ヒースロー空港では東風運用時、ランウェイ09Lが主に着陸で使用されます。
09Lへの着陸機を撮影できるスポットはラウンドアバウトがありますが、こちらはお昼逆光になってしまいます。
そこで今回は、09L着陸機をお昼順光で撮影できるスポット、ターミナル5近くの土手を紹介したいと思います。
ヒースローT5付近の土手で09L降りが昼順光で撮影できる
ヒースロー空港ターミナル5から徒歩5分ほどのところにあるウェスタンパリミターロードの土手からは、東風運用時、ランウェイ09Lに着陸する飛行機をお昼順光で撮影することができます。
ここの土手はヒースローでは有名で、東風運用時では定番の撮影スポットとなっています。
土手の上は芝生になっており、居心地も抜群。木も至る所に植えられているので、日陰もあり。
このように天気のいい日などは、多くの地元スポッターで賑わっています。地元の方なんかは椅子を持ってきてますね。
写真を撮ってる人や、椅子に座ってただ飛行機を眺めているだけなど、みなさん思い思いに楽しんでいる様子。
中にはこんなに小さいうちから飛行機を撮影している少年も。構えがもうプロですね。
ここの撮影スポットのいいところは、なんといってもターミナル5から近いこと。
ターミナル5は無料バスの423系統の始発でもありますし、アクセスしやすいのがいいですね。
土手のある場所・行き方
ウェスタンパリミターロードの土手があるのは、地図のこちらの場所。
ウェスタンパリミターロードの土手へは、ターミナル5から歩いていきます。土手までは徒歩5分ほどの距離。
ターミナル5を出たら、まずは右へ進みましょう。
空港のフェンス沿いに歩いていきます。
空港のフェンス沿いに進んでいき、左カーブの軽い上り坂を上るとこちらの土手が見えてきます。
こちらが撮影スポットの土手。
09L降りで天気のいい日は、このように多くの人で賑わっています。
横の歩道を通って一番上まで行くと、中に入りやすいですね。
土手から撮影できる飛行機写真
それでは、ウェスタンパリミターロードの土手の上から撮影できる飛行機写真を紹介します。
ウェスタンパリミターロードで撮れる写真として、まず撮りたいのは真横カットの写真。
午前・夕方順光で撮れるポイントのラウンドアバウトと比べて高台にある分、飛行機をあまり見上げずに撮影することができます。
写真としてはラウンドアバウトよりも、こちらの方がいいですね。
機体の大きさや、高度、立ち位置によってはこのように木が入ることもありますが、このあたりは立ち位置を変えることで避けることができます。
木が入るか入らないか、この辺は好みですね。
雲が全くない快晴の青空なら、ちょっと木が入ってた方が私は好みです。
土手の上は木が多く植えられているので、機体に被らないように注意して撮りましょう。
機体がアプローチしてくる方向は景色が抜けているので、前方からの写真も簡単に狙えます。
土手の前よりは後ろに下がって撮影した方が腹下にならずに撮影できますが、木が邪魔になりやすいので、うまく間を抜いて撮影しましょう。
滑走路方向を見渡すと、ヒースローポッドと呼ばれるシャトルの軌道が非常に邪魔な位置にあるのが残念。軌道が少し高い位置にあるので、より邪魔に感じますね。
このヒースローポッドと呼ばれる無人輸送システムは、ヒースロー空港のターミナル5と、シスルホテル前の駐車場までを結んでいます。
利用するには料金が5ポンドかかりますが、待たずに乗れるので、シスルロンドンヒースローホテルに宿泊するなら非常に便利なシャトルです。
土手の前方まで行くと、ウェスタンパリミターロードを見渡せます。
飛行機とウェスタンパリミターロードを入れて撮影すると、土手の高さがわかりますね。
飛行機は腹下からの写真になってしまうので、普通に真横カットを撮るなら後ろに下がって撮った方がいいです。
土手の下、東側の歩道から撮影すると、より飛行機に近づいて真横カットを撮影できます。
ここで撮るとハットンロードノース交差点で撮影したようなフェンスの入った写真になりますね。
撮影お役立ち情報
ウェスタンパリミターロードの土手から撮影する上で必要な情報をまとめました。
撮影お役立ち情報
- 東風運用で、09Lを着陸で使用時
- 真横カット
- お昼順光(8時〜16時頃)
- 必要レンズは100ミリ〜
- ターミナル5から徒歩5分
ターミナル5から徒歩5分と近く、撮影環境は非常にいいです。
地元の撮影者も多く、難しい撮影も必要としないため、初心者にもおすすめの撮影スポットです。
お手洗いや売店などはターミナル5にあるので、事前にそちらで済ませておきましょう。
おわりに
ウェスタンパリミターロードの土手は、芝生の上に座りながらピクニック気分で撮影が楽しめるので、おすすめのスポットです。
東風運用時、早朝・夕方はラウンドアバウトから撮影したら、お昼は飲み物とチョコレートバーを持って、こちらでのんびりと撮影しましょう。
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