羽田空港撮影スポットガイド!城南島海浜公園を徹底解説

こんにちは、ヒコ太郎です。

今日は羽田空港の撮影スポットの中でも、特に有名な城南島海浜公園について紹介したいと思います。

城南島海浜公園と言ったら、一度は聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか?えっ知らない?

それでは今日は、まだ城南島海浜公園を知らない方のために、『ここで撮れる写真はどんな感じ?』や、『城南島海浜公園まではどうやって行くの?』など、飛行機撮影で気になる情報を順番に解説していきたいと思います。

では早速順番に見ていきましょう。

城南島海浜公園ってどんな場所?

城南島海浜公園について紹介

城南島海浜公園は羽田空港の北東部、B滑走路の延長線上にあります。

羽田空港にある飛行機撮影スポットの中でも、この城南島海浜公園は飛行機との距離の近さで有名です。

伊丹の千里川や成田のさくらの山と同じくらいの近さで、飛んでいる飛行機を間近に眺めることができます。

公園内は広く、キャンプ場やバーベキュー広場、ドッグラン、人工海浜などもあるため、週末はカップルや家族連れなど多くの人達で賑わっています。

公園内には売店や自販機、移動販売車もあるため、長時間の飛行機撮影においても食事や飲み物などの心配はありません。

もちろん飛行機撮影でも有名なスポットなので、沢山の家族連れがいる中で飛行機を撮影していても、同じような人達が沢山いるので全く恥ずかしくないですよ。公園なのでトイレもあるので安心です。

公園の全体図はこんな感じで、つばさ浜側から飛行機を撮影することができます。

つばさ浜から空港側をみると近さがわかりますね。

公園の西側に行くと、東京タワーや東京ベイブリッジもみることができます。

飛行機を撮影しなくても、この景色だけで楽しめますね。

撮影に向いている時間は?

光の当たり方は午前は逆光気味で、午後から順光になります。

特におすすめの時間帯は夕方で、いい感じに機体に光が当たります。

城南島海浜公園までの行き方

城南島海浜公園までは車かバスで行きましょう。

車で行く場合

場所

〒143-0002 東京都大田区城南島4丁目2−2

駐車場について

駐車場は公園内に2か所あります。

利用時間は7:30~21:00で時間外の出入庫はできません。

料金は下記参照。第1、第2駐車場とも同一料金です。

バスで行く場合

アクセス

京急線 平和島駅より森32系統(城南島循環)乗車、城南島四丁目下車して徒歩3分

バスの本数は時間帯によりかなり極端なダイヤなので、時刻表をのせます。

行く前に時間をよく確認してください。日曜、祝日は特に注意が必要です。

平和島駅からバス停までの行き方を解説

平和島駅からバス停まで少し距離があり、ちょっとわかりにくいので、バス停までの行き方を説明します。

まず改札を出たら、ここにでるので左に曲がります。

左に曲がると正面に高架が見えますね。

すぐ右側に横断歩道があるので渡ります。

横断歩道を渡って、そのまま高架の下を通ります。

横断歩道を渡ったら右へ進みます。

まっすぐ進むと環七通りに出るので、横断歩道を渡らずに左へ進みます。

横断歩道を渡らずに左を見るとこんな感じ。バス停が奥に見えてきました。

こちらがバス停です。森32系統(城南島循環)を待ちましょう。

バスの本数は少ないので気を付けましょう。昼の時間帯は1時間に1~2本しかバスはありません。

バスに乗ったら城南島四丁目で降ります。バス停の奥に見えるのが、目的地の城南島海浜公園です。

こちらが平和島駅方面へ戻る帰りの時刻表。本数が少ないので、帰る際はバスの時間を調べておきましょう。

どんな写真が撮れる?

