フェニックスホテルはスワンナプーム空港への着陸機が撮れる人気のホテル

スワンナプーム国際空港において、南風運用時に19R着陸機が撮影できることで人気のホテル、『フェニックスホテル』を紹介します。

スワンナプーム空港で飛行機を撮影する場合、外周スポットは暑さとの闘いですが、

ホテルから撮影できるフェニックスホテルなら、撮影も楽チンです。

フェニックスホテルは着陸機が撮れる人気のホテル

フェニックスホテルは、ホテルのベランダや屋上から飛行機が撮影できることで人気のホテル。

19Rの着陸機を午前順光で撮影することができます。

フェニックスホテルはスワンナプーム空港のすぐ北側に位置し、

リーズナブルな宿泊料金でありながら、無料の空港送迎まで付いていたりと、コスパが高いことで人気。

蒸し暑いタイでの飛行機撮影は暑さとの闘いですが、ホテルから移動せずにそのまま撮影できるフェニックスホテルは、長時間の撮影において、体力的にも非常に楽です。

特に欧米スポッターには人気のホテルで、僕が宿泊した日も多くの欧米スポッターが泊まってました。

朝も隣の部屋の大きなノックの音が聞こえるなーと思ったら、廊下から『NCAの747が来るぞ!』と隣の部屋に宿泊していた欧米のスポッターを起こしてました。

フェニックスホテルへのアクセス

フェニックスホテルがあるのは、地図のこちらの場所。

ホテルまでのアクセス方法は、送迎サービス、タクシー、Cty Lineを使う方法があります。

送迎サービス

フェニックスホテルでは、無料の空港送迎サービスを実施しています。

空港からホテルへ移動する場合は、到着ロビー4番出口付近にいるスタッフに声をかけるか、ホテルに連絡をすると迎えに来てくれます。

ホテルから空港へは、無料の送迎シャトルが1時間に1本出ているのでそれを利用できます。

タクシー

無料の送迎サービスは、待つ時間が面倒。

そんな時はタクシーがおすすめ。

タクシーであれば自分のタイミングでホテルに向かえますし、なによりもタイはタクシーが安いんですよね。

空港からフェニックスホテルまでは、150バーツ(約500円)程度なので、タクシーもおすすめです。

駅から徒歩

空港からタクシー代を節約したい場合や、バンコク市内からフェニックスホテルに向かう場合などは、エアポートレールリンク(Cty Line)MRTのラクラバング駅から徒歩で向かうこともできます。

