チャンギ国際空港では北風運用時、02Lは着陸機メインで使われます。
特に午後になると超大型旅客機であるA380が何機も到着するので、撮影してておもしろいです。
そんな02Lを午後に順光で撮影できる場所がチャンギビジネスパーク。
という事で今回は、チャンギビジネスパークを紹介します。
もくじ
チャンギビジネスパークは02L着陸機を午後順光で撮影できる
チャンギビジネスパークはこんなところ

チャンギビジネスパークはMRTエキスポ駅から20分ほど歩いた場所にあります。
ここは大手IT企業や金融企業が集まるビジネスエリアで、シティバンクやIBMなどのオフィスが軒を連ねています。
そのエリアの中心部にある公園が、02Lに着陸する飛行機を撮影するのに最高なんですね。
現地の飛行機好きにも人気の場所で、私が訪れた時も地元スポッターの方が3人ほど撮影していました。
ここのおすすめは午後の時間帯。午後は色々な航空会社のA380が到着しますし、お昼以降はバッチリ順光で撮影できますよ。
場所と行き方
チャンギビジネスパークは、チャンギ国際空港からMRTに乗って1駅先のエキスポ駅が最寄り駅です。
エキスポ駅を降りたら、正面にあるチャンギシティポイント(巨大ショッピングモール)を抜けて左へ曲がり、公園沿いを10分ほど歩くと到着します。
エキスポ駅から徒歩15分程です。
チャンギビジネスパークから撮影できる飛行機写真
それではチャンギビジネスパークから撮影できる飛行機写真を紹介します。
各国のA380

チャンギ国際空港はアジア最大のハブ空港のため、A380も多数飛来します。
超巨大なA380は撮影甲斐がありますね。
まずはエミレーツのスペマから。

2日続けて撮影しましたが、次の日はノーマルバージョンでした。
エミレーツのA380は日本でもお馴染みですね。

日本では見る事のない、ブリティッシュのA380もやってきます。
初日は02Cに降りてしまったため、2日目でリベンジ成功。

カンタスのA380も日本には来ないですね。
日本だと羽田に747が入っていますが、羽田だとA380が降りられないですからね。

ルフトの747も日本では見れないですよね。
チャンギで撮れるA380は、ほとんどの機体が明るい時間に撮れるという点もポイントが高いですね。

最後は本拠地シンガポール航空のA380。
前がち

チャンギビジネスパークは周囲に視界を遮るものがないので、初心者にもおすすめの場所です。
木の向こうからゆっくりと飛行機が姿を現すので、その瞬間を前がちで捉えましょう。

着陸間際の機体を前がちで撮影すると、ランディングギアやフラップの様子がよくわかります。
さすがチャンギだけあって、色んな国の飛行機が拝めますね。
スポッティングカット

チャンギビジネスパークでは、もちろんスポッティングカットも撮影可能。
飛行機との距離が近いので、ガスりがちなシンガポールの気候でも安心です。
スコールの多いシンガポールですが、今回は珍しく晴れました。

成田でもお馴染みのLOTポーランド航空。
ヨーロッパの航空会社なのにボーイングの787が主力で、エアバス機は一切使わないという天邪鬼なスタイルが私は好きです。

こちらはガルーダインドネシアのCRJ-1000ERですね。
日本では見る事が少なくなったボンバルディアのCRJ。日本だとIBEXエアラインズがCRJ-700を運用していますね。
CRJ-1000はCRJシリーズの中でも最大の機体です。ここまでくるとリージョナルジェットって感じじゃないですね。
胴体後部にあるエンジンが特徴的!

成田ではよく見かけるけど、現在羽田線はお休み中のニュージランド航空。
羽田で会えるのを待ちましょう。

日本では中々お目にかかれないサウディア。
晴れた日のスカイショットが撮れるのは、シンガポールだからこそ。
シンガポールに来たら撮りたいエアラインのひとつですね。
飛行機撮影情報

この場所で撮影する上で必要な情報をまとめました。
撮影情報
- 02Lの着陸機が撮れる
- スポッティングカットが撮れる
- 午後順光
- 必要レンズは200ミリ程度
チャンギ国際空港の滑走路の運用では、主に02Cは離陸、02Lは着陸という運用が行われています。
そのため、ここは着陸機を撮影するのに絶好の場所です。
ただし全ての飛行機が02Lに降りる訳では無く、02Cに着陸する飛行機もあるのでご注意ください。
感覚的には、1〜2割は02Cに着陸していました。
あとは周囲に雨宿りできる場所がないため、突然のスコールには注意してください。
大切な機材がずぶ濡れになったら最悪ですからね。
間に合わなそうならDBSアジアハブ横でも撮れる

エキスポ駅からチャンギビジネスパークまでは歩いて5分ほどかかります。
スペマなど超レア機がもうすぐ降りてくる!でも間に合いそうもない!
そんな時はDBSアジアハブの横からでも撮影する事ができます。
DBSアジアハブならエキスポ駅から5分ほどで行けるので、ギリギリの場合はこちらがいいと思います。

DBSアジアハブ横から撮影

チャンギビジネスパークから撮影
比べてみるとわかると思いますが、違いはほとんどないですよね。スポッティングカットを撮影するだけなら全く問題ありません。
この場所はビルの合間から撮影するので、ちょっと撮るのが難しいのと、前がちでの絵が撮れない点には注意が必要です。あとはオフィス街でビジネスマンが沢山通るので、撮影していると若干場違い感はありますね。

オフィスビルの合間から飛び出すので、撮れるのは一瞬
シンガポールは暑いので、チャンギビジネスパークまで行く気力がない時もいいかもしれません。
おわりに

チャンギビジネスパークは北風運用時には最高の撮影場所だと思います。
地元スポッターに人気なのも納得です。
シンガポールは熱いので、事前に飲み物を買って午後からスポ活してみてくださいね。
◆チャンギ空港の撮影スポットについてまとめた記事はこちら⬇︎