【九州】新田原基地 撮影スポットガイド Nyutabaru AIR BASE Spotting Guide

こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。

今回は航空自衛隊、新田原基地飛行機撮影スポットをまとめました。

新田原基地飛行場データ

空港コード(ICAO/IATA) RJFN/なし
滑走路 2,700×45(10/28)
航空管制周波数 TWR: 236.80 126.20 304.50 247.00 138.05 123.10 120.10
GND : 275.80
GCA/ASR/PAR : 335.60 270.80 134.10 125.30 307.20 238.80 289.40 316.00
MET : 344.60
基地WEBサイト JASDF 航空自衛隊 新田原基地

新田原基地撮影スポット

航空自衛隊の新田原基地は、宮崎県にある航空基地。約2,700m(10/28)の東西に延びる滑走路が1本設置されています。千歳、小松、那覇と並ぶF-15戦闘機のエアベースで、第5航空団の第305飛行隊や飛行教育航空隊の第23飛行隊にF-15J/DJやT-4などが配備されています。日米合意に基づく米軍機の緊急時受け入れ機能整備のため、駐機場や燃料タンク、武器弾薬庫などの整備が計画され、現在施設整備が進められています。さらに航空自衛隊が導入を予定している短距離・垂直離着陸可能なSTOVLタイプの最新鋭ステルス戦闘機F-35Bの配備が予定されるなど、今後注目の航空基地です。

①アラートハンガー脇

アラートハンガー脇撮影ガイド
  • 場所 : R/W10エンドのアラハン脇
  • 光線 : 終日順光
  • 駐車 : 徒歩5分の運動広場に無料駐車場
  • 脚立 : 必要

新田原基地西側R/W10エンド近く、アラートハンガー横から撮影できるポイント。R/W10運用時に着陸機や離陸機のラインナップを撮影するのにいいポイント。アーミングエリアもよく見えます。要脚立。目の前には一応2台分くらい停められるスペースはありますが、アラハン前のT字路を南へ進んだ徒歩5分ほどの場所にある新田原運動広場の駐車場にも停められます。運動広場の駐車場には綺麗なトイレや自販機もあるので助かります。付近の道路は狭いので撮影する際は他の車の通行の妨げにならないように注意してください。

運動広場にある駐車場

運動広場にあるトイレと自動販売機

ここで撮れる写真例

②南側畑ポイント

南側畑ポイント撮影ガイド
  • 場所 : 基地南側の畑エリアのフェンス際
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 必要
  • 駐車 : 徒歩10分の運動広場に無料駐車場

基地南側にある畑が広がったエリアのフェンス際のスポット。風向き関係なく撮影することができ、フェンス際からはすぐ近くに滑走路が見えるほか、エプロンの様子もよく見渡せます。フェンス際から撮影するなら脚立が必要。離陸機は脚立がなくても周辺の農道から撮影できます。良好な撮影スポットとして有名な場所で、珍しい機体が飛来した時などは畑を埋め尽くすほどの多くの人で賑わいます。周辺は畑の場所ですので、畑の中に入らないのはもちろんのこと、畑作業の邪魔にならないようマナーを守って撮影しましょう。またこの周辺の農道は車が1台通るのにギリギリなほど狭い道なので、撮影や移動する際はほかの車の邪魔にならないように、車同士ですれ違う際は譲り合うなど、車絡みでのトラブル防止にも配慮をお願いします。フェンス際に数台停められるスペースはありますが、周囲の農道は狭いため駐車できるスペースはありません。徒歩10分の新田原運動広場の駐車場に駐車可能。周辺には太平洋戦争時の掩体壕があるので撮影の合間に見学してみてください。

ここで撮れる写真例

③基地南門

基地南門撮影ガイド
  • 場所 : 基地南門付近
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 必要
  • 駐車 : 駐車スペースあり

基地南門目の前のポイント。風向き関係なく撮影できるスポット。基地内が見渡せるやぐらがありますが、南門付近は2重フェンスのため滑走路や誘導路上の機体の撮影難易度は高め。上がりを撮るのに向いているポイントです。ゲート前に駐車スペースあり。常連さんが多いスポット。ゲートは工事車両の出入りが多いので注意してください。

