岩国航空基地(岩国空港)撮影スポットガイド MCAS Iwakuni & Iwakuni Airport Spotting Guide

こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。

今回は岩国飛行場(岩国航空基地 & 岩国錦帯橋空港)の飛行機撮影スポットをまとめました。

岩国飛行場撮影スポットMAP

飛行場データ

空港コード(ICAO/IATA) RJOI/IWK
滑走路 2,440×60(02/20)
航空管制周波数 TWR : 340.2 123.8
CLR : 310.6 135.7
GND : 360.2 121.3
APP : 250.6 236.2 131.4 128.0
DEP : 363.8 131.4
APP/GCA : 343.4 289.4 270.6 119.45 260.6 323.4 255.8 305.0
DISPATCH : 258.6 134.1
MET : 344.6
ATIS : 283.0 128.4

飛行場図

岩国基地飛行場図

参考 : AIS JAPAN

岩国基地撮影スポット

岩国飛行場(Marine Corps Air Station Iwakuni)は、山口県岩国市にある在日アメリカ軍海兵隊の飛行場で2,440m(02/20)の滑走路を持ち、アメリカ海兵隊やアメリカ海軍、海上自衛隊などが展開するほか、民間機も乗り入れる共用飛行場。岩国基地に併設する岩国錦帯橋空港にはANAが就航し、旅客ターミナルなどの空港施設は基地の北西端にあります。

この飛行場で撮影できるのは第12海兵航空群のF-35B(VMFA-121、242)やF/A-18C・Dなどのアメリカ海兵隊機、厚木基地から移転してきた第5空母航空団(CVW-5)のF/A-18E・F、EA-18G、E-2Dなどのアメリカ海軍機のほか、EP-3電子情報収集機、UP-3D電子戦訓練機、OP-3C画像情報収集機、U-36A訓練支援機など、海上自衛隊機もここでしか撮れない珍しい機体が多数展開しています。

①岩国空港展望デッキ

岩国空港展望デッキ撮影ガイド
  • 場所 : 岩国錦帯橋空港ターミナル2階
  • 開場時間 : 6:00-22:00
  • 利用料金 : 100円(小学生以下、60歳以上、車いすの方は50円)
  • 光線 : 午後順光
  • 駐車 : 空港駐車場(1時間無料、最大料金あり)
  • 環境 : 自販機、ベンチ、トイレ、売店
  • 公式サイト岩国錦帯橋空港

岩国錦帯橋空港ターミナルの展望デッキ。ターミナルに入り正面の階段を上がった2階にあります。空港のエプロンをが見渡せるため、出入りするANA機が目の前で撮影できます。

空港エリアは岩国基地北端の西側奥にあり、滑走路は一部しか見ることができず、距離も遠いため、軍用機の撮影には向きません。レンズはP-3Cクラスで600ミリ以上必要。ベンチ、自販機あり。デッキの入場には100円かかります。軍用機の撮影が目的の場合、利用料金を払ってまでここで撮影するメリットはあまり感じられません。時間を作ってでも堤防まで移動した方が断然おすすめ。ターミナル1階には売店、コクピットのモックアップがあります。

ここで撮れる写真例

②堤防ポイント(20エンド)

堤防ポイント撮影ガイド
  • 場所 : ランウェイ20エンド付近の堤防
  • 光線 : 午後順光
  • 脚立 : 不要
  • 駐車 : 駐車スペースあり

岩国基地で最も有名な定番ポイントで、滑走路が海に面している岩国飛行場では撮影ポイントが限られるため、岩国基地で軍用機を狙うならここの撮影ポイントほぼ一択。堤防は岩国飛行場北端に位置し、基地北側のエプロン地区や誘導路、R/W20エンドが見渡せます。R/W20降りなら目の前に着陸機が、R/W02上がりなら目の前を戦闘機が爆音で上がっていきます。そのため撮影的にはR/W02上がり、20降りがベスト。堤防から基地側を見て、左側は海兵隊エリア、右側が海軍エリア。民間機はH誘導路を通ってエプロンへ向かいます。

トイレ、自販機、コンビニなどはないので事前の買い出しと体調管理を。

堤防先端は行き止まりのため、ここに来る人はほぼ飛行機目当てか、空港関係車両。堤防沿いに車を駐車できますが、堤防は狭いので他の車の妨げにならないように注意が必要。堤防先端付近は飛行場関係車両の通行やUターンスペースとなるので、先端付近には駐車しないように。駐車方法は通行の邪魔にならないようになるべく堤防ギリギリに駐車しますが、堤防から落下しないように脱輪にも注意。対向車には譲り合って。レア機飛来時はギャラリーも増えて警察に車を移動させられる事もあるので、多い時は空港駐車場に停めましょう。

ここで撮れる写真例

岩国基地撮影ガイド

岩国基地の撮影スポットでほぼ一択となる堤防ポイント。堤防の先は行き止まりで飛行機ファンや飛行場関係車両しか利用しないので路駐OKですが、その特殊さゆえに車に関係するトラブルも多く発生しています。車は堤防沿いの基地側に駐車することになりますが、脱輪すると死にます。帰りは堤防の奥で車をUターンさせるため堤防奥のスペースには駐車しないように。珍しい外来機が来ると堤防は路上駐車の車で溢れ、警察が来ることもあります。駐車状況によっては空港駐車場の利用も考えましょう。

軍用機はフライトレーダーに映らないため、エアーバンドも用意しておくと撮影に便利です。ただし航空管制は米軍担当のネイティブイングリッシュなので、耳を慣らすのには苦労します。

飛行機撮影では、撮影時にモタつかないSDカードを絶対使いたいところ。

TranscendのClass10 UHS-I対応SDカードは、何度もデリート&書き込みを行ってもエラーが発生しない安定したSDカード。書き込みも、7D Mark2の連写でも全くモタ付かないので安心感が違います。32GBで800枚ほど撮影できるので、僕は予備を含めて1日3枚ほど用意しています。

軍用機を撮影するならエアーバンドは必須装備。軍用機はフライトレーダーに映らないので、エアーバンドで動きを掴みたいところ。IC-R6はエアーバンド受信機の中でも最安値レベルで手に入る高性能機種なので、初心者から上級者までおすすめです。

岩国基地撮影ポイントまとめ

今回は岩国基地の飛行機撮影スポットをまとめてみました。岩国基地は脚立不要で撮影ポイントもシンプルなので、遠征初心者にもおすすめの飛行場です。

日本全国&世界の飛行機撮影スポットまとめ。遠征で使える空港別撮影ガイド

2023年1月1日

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