台湾観光でネットにつなぐには、
フリーWiFiやモバイルルーターを使う方法もありますが、
台湾のSIMカードを購入して使う方法もあります。
4Gデータ無制限に現地の電話番号も手に入ったりと、メリットだらけ。
台湾観光におすすめのSIMカードや、実際の購入方法などを解説します。
桃園国際空港でのSIMカード売り場の地図や行き方、購入方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
もくじ
台湾でスマホを使うなら、SIMカードが便利でお得

台湾でのネット接続は、SIMカードを購入して使うのが便利でお得です。
SIMカード以外の接続方法
台湾でのネット接続する方法としては、
- フリーWiFiを使う
- 日本でWiFiルーターを借りる
- 台湾でSIMカードを購入して使う
の3つがあります。
台湾のフリーWiFiを使う

フリーWiFiはお金がかかりませんが、その場所でしか使えず接続も不安定。
セキュリテイー的に不安なのが最大のデメリット。
台北のフリーWiFiはとても便利なので、上手に活用することでデータ消費を節約できますが、
メインで使うにはモバイルルーターか、SIMカードを購入して使うのが現実的です。
日本でWi-Fiルーターを借りる
WiFiルーターの便利な点は、一台借りれば複数の人数でもグループで使える点。
グループで使う場合、みんなで割れば一人あたりはSIMカードを購入するのと同じくらいか、少し安く抑えることもできます。
WiFiルーターの不便な点は、
- 1日に使える容量が決まっているので、容量を気にしながら使わないといけない
- ルーターの充電をしなければならない
- グループの場合、ルーターを持っている人と常に行動しなければネットを使えない
ルーターはすぐに使えて便利ですが、データ容量と充電状態を気にする必要があるのがデメリット。
グループの場合は、別行動するとネットが使えなくなってしまうのも、地味に不便な点です。
台湾でSIMカードを購入して使うメリット

フリーWiFiやWiFiルーターには不便な点がありましたが、これらの不便な点をすべて解決できるのが、SIMカードの購入です。
- 容量無制限で4G使い放題
- コストが安い
- 場所を選ばずどこでも使える
- 電話番号がもらえて、無料通話もサービス
①容量無制限なので使い放題
SIMカードは容量制限無しで爆速サクサクの4G使い放題なのが最大のメリット。
Youtubeも見放題ですし、大容量データもアップロードできたりと、容量を気にしながら使う必要がないので、ストレスフリーです。
LINEやFace Timeなどで日本にいる人との電話もOK。
②コストが安い
台湾大手の中華電信の場合、5日間で300台湾ドルなので、1台湾ドル=4円で計算した場合、5日間で約1、200円です。1日あたり222円。
使い放題でこの値段はかなり安いです。
③場所を選ばずどこでも使える

日本と同じように基地局のある場所ではどこでも使えます。
そのため移動中も使えますし、Googleマップなどの地図アプリを使ってナビりながら目的地を目指したりするのにも便利。
④電話番号がもらえる上に、無料通話もある
現地の電話番号がもらえ、いくらかの無料通話がサービスでついてきます。
台湾で電話番号があると、SMSでの認証が必要なサービス、
たとえばスタバなどのフリーWiFiやYouBikeというレンタサイクルが使えたりと、
電話番号があると、便利な場面は意外と多いです。
財布を落としてクレカを止めたい、渋滞で飛行機に遅れそうだから今すぐ航空会社に連絡したいときなど、トラブルのときにも電話番号があると安心。
電話番号はなくても何とかなるかもしれませんが、やはりあると心強いです。
日本での購入が現地ですぐ使えておすすめ
台湾のSIMカードは現地でも手に入りますが、現地で購入する時間と手間がかかるので、旅行前に買っておくのがおすすめ。
スマホのSIMカードを入れ替えて簡単な設定をするだけで、台湾に着いたらすぐに使えます。
日本で購入しておいて、機内や空港でSIMカードを交換しておけば、台湾に着いたときにすぐに使えますし、台湾の空港で購入するよりもお得です。
深夜や早朝など、SIMカード売り場の営業時間も気にする必要がないのも大きなメリット。
おすすめは台湾大手の中華電信のSIMカード。
プランを選べるので、必要な日数のカードを選べばOKです。
台湾の空港でもSIMカードは購入できる

SIMカードは日本で事前購入するのがお得で楽ですが、もし忘れてしまっても大丈夫。
台北の桃園空港や松山空港でも購入可能です。
スマホの設定もお店の人がやってくれて、その場で使えるようにしてから渡してくれるので、初めてでも安心です。
桃園国際空港のSIMカード売り場マップ

SIMカードは台北市内ならコンビニや携帯ショップなどいろいろな場所で購入することができますが、台湾の空港での購入が一番安心です。
空港という場所柄、慣れていない旅行者が購入するので、面倒な設定までやってくれるため。
飛行機を降りたら到着ロビーまでの間にいろいろな場所にSIMカードのお店があるので、空いている場所で購入しましょう。
桃園国際空港の各ターミナルでSIMカードが売っているお店の場所をお伝えします。
桃園国際空港SIMカード売り場【第1ターミナル到着ロビー(LCC・キャセイ)】

桃園空港第1ターミナルは、LCCやキャセイパシフィック利用時に到着することになるターミナル。
- LCC
- キャセイパシフィック航空
バゲッジクレームで預け入れ手荷物を受け取ったら、到着ロビーに出て右側へ進むと、SIMカードショップがあります。

こちらが第1ターミナルにあるSIMカード売り場。
SIMカード売り場は電信服務と書いてあるので、この看板を目印にしてください。
桃園国際空港SIMカード売り場【第2ターミナル到着ロビー(JAL・ANA)】

