バンコク・スワンナプーム国際空港の展望デッキを紹介。飛行機撮影には微妙

飛行機撮影のポイントといえば、定番は展望デッキ。

海外の空港では展望デッキがない空港も多いですが、バンコクのスワンナプーム国際空港には、展望デッキオブザベーションデッキ)があります。

展望デッキといっても、飛行機撮影にはちょっと微妙な場所でした。

スワンナプーム空港には展望(オブザベーション)デッキがある

バンコク・スワンナプーム国際空港には、展望デッキがあります。

展望デッキからは、空港内を東西に結ぶ誘導路をタキシングする機体や、駐機中の機体などが撮影可能。

スワンナプーム空港では、空港内の飛行機を撮影できる場所というのが限られているため、空港内の機体が撮れるという意味では貴重なスポット。

ただしこの展望デッキ、厄介なのが屋内にあるという点。

ガラス越しでの撮影となり、しかもガラスには近づけないような造り。

そのため、映り込みなどが発生することが多く、飛行機撮影には不向きな場所。

空港内にあるため気軽にアクセスできるので、待ち時間にふらっと撮るような感じの場所ですね。

スワンナプーム空港展望デッキへの行き方

そんなスワンナプーム空港の展望デッキへは、ターミナル4階にある出発ロビーからアクセスします。

4階出発ロビーに着いたら、RカウンターとSカウンターの間を通って奥へ進みます。

RカウンターとSカウンターの奥に進んでいくと、正面にオブザベーションデッキの案内のあるエスカレーターが見えてくるので、

案内に従って、エスカレーターで上にあがります。

エスカレーターを正面に見るとこんな感じですね。

案内看板には、オブザベーションデッキの文字。

エスカレーターを上がっていくと、左手に出発カウンターが見渡せます。

そのまま一番上まで進むと、こちらがオブザベーションデッキ。

スワンナプーム空港の展望デッキはかなり微妙

上記の写真のとおり、この場所がスワンナプーム空港の展望デッキ(オブザベーションデッキ)。

正直、これで展望デッキという名前は無いかな〜という場所。

デッキから空港敷地内を見てみると、こんな感じ。微妙ですよね。

スワンナプーム空港の展望デッキの一番気に入らない所(微妙なところ)は、この二重ガラス。

写真だとわかりにくいんですが、手前に転落防止のためのガラス(柵)があり、さらにその50m奥くらいに、ターミナルの分厚いガラスがあります。

そのため、物理的にターミナルの奥のガラスには近づけないため、飛行機撮影には非常に不向き。

そして見える景色的にも、こんな感じで決して見晴らしがいい訳ではありません。

ということで展望デッキとは名ばかりの、飛行機を撮影をするには、なかなか残念な感が強い場所。

一応屋内ということで、タイの灼熱を全く気にせずに、空調の効いた屋内から快適に撮影できるという点はメリット。

まあでもせっかく展望デッキ造るなら、もうちょっと考えてよって感じですよね。

ちなみにこの場所は、空港職員の休憩場所みたいになっていて、空港スタッフのタイ女子が集まって弁当を食べたりしてました。

こんな場所で飛行機を撮影している人はあまりいないので、結構目立ちます。

スワンナプーム空港展望デッキから撮影できる飛行機写真

スワンナプーム空港の展望デッキは、駐機中の飛行機と、空港を東西に結ぶ誘導路上をタキシングする機体が撮れる場所。

東西に結ぶ誘導路が見えるため、撮れる飛行機自体は実は何気に多かったり

滑走路はデッキの左右にあって見えないため、離着陸機の撮影はできません。

まずは駐機中の機体から。

ガラス越しでの撮影のため、正面の飛行機に対してはピンが合いやすいですが、斜め方向の機体に対しては若干ボケます。

また手前にいる飛行機よりは、奥にいる飛行機の方がマシに撮れますね。

立ち位置によって、映り込み具合が変わってくるので、こまめに移動しながら確認してください。

ちょっと立ち位置を変えるだけで、映り込みが消えたりしますので。

映り込みを避けるように、こまめに移動するのが一番恥ずかしいポイントです。

誘導路上を移動する飛行機は、ここで一番撮りたい写真。

空港を東西に結んでいるので、スポットから滑走路へ向かう機体や、反対に滑走路からスポットへ向かう機体など、多くの機体がここを通ります。

こちらはスポットから滑走路へ向かう機体。

こちらは滑走路からスポットへ向かう機体。

スポットによっては、正面の誘導路からこちらに向かってくる機体もあります。

コロナ前はTGジャンボも結構撮影できました。

こちらに向かってくる機体の場合、手前に来るほどピントはボケやすいので注意してください。

展望デッキ撮影ガイド

展望デッキから撮影する上で、必要な情報をまとめました。

撮影お役立ち情報
  • 東西を結ぶ誘導路上の機体
  • 駐機中の機体
  • レンズは300ミリ程度
  • 2重ガラス
  • ガラスの色
  • 夜間は映り込みにより撮影不可能
  • 昼間においても映り込みに注意

スワンナプーム空港展望デッキのネックは、やはり二重ガラス越しでの撮影になる点。

ガラス越しでの撮影ということで、まず映り込みに一番注意して撮影したいところ。映り込み具合を確認しながら、立ち位置を調整したいです。

またガラス越しなので、設定を調整しないとガラスの色被りが気になることもあります。

当然夜間は映り込みが激しいため、撮影には向きません。

ただし昼間の撮影では、上記の点に注意しながら撮影すれば、撮れないこともないです。

スワンナプーム空港において転がりを撮れること自体は中々貴重だったりするので、撮影スポットの候補のひとつに入れるのはありな場所。

スワンナプーム空港展望デッキまとめ

不満な点だらけのスワンナプーム空港の展望デッキですが、ここでしか撮れない写真でもあるわけで、完全に無しではないかなという感じの場所。

タイは灼熱なので外で撮ってるとだんだんモチベーションが下がってくる訳なんですが、ここなら空調も効いていて快適ですしね。

何より出発ロビーのすぐ上なのでアクセスは抜群ですし、空港でのちょっとした時間潰しにもいいかもしれません。

◆スワンナプーム空港の飛行機撮影スポットをまとめた記事はこちら⬇︎

【タイ】スワンナプーム国際空港撮影スポットガイド Suvarnabhumi Int’l Airport Spotting Guide

【タイ】スワンナプーム国際空港撮影スポットガイド Suvarnabhumi Int’l Airport Spotting Guide

2023年9月3日

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