台北の玄関口、桃園国際空港にオープンした展望デッキに行ってきました。
桃園空港の展望デッキは、2019年末にオープン。航空ファンにとって待望の展望デッキです。
北側と南側に展望デッキがあり、2つの展望デッキをそれぞれ紹介します。
もくじ
展望デッキ利用ガイド

桃園空港の展望デッキがあるのは、第2ターミナルの5階。
5階部分は北側と南側に分かれていて、それぞれ独立しているため、2つのデッキは3階から別々にアクセスします。
北側デッキ | 南側デッキ | |
場所 | 第2ターミナル3階2番カウンター横のエスカレーターを上がってすぐ | 第2ターミナル3階23番カウンター横のエスカレーターを上がってすぐ |
オープン時間 | 6:30〜22:30 | 6:30〜22:30 |
桃園空港展望デッキ(北側)
3階からアクセス

展望デッキはチェックインカウンターのある3階出発ロビーからアクセスします。

北側展望デッキへ行くには、チェックインカウンター1-5番方面へ。

2番カウンター横にあるエスカレーターかエレベーターで5階へ上がります。
5階屋内フロア

北側の5階部分は休憩エリアとなっていて、フードコートやコンビニ、カフェなどが入っています。


セブンイレブンやスタバもあります。

展望デッキのほかに屋内の見学エリアもあります。

レゴで作られた桃園空港のミニチュアもありました。
北側展望デッキ

フードコートの横に展望デッキの入り口があります。
ここではセキュリティーチェックがあり、デッキに出る前に荷物の検査が必要。

デッキでの撮影はOKですが、飲食は禁止されているので、飲食は屋内のイートインエリアを利用しましょう。

セキュリティーチェックを終えて展望デッキへ。
北側デッキからは北側滑走路(05L/23R)が見渡せます。
展望デッキは上のエリアと下のエリアに分かれていて、上のエリアはなんとフェンス無し。
フェンスを気にせず撮影できる最高の空間です。
下側のエリアは上よりも飛行機に近づけますが、ワイヤーフェンスがあります。

撮影できる写真

北側デッキからは滑走路やその手前にある誘導路を見渡すことができ、タキシングする機体や滑走路上の離着陸機が撮影できます。
光線は午前順光。
目の前の滑走路は05L/23Rになります。


デッキは滑走路中央よりも05L寄りに位置しており、05L着陸機や23R離陸機の撮影におすすめ。


台湾の玄関口である桃園空港は国際線も充実しており、撮影できるエアラインの数が多いのも魅力。
滑走路上の機体の撮影にはA320クラスで300ミリから400ミリ程度のレンズがあれば充分です。


23R着陸機の場合、タッチダウンを撮るには遠く、転がりやバケーティングが撮影できます。



誘導路上の機体を撮影する場合、誘導路N(奥側の誘導路)は撮影しやすいです。
手前側の誘導路(誘導路P)の場合はターミナルの上屋などが被り気味。

桃園空港展望デッキ(南側)
3階からアクセス

南側展望デッキへ行くには、3階チェックインカウンターの22-26番方面へ。

23番カウンター横にあるエスカレーターかエレベーターで5階へ上がります。
5階屋内フロア


南側の5階部分も休憩エリアとなっていて、フードコートやお手洗いなどが入っています。
空調が効いているので、暑い時の避難先にも便利。
南側展望デッキ

展望デッキの入り口では、北側と同様にセキュリティーチェックがあり、デッキに出る前に荷物の検査が必要です。

南側デッキからは南側滑走路(05R/23L)が見渡せます。
南側展望デッキと上のエリアと下のエリアに分かれていて、上のエリアからはフェンス無しで撮影可能。

下側のエリアはワイヤーフェンスがありますが、その分滑走路に近づけます。
南側のデッキはターミナル上屋が邪魔にならないので、下側のエリアからの撮影もおすすめ。
撮影できる写真

南側デッキからも滑走路や誘導路、エプロンが一望できます。光線は午後順光。
目の前の滑走路は05R/23L。

滑走路上の機体は777クラスで200-300ミリ、A320クラスでは300ミリから400ミリ程度のレンズで撮影できます。


RWY23運用では離陸機が目の前で上がっていきます。

23L着陸機の場合は、転がりやバケーティングが撮影可能。



南側のデッキではターミナルの上屋が邪魔にならないため、タキシングする機体のスポッティングにもおすすめです。


桃園空港展望デッキまとめ

暑い時は空調の効いた屋内に避難できますし、フードコートやカフェ、コンビニもあったりと至れり尽くせり。
桃園空港に新しくできた展望デッキは飛行機ファンには最高の場所でした。
→【台湾】桃園国際空港撮影スポットガイド Taiwan Taoyuan Int’l Airport Spotting Guide