桃園空港第2ターミナルは、JALやANAなどを利用時に到着することになるターミナル。
- JAL
- ANA
バゲッジクレームで預け入れ手荷物を受け取ったら、到着ロビー(アライバルホール)に出て左側へ進むと、SIMカードショップがあります。

第2ターミナルにあるSIMカードショップも複数のお店が並んでいます。
中華電信、遠傳電信、台湾大哥大といった、台湾ではメジャーなお店なので安心です。
SIMカードの購入方法(キャリア・料金プラン)

「電信服務」と書いてあるのが、SIMカードのお店です。
台湾では中華電信、遠傳電信、台湾大哥大といったキャリアが大手。
気になる通信速度と料金はどこも同じなので、空いているお店でOK。
私は中華電信と台湾大哥大を使いましたが、通信速度もほぼ同じでどちらも爆速です。

大きく分けて4Gと5Gのプランがありますが、コスパで選ぶなら4Gプランがおすすめ。
- 3日間 100ドル通話付き 300ドル
- 5日間 50ドル通話付き 300ドル
- 7日間 150ドル通話付き 500ドル
- 10日間 100ドル通話付き 500ドル
- 15日間 100ドル通話付き 700ドル
- 30日間 430ドル通話付き 1000ドル
全てのプランは4Gデータ通信使い放題です。
すべてのプランに音声通話の無料分がついているので、電話も使えます。
プランは自分の滞在日数で選べばOK。
音声通話はほぼ使わないため、安い方(無料通話が少ない方)で大丈夫です。
お店の人にプランを伝えたら、
- パスポート
- 台湾ドルかクレジットカード
- SIMフリーのスマホ
を渡しましょう。
購入する前に、スマホからケース(カバー)を外しておくとスムーズです。(SIMカードをスマホから取り外すため)
スマホにパスコードロックをかけている人は、SIMカード設定時にパスコードの解除を求められることがあるので、その時は暗証番号を入力して解除してあげてください。
支払いと設定が終わったら、必ずその場でネットが使えるか確認しておきましょう。

うまく設定できていれば、スマホの左上にキャリアの表示がされていると思います。
中華電信のSIMカードの台紙に元々使ってたSIMカードが貼ってあるので、絶対に無くさないようにしてください(日本に帰る時に元のSIMカードに入れ替えるため)。
この台紙には台北で使える自分の電話番号も書いてあります。
これが台北で使える自分の電話番号です。
手続き自体、料金プランを選んで設定をしてもらうだけなので、3分もあれば終わります。
台湾SIMカードを使うときの注意点
- 必ずSIMフリーの端末を用意
- 自分のSIMカードをなくさない
- iPhoneの場合は交換用の安全ピンを持っていく
台湾でSIMカードを使う上での注意点が3つあります。
この3点だけは押さえておきましょう。
必ずSIMフリーの端末を用意
SIMフリーの端末でないと、現地のSIMカードは使えません。
初めからSIMフリーの端末を購入していれば問題ありませんが、大手キャリアで購入するとSIMロックがかかっています。
SIMロックはキャリアのお店やホームページで解除してもらえるので、台湾に来る前には必ず解除しておいてくださいね。
自分のSIMカードをなくさない
旅行中に自分のSIMカードを絶対に無くさないようにしましょう。
SIMカードは非常に小さいので、現地SIMカードの台紙などに貼っておくとわかりやすいです。
さらにチャックのついているケースなどに入れておくと安心です。
iPhoneの場合は交換用のピンを持っていく
iPhoneの場合、SIMカードの交換にはピンが必要です。
旅行が終わったら、台湾のSIMから自分のSIMカードに再度交換しますが、このときにピンがないと自分のSIMカードに戻すことができません。
専用のピンじゃなくても安全ピンなどで代用できるので、安全ピンか専用のピンをひとつ持っておきましょう。
安全ピンは機内持ち込みも許可されているので心配ありません。
台湾SIMカードまとめ

現地のSIMカードは一度でも使うと非常に快適です。
せっかく台湾を観光するなら、快適なネット環境でおいしそうな料理や観光スポットをしっかり調べたいですよね。
注意点さえ押さえておけば、SIMカードの利用は間違いなく快適なので、ぜひ一度使ってみてください。
台湾旅行で必要な台湾ドルを入手するには、両替よりもキャッシングが圧倒的にお得です。

クレカでの海外キャッシングは高額な両替手数料が一切かからないため、お得に台湾ドルを手に入れるには一番おすすめ。
僕はいつもエポスカードでキャッシングしています。台湾にいながらネットで翌日には繰り上げ返済できるので、手数料ほぼ0円で台湾ドルを手に入れることが可能。
クレジットカードがあれば台湾のATMで簡単に引き出せます。
→【2023年最新】台湾のATMでクレジットカードを使ったキャッシングのやり方完全版

台湾旅行であると快適なのが、プライオリティパス。
プライオリティパスは、年会費10,000円の『楽天プレミアムカード』が1枚あるだけで、
台湾・桃園国際空港にある空港ラウンジが無料で利用できるという凄いカード。
→【2023年最新】台湾桃園空港プライオリティパスラウンジまとめ(全8ラウンジ)
ラウンジ内のシャワーや食事・お酒が全て無料で食べ飲み放題と夢のようなカードで、海外旅行には絶対に欠かせません。
プライオリティパスは台湾だけでなく、シンガポールやイギリスなど世界中にある1,200カ所以上のラウンジが無料で利用でき、
日本だと関空や成田、セントレアのラウンジなどが無料で使えます。
→関西空港プライオリティパスラウンジまとめ。5か所ある各ラウンジの場所と特徴
しかも入会すると10,000ポイント付くので、実質無料ですからね。
台湾旅行前には『楽天プレミアムカード』を、ぜひ作っておきましょう。