スワンナプーム空港からラクラバング駅までは1駅で、運賃は15バーツ(約50円)で、そこから徒歩15分ほど。

ラクラバング駅からフェニックスホテルまでの道はややわかりにくいので、以下を参考にしてください。

ラクラバング駅を降りたら、東方面(高架下を走るタイ国鉄の線路を右側に見える方)へ。

そのままタイ国鉄の線路脇にある歩道を線路沿いに歩いて行きます。

歩道が終わると砂利道になりますが、そのまままっすぐ。

砂利道をそのまま進んでいくと、やがて小さな踏切が見えてきます。

砂利道を右へ曲がり、この踏切を渡りましょう。

狭い踏切ですが、遮断機がないのとバイクが時折通るので、轢かれないように注意してください。

踏切を渡ったら、またまっすぐ進みます。

タイのローカルな住宅や学校の雰囲気を感じながら歩いていくと小さな橋が見えてくるので、ここを渡ります。

バイク1台がやっと通れるくらいの橋。

超ローカルな雰囲気の場所ですが、橋を渡ったらホテルはもうすぐこそ。

橋を渡ると、すぐにこんな感じの場所に出るので、ここを左に曲がると右側がフェニックスホテルです。

ちなみにこの角を曲がらずにまっすぐ1〜2分歩くとセブンイレブンがあるので、飲み物などはそこで仕入れておくと楽チン。

フェニックスホテル外観

さっきの角を曲がるとここに出ます。

右側に見えるこのホテルがフェニックスホテル。

リーズナブルなホテルですが、思ったよりは悪い外観じゃありません。

ホテルってよりも、アパートみたいな雰囲気ですね。

こちらがフェニックスホテルのエントランス。

中に入ると正面に小さな受付があるので、ここでチェックイン。

フェニックスホテルの客室と設備

フェニックスホテルの部屋は、値段の割には悪くない感じ。

古さは感じますが、そこそこ広いですしベッドも綺麗。

ベッドが清潔なのはやっぱりいいですね。

格安ゲストハウスでありがちな、朝の不快な感じも無し。

朝起きた時も虫刺されはなかったですし、身体も痒くなりませんでした。

トイレとシャワーも共用ではなく、部屋にトイレとシャワーは完備。

トイレの横にシャワールームがありますが、扉を閉めておくことができるので、トイレが水浸しになる心配も無し。

古いタイプのシャワーですが、ちゃんとお湯も出ました。

アメニティーは、シャンプーとボディウォッシュ。

トイレの前には洗面台。

フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤーなど最低限のものはあります。

部屋に置いてあるミネラルウォーター2本、インスタントのコーヒー、紅茶は無料です。

部屋にはベランダがあり、外に出ることができます。

ベランダからの眺めはこんな感じ。

飛行機はこちらの方面を右手側から左側へ飛んでいくコース。

部屋のベランダからも一応撮影できますが、飛行機の真横は壁に隠れてしまうため、撮影できません。

なので、空調の効いた部屋からの撮影は快適ですが、しっかりと真横を撮影するなら屋上へ。

フェニックスホテルの屋上

フェニックスホテルの屋上は開放されているため、部屋から自由に出入りできます。

ホテルの階段を一番上まで上がっていくと屋上に。

フェニックスホテルの屋上に到着。

ルーフトップバーのようなお洒落な設備はありませんが、テーブルと椅子が置いてあるので助かります。

屋上の残念な点は、この通り日陰がないこと。暑さを全く凌げません。

この日はどん曇りでしたが、それでも非常に暑いので、長時間の撮影には水分補給が不可欠。

ホテルから徒歩2分ほどのところにセブンイレブンがあるので、飲み物を調達しておきましょう。

ここがフェニックスホテルに近いセブンイレブン。

フェニックスホテルで撮れる飛行機写真

フェニックスホテルから撮影できる飛行機は、19Rの着陸機。

屋上は開けているため、着陸機がよく見えます。

真横だとこんな感じで、やや下から見上げるような形になります。

真横を過ぎるとこんな感じに。

あまり絡ませて撮るような景色ではないですね。

このように、飛行機の高度が高く、周りの景色もあまり面白味がないので、絡みを撮るのには向かない場所。

飛行機単体を狙っていく感じですね。

タイスマイルのA320(登録記号 HS-TXB)。

エチオピア航空の787-8(登録記号 ET-ATJ)。

ZIPAIRの787-8(登録記号 JA825J)。

バンコクエアウェイズのA320(登録記号 HS-PPD)

春秋航空のA320(登録記号 B-308V)。

タイ国際航空のA330-300(登録記号 HS-TBD)。

フェニックスホテル撮影ガイド

フェニックスホテルから撮影する上で、撮影のポイントとなる情報をまとめました。

撮影ガイド
  • 南風運用時
  • 19R着陸機
  • 午前順光
  • レンズは300ミリ程度
  • 部屋から撮影可能
  • 真横を撮るなら屋上へ

フェニックスホテルから撮影できるのは、19Rの着陸機。

絡みを撮るよりも飛行機単体を狙って撮るような場所なので、暑くても真横が撮れる屋上からの撮影がおすすめです。

フェニックスホテルまとめ

フェニックスホテルは撮れる絵的にはあまりおもしろくはありませんが、ホテルから撮影できるのは大きなアドバンテージ。

水回りはそれなりなので神経質な人にはおすすめしませんが、ホテルから撮れるっていうのは非常にありがたいです。

そして宿泊料金がリーズナブルなのも嬉しいところ。

午前順光なのでチェックアウトまで撮影して、午後は別のスポットに行くのもいいですね。

◆スワンナプーム空港の飛行機撮影スポットをまとめた記事はこちら⬇︎

【タイ】スワンナプーム国際空港撮影スポットガイド Suvarnabhumi Int’l Airport Spotting Guide

【タイ】スワンナプーム国際空港撮影スポットガイド Suvarnabhumi Int’l Airport Spotting Guide

2023年9月3日

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