南風運用時B滑走路の着陸をアクションカットで

南風運用時、B滑走路の22は着陸で使われますが、こちらに降りてくる飛行機をアクションカットで撮影する事ができます。

B滑走路はシンガポールやベトナムなど南方面からの飛来機が特に多いです。

城南島海浜公園はB滑走路の延長線上のほぼ直下に近いため、腹下気味にはなってしまいますが、その分飛行機との距離も近いため、迫力のあるアクションカットを撮影するのに最適です。

前がちや、飛行機との距離が最も近くなる真横、後追いからの着陸など、どれを撮っても絵になります。

地上との距離が近いために、地上のものと絡めて撮影してもおもしろいですね。

おすすめは光線の状態が良くなる夕方の時間帯。

光が横から当たるので、飛行機のお腹の方まで光が当たり、機体のディテールがしっかりと表現できます。

空の色が青から黄色、紫へと変化していく色のグラデーションは、少しの間時間を忘れさせてくれます。

城南島海浜公園は初心者の方に特におすすめ

城南島海浜公園での撮影は、飛行機撮影初心者にもおすすめです。

城南島海浜公園が飛行機撮影初心者におすすめな理由
  • 飛行機との距離
  • 障害物が少ない
  • 焦点距離を変えながら色々な構図で撮影できる

ここの城南島海浜公園は飛行機撮影の初心者の方にもおすすめです。

ここを初心者の方にオススメする理由は、飛行機との距離と障害物の少なさ、焦点距離を変えながら色々な構図で撮影できる点です。

飛行機と距離が近い

まずは飛行機との距離の近さです。

城南島海浜公園は飛行機との距離がとても近いため、キットの望遠ズームレンズや標準ズームレンズで充分撮影する事ができます。

何十万もするような高価なズームレンズがなくても全然撮影できてしまうんです。

まだカメラや飛行機撮影を始めたばかりの方は、焦点距離400ミリ程度の望遠レンズを持っている人は少ないですよね。

高価なレンズがなくても撮影できるのは初心者としてはありがたいですね。

障害物が少ないので撮影しやすい

障害物が少ないのもありがたいポイントです。

デッキなどで撮影していると、他の機体や照明などに邪魔されることって結構ありませんか?

城南島海浜公園であれば、海側に出ると障害物はないですし、見上げるような構図になるので障害物に邪魔されずに撮影する事ができるんです。

障害物を気にしないで撮影に集中できるので、失敗写真も減りそうですね。

焦点距離を変えながら色々な構図で撮影できる

焦点距離を変えながら色々な構図で撮影できるのも、初心者にとって嬉しい点かなと思います。

デッキの撮影では、飛行機との距離があまり変わらないため同じような構図の写真が多くなりますよね。どうしても単調になりがちです。

ここの公園なら前がちや、真横、後ろからと色々な構図で撮影できますし、飛行機との距離も大きく変わるので、ズームを変化させながらファインダー内に捉える練習にもなります。

私がおすすめする夕方の時間帯は便数も多いので、練習台にも困りません。

手を伸ばせば飛行機に届きそうな距離。50ミリくらいのレンズから撮影できるので、キットレンズなどでも十分撮影可能です。

撮影に必要なポイント

撮れるタイミングは?

南風運用の時のみしか撮れないので、注意してください。

参考周波数

  • 118.575 B滑走路(04/22)タワー
  • 119.1 南到着アプローチ
  • 121.625(整備地区側)グランド

必要レンズ

30ミリから300ミリ

撮影時の注意点

B滑走路を使用していないと、全く撮影できないので注意してください。

滑走路の運用を調べないで行ったら、北風運用で全く撮れなかったなんて悲しすぎますからね。

羽田空港の滑走路の運用方法について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

『羽田空港の使用滑走路を完全解説!運用がわかれば飛行機が撮れる!』

城南島海浜公園に行く時は、必ずフライトレーダー24などで滑走路の運用を調べてから向かいましょう。

フライトレーダー24の使い方はこちら→『飛行機撮影の必須アプリ!フライトレーダー24の使い方!』

城南島海浜公園は祝日になると小さな子供達も多いです。ここは見上げるように撮影する事が多いので、撮影に夢中なっていると下の方に意識が向きにくいです。

子供達にぶつからないように下の方にも気をつけましょう。

おわりに

城南島海浜公園は飛行機との距離がとても近く、撮影してても全然飽きません。

飛行機撮影に興味がない方でも、この距離で飛行機を見ると絶対喜びますよ。

飛行機を撮る方も撮らない方も楽しめる撮影スポットだと思いますので、ぜひ一度遊びに行ってみてください。

◆こちらの記事で羽田の撮影スポットについて紹介しています⬇︎

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