ここで撮れる写真例

④空の駅「竜馬」

空の駅「竜馬」撮影ガイド
  • 場所 : 空の駅「竜馬」屋上
  • 営業時間 : 11:00〜14:00
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 不要
  • 駐車 : 無料駐車場
  • 環境 : 食堂、飛行機グッズ売店、トイレ、自販機、展望台

県道44号線(宮崎高鍋線)沿いのRWY28エンド付近(眺鷲台)にある空の駅「竜馬」。そこの屋上にある展望台から撮影できます。RWY28運用時は着陸機の真横やタッチダウンを、RWY10運用時は離陸機を撮影することができ、撮れる写真は展望広場とほぼ同じ。屋上の展望台へは建物横に設置されている外階段から登っていきます。入場無料。新田原基地周辺にはコンビニなどは全く無い中で、空の駅「竜馬」では食事、コーヒー、ソフトクリームなどが楽しめるほか、飛行機グッズなども販売しており、まさに飛行機ファンのための空の駅で、新田原基地撮影でのベースとなるような場所。営業時間11:00~14:00と短いので注意。展望台は時間外でも入場可。

ここで撮れる写真例

⑤新田原展望広場

新田原展望広場撮影ガイド
  • 場所 : 新田原展望広場
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 不要
  • 駐車 : 無料駐車場

新田原展望広場はRWY28エンドにある展望公園。この辺りは眺鷲台の名でも有名で、広場内にある小高くなった丘から基地内が見渡せます。空の駅と同様、脚立不要で気軽に撮影できるスポット。撮影できる写真も空の駅とほぼ同じで、10上がりや28降りが撮影できます。10上がりはお腹気味。トイレやベンチに自販機、無料の駐車場があり撮影環境は良好です。

ここで撮れる写真例

 

新田原基地撮影ガイド

新田原基地の周辺にはコンビニなどは全くなく、空の駅や展望広場が拠点になります。

新田原基地では基本的に基地の南側から撮影することになります。以前は基地の北西や北東側から撮影できるポイントがありましたが、現在では壁や盛り土が造られて見えなくなってしまいました。

基地南側中央付近は畑が広がるエリアとなっており、その周辺の農道は狭くなっています。畑が広がる周辺のエリアは農家の方のご厚意で撮影させてもらっているような場所ですので、畑の中には絶対に入らない、畑作業の邪魔にならないなど、マナーを守って撮影してください。この周辺の農道はとても狭く、車関係のトラブルも多く発生しているので、撮影マナーや交通トラブルには十分注意してください。

普段の訓練ではレンタカーでも問題ありませんが、航空祭などでは車利用はかなり厳しい基地です。

できれば折りたたみ自転車の利用をおすすめします。車を駐車場に停めてそこから自転車で移動すれば非常にフットワークが軽くなるため、一台持っておくと便利です。

折りたたみ自転車であれば何でもいいですが、キャプテンスタッグの折りたたみ自転車は10kg以下と超軽いのにお手頃価格とコスパ最強なので、僕はこれを使ってます。

ナイトや休日訓練の予定は、基地のWEBサイトをチェック。

基地南側の畑エリアには太平洋戦争時の掩体壕がいくつか残っているので、撮影の合間にぜひ見学してみてください。

飛行機撮影では、撮影時にモタつかないSDカードを絶対使いたいところ。

TranscendのClass10 UHS-I対応SDカードは、何度もデリート&書き込みを行ってもエラーが発生しない安定したSDカード。書き込みも、7D Mark2の連写でも全くモタ付かないので安心感が違います。32GBで800枚ほど撮影できるので、僕は予備を含めて1日3枚ほど用意しています。

軍用機を撮影するならエアーバンドは必須装備。軍用機はフライトレーダーに映らないので、エアーバンドで動きを掴みたいところ。IC-R6はエアーバンド受信機の中でも最安値レベルで手に入る高性能機種なので、初心者から上級者までおすすめです。

新田原基地撮影ポイントまとめ

今回は新田原基地の飛行機撮影スポットをまとめてみました。

日本全国&世界の飛行機撮影スポットまとめ。遠征で使える空港別撮影ガイド

2023年1月1日

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