春夏秋冬。
四季は日本らしさでもありますが、中でも日本らしい風景といえば桜ではないでしょうか。
成田空港の近くには、そんな桜と飛行機を同時に楽しむことができるおすすめの場所があるんです。
それが『さくらの山』。
さくらの山は、飛行機好きはもちろんのこと、飛行機を撮らない人にも超おすすめのスポット。
ということで、さくらの山のおすすめポイント、桜が開花した時の様子、撮れる飛行機写真、アクセス方法など、
さくらの山とはどんな場所なのか?について詳しくお伝えしていきます。
もくじ
さくらの山の魅力は、公園内を埋め尽くす圧巻の桜
さくらの山営業情報
- 11月〜3月 9:00〜17:00
- 4月〜10月 9:00〜18:00
- 駐車場無料
さくらの山は、成田空港北側A滑走路16Rの目の前に位置する公園です。
ここは成田空港近くに数ある飛行機が撮れる公園の中でも、最も有名な場所なんです。有名過ぎて飛行機に興味ない方でも知っている方も多いんではないでしょうか。
なぜここまで超有名になったかというと、飛行機に超近く、しかも桜と絡めた飛行機写真が撮れるからです。
日本といえばやっぱり桜ですもんね。見頃が短いからこそ美しい桜、下品なピンクではなく日本らしい淡い桃色をした桜はやはり素敵です!
さくらの山はその名前の通り、春になると満開の桜が公園内を埋め尽くします。
桜に彩られたさくらの山は圧巻!
桜シーズンになると、これだけの桜が楽しめるとあって、飛行機に興味がない人でも楽しめるさくらの山は大賑わいとなります。
桜の季節には公園内にこいのぼりも飾られ、春の青空の中を気持ちよさそうに泳ぎます。
さくらの山には大きな駐車場があり、公園内にはレストランやカフェ、軽食コーナー、おみやげ物屋、そして飛行機グッズが揃うフライトショップチャーリーズが併設され、多くの人が楽しめる公園となっています。
さくらの山は、季節感溢れる飛行機写真が楽しめる
さくらの山の魅力はなんといっても季節感溢れる景色と飛行機を絡めた写真が撮れること。
春の訪れには菜の花、夏にはひまわりと、季節感のある写真を撮影することができるのが魅力。
そしてさくらの山の最大の魅力はなんといっても桜との絡み。
日本広しといえども、ここまで沢山の桜と飛行機を絡めて撮れる場所はなかなかありません。
桜を綺麗に撮るには、PLフィルターが効果的。
下記の記事で、PLフィルターの使い方や選び方について詳しく解説しています。
→PLフィルターで写真を鮮やかにしよう。飛行機撮影や、桜・紅葉などの風景撮影に
さくらの山のお土産・レストランスポット『空の駅さくら館』
さくらの山公園内には、空の駅さくら館が併設されているのも魅力のひとつですね。
空の駅さくら館には、レストラン、軽食コーナー、お土産物屋、売店などがあり、桜と飛行機の景色を楽しんだ後も楽しめます。
広いテーブル席もあるので、小さなお子さんがいるファミリーも安心ですね。
さくら山の飛行機ショップ『フライトショップチャーリーズ』
空の駅さくら館の中にはフライトショップ・チャーリイズが併設されています。
そう、航空写真家のチャーリー古庄さんが手がけた飛行機グッズのお店です。
チャーリー古庄さんが手がけたお店とあって、その品揃えは中々マニアック。売っている物の中にはファーストクラスのアメニティーや、なんと実際の飛行機で使われたシートまで!
内部は写真撮影NGなので、ぜひ訪れて自分の目で確かめてみてくださいね。きっと欲しいグッズが見つかるはず!
