、タクシーで行くのがおすすめ。
空港からホテルまでタクシーで約150〜200バーツ(約500〜700円)程度です。
シアムマンダリナホテル外観

シアムマンダリナホテルは、結構大きめのホテル。
やや古いホテルですが、見た目は全然綺麗です。

シアムマンダリナホテル名の看板。

以前のグランドインカムホテルで覚えている人も多いため、グランドインカムホテルの名前でも表示がありました。

ホテルのエントランス。
階段の横にはスロープもあり。

シアムマンダリナホテルのロビー

ロビーは明るく開放的。ぱっと見た感じでは、あまり古さは感じません。
外が非常に暑かったので、冷房が効いていて癒されますね。

レセプションでチェックイン。
チェックインの際は、滑走路ビューの部屋が取れているか確認しましょう。

ウェルカムドリンクのお茶のサービス。
シアムマンダリナホテルの客室と設備

こちらが滑走路ビューの部屋。
窓を開けるとむわっとした空気が入ってきますが、空港内がよく見えます。
カーテンを開けると全面空港ビュー。

飛行機を撮るなら、こちらの窓側の席が定位置。
座り心地の良いソファーがGood。

ふかふかで綺麗なベッド。
ベッドの前にはテレビとデスクもあります。

部屋は全体的に清掃が行き届いており、古さはあまり感じませんが、水回りはちょっと古さを感じます。

バスルームにある洗面台。

歯ブラシなどのアメニティーはひと通り揃ってます。

無料のミネラルウォーターが2本。

無料サービスのコーヒー。
シアムマンダリナホテルの朝食

シアムマンダリナホテルで滑走路ビューの部屋を予約すると朝食が付いています。
朝食は1階のレストランで、ビュッフェスタイル。

ビュッフェカウンター。

メニューはあまり多くはありませんが、定番のものは大体ありました。
シリアルや牛乳、カットフルーツ、ハムやソーセージ、スクランブルエッグ、焼きそば、ライス、フライドポテト、スープ。

サラダコーナー。

カットフルーツはスイカとパイナップル。

オレンジジュース、りんごジュース、コーヒー、紅茶。

目の前で目玉焼きやスクランブルエッグなど、好みで調理してくれるエッグステーション。

ひと通り盛り付けてみました。
シアムマンダリナホテルで撮れる飛行機写真

シアムマンダリナホテルの滑走路ビューの部屋からは、このようにスワンナプーム空港内が見渡せます。

目の前には西側の滑走路01L/19R。
シアムマンダリナホテルは、スワンナプーム空港西側滑走路のちょうど中央付近に位置しているため、
風向きに影響されず、どちらの運用でも撮影できるのが素晴らしい点。

この日は19R着陸の南風運用でした。
やや遠いですが、アプローチしてくる機体もよく見えます。

着陸してきた機体は目の前を通るため、スポッティングにもベスト。
ちょうど機体が真横を通る場所では、木や照明など邪魔になる物もないので、撮影に集中できます。

誘導路に入るところもバッチリ見えます。

誘導路に入るとターンして、ターミナル方面へ。

再度目の前を通るので、ポートサイド、スターボードサイドどちらもとれるのがいいですね。

滑走路エンドは遠いため、スポッティングがメインになります。

距離はやや離れているため、フルサイズ換算で400〜500ミリは欲しいところ。

ターミナルとの絡みなんかもおもしろいです。

シアムマンダリナホテル撮影ガイド

シアムマンダリナホテルから撮影する上で、撮影のポイントとなる情報をまとめました。
- 南風・北風運用どちらもOK
- 01L/19R離着陸機
- スポッティング写真
- 午後順光
- レンズは400〜500ミリ程度
- 部屋から撮影可能
サイアムマンダリナホテルから撮影できるのは、01L/19Rの離着陸機。

ホテルから撮影するには、予約時に空港ビューの部屋を予約する必要があります。
窓は自由に開けることができるので、ガラス越しにならないで撮影できるのがメリット。
もし鍵が掛かっていた場合は、ホテルのスタッフに言うと解錠してくれます。

ホテルの部屋から空港まではやや距離があるのは、ちょっと残念な点。

このように、時間帯や日によってはガスやメラメラが気になることもあります。
あとはホテルからコンビニが遠いので、買い出しが若干面倒。
ホテルの向かいにセブンイレブンがあるんですが、目の前が大通りのため、南側の歩道橋から周っていかないと行けないため、徒歩10分ほどかかります。
ビールなどはチェックイン前に調達しておくと楽ちんです。
シアムマンダリナホテルまとめ

空気が澄んでないとちょっと残念ですが、それでもスワンナプーム空港で飛行機を撮影するなら、シアムマンダリナホテルはベストな場所。
せっかく遠征に出かけたなら、空港内の景色とともに絡みを撮りたいですもんね。
暑さを凌ぎながら空調の効いた部屋で快適に撮影できるのも大きなメリット。
ビールを飲みながら、ゆったりスポッティングできるのは、なんとも幸せな時間です。
◆スワンナプーム空港の飛行機撮影スポットをまとめた記事はこちら⬇︎
→【タイ】スワンナプーム国際空港撮影スポットガイド Suvarnabhumi Int’l Airport Spotting Guide