カメラやレンズのレンタルなんかもできるので、気になったものを購入前に試すのにもいいかも。
さくらの山の場所と行き方
さくらの山の場所
アクセス方法
車で行くのがおすすめです。
バスで行く場合は、成田駅近くにある成田市役所からコミュニティバス(津富浦ルート)に乗車し、さくらの山公園下車してすぐです。
さくらの山で撮れる飛行機写真
さくらの山は、飛行機撮影スポットしても人気の場所。
という事で、さくらの山で撮れる飛行機写真をご紹介します。
さくらの山で撮れる飛行機写真
- 桜との写真
- スポッティングカット
- タッチダウン
- 管制塔との絡み
- マロウドインターナショナルホテル成田との絡み
- アクションカット
桜との写真
さくらの山で1番撮りたい飛行機写真は、やっぱり桜との絡みですよね。
桜が満開の期間は1週間程度しかありません。
その儚さが魅力ではありますが、満開のシーズンでしかも晴れた日を狙うとなると、チャンスは僅かしかありません。
三分咲きとか五分咲きとかだと、どうしても寂しいですからね。撮るなら満開を狙いたいところ。
満開時期を過ぎると、すぐに葉桜に。
満開なのは1週間しかないのに、晴れた日で、しかも休みの日となると、ん〜難しいですね!
桜と飛行機の撮影は、慣れないと中々ポジショニングが難しいです。
特に難しいのは離陸機との絡み。
着陸機は進入コースが決まってるので、大体同じ場所に来てくれるので撮りやすいんですが、離陸機の場合は飛行機によって上がる位置が違うので、どの場所に来るか予想するしかありません。
その分上手く撮れた時の喜びも大きいので、お気に入りの構図を見つけて撮影してみてくださいね。
スポッティングカット
さくらの山では、やや見上げる形にはなってしまいますが、着陸機のスポッティングカットも撮影できます。
周囲には遮るものがないので、初心者にも撮りやすい場所かと思います。
さくらの山はA380を撮影するのにもおすすめ。
A380は必ずA滑走路に着陸するので、南風の場合はここにいれば必ず撮影する事ができます。
しかも成田にはタイや大韓、エミレーツなど、多くのエアラインのA380が来るので、色々と楽しめますね。
飛行機との距離も近いので、キットレンズなんかでも全然撮れちゃいます。
障害物もないので、飛行機撮影初心者の練習スポットとしてもいい場所ですね。
タッチダウン
さくらの山では、タッチダウンの瞬間も撮りたい写真ですね。
目の前が滑走路なので、タッチダウンも近い距離から撮影可能です。
ギヤからスモークが上がる瞬間は迫力満点!
タッチダウンの瞬間を逃さないように、連続撮影で狙いましょう。
管制塔との絡み
そして管制塔との絡みなんかも撮れちゃいます。
管制塔はその空港らしさが出る魅力的な建造物のひとつ。
管制塔との絡みは積極的に狙っていきたい写真ですね。
エアチャイナのスタアラ塗装。
着陸機はタワーと被ってしまいますが、転がりであればいい感じにタワーと絡めて撮影できます。
マロウドインターナショナルホテル成田との絡み
あと狙いたいのはこれ!
マロウドインターナショナルホテル成田との絡み。
この絡みもさくらの山から撮影した感のある、特徴的な写真になります。
さくらの山からバッチリ見えるこのホテル、いい感じの位置にあるんですよね。
大きなホテルなので、比較的簡単に絡みを撮る事ができますね。
こんな写真も撮れます
さくらの山から撮れる写真は他にもこんなのがあります。
飛行機との距離が近いため、A380をズームで撮ると大迫力のアクションカットに。
高低差のあるさくらの山では、その高さを活かして遠近法で撮影するのもおもしろいですね。
A滑走路が目の前にあるので、離陸前の機体が簡単に撮影できます。
飛行機撮影に必要なポイント
さくらの山から飛行機を撮る際に必要となるポイントをまとめました。
撮影のポイント
- 撮影できるのはA滑走路
- 北風運用時には離陸機が撮影できる
- 南風運用時は着陸機が撮影できる
- 午後順光
- 必要レンズは100~400ミリ程度
撮れるタイミング
A滑走路の離着陸機を撮影する事ができます。
北風運用時は離陸機、南風運用時は着陸機が撮影できます。
撮影に向いている時間帯
午後順光です。
必要レンズ
100〜400ミリ程度のレンズがあるといいと思います。
さくらの山まとめ
さくらの山は、色々な物との絡みや構図で飛行機写真が撮れるので、私もよく行くとてもおすすめの場所です。
特に桜のシーズンは本当に素敵な場所なので、満開で晴れた日は、ぜひカメラを持って訪れてみてくださいね。
成田にあるその他の撮影スポットについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
◆成田空港の撮影スポットについてまとめた記事はこちら⬇︎