広島空港撮スポットガイド Hiroshima Airport Spotting Guide

こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。

広島空港飛行機撮影スポットをまとめました。

広島空港撮影ポイントMAP

飛行場データ

空港コード(ICAO/IATA) RJOA/HIJ
滑走路 3,000m×60m(10/28)
航空管制周波数 APP : 124.05 119.9
ASR : 119.9 124.05 125.15
DEP
: 119.9
TWR
: 118.6 126.2
ATIS : 127.25
広島空港WEB 広島空港公式サイト

広島空港飛行場図

参考 : AIS JAPAN

広島空港撮影ポイント

①広島空港展望デッキ

展望デッキ撮影ガイド
  • 場所 : 広島空港展望デッキ
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 営業時間 : 7:00〜22:00
  • 駐車 : 広島空港駐車場(30分無料)
  • 環境 : トイレ、自販機、レストラン、コンビニ

広島空港の展望デッキ。アミアミフェンスのため、やや撮りにくいです。フェンスにレンズ用の穴が空いてますが、穴の数は少なめ。フェンスの一部はガラス張りになっている場所もあります。滑走路中心付近にあるので、どちらの運用でも対応できます。南北どちらの方向も支障物は無く、離着陸、転がり、真横など色々な構図が狙えます。

ここで撮れる写真例

②西側展望広場

西側展望広場撮影ガイド
  • 場所 : 西側展望広場
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 数台程度の駐車スペースあり

西側展望広場は高台から空港を俯瞰で一望できるスポット。T4誘導路が目の前。RWY10運用時の着陸機やラインナップを撮影するのにいいポイントです。ベンチあり。RWY10運用でインターセクション上がりの重たい機体は、管制塔や、しまなみ海道の因島大橋との絡みが撮れることもあります。この下にあるカマタのガソリンスタンドはぼったくり価格なので、給油はおすすめしません。

アクセスは車、徒歩、自転車でサイクリングロードからアクセスする方法があります。車の場合、十字路の道路脇に数台停められるスペースがあります。

車でのアクセス

車でアクセスする場合、上のGoogleナビを参考に、ターミナル北にあるカマタのガソリンスタンドがある交差点を北へ進み、すぐに左折して上記写真の十字路へ。

十字路の脇には車が停められるスペースが少しあるので、ここからは徒歩で進みます。

十字路の脇にある坂を徒歩で上がっていきます。

脇道を上がっていくとサイクリングロードが見えてくるので、渡ったすぐ先に展望広場があります。サイクリングロードは歩行禁止なので、横断する際は自転車に注意してすぐに渡ってください。

徒歩でのアクセス

徒歩の場合、カマタのガソリンスタンド横の階段を上がっていきます。階段上がりきったところが展望広場。

ここで撮れる写真例

③飛行機の見える丘

飛行機の見える丘撮影ガイド
  • 場所 : 飛行機の見える丘
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 駐車場あり
  • 環境 : トイレ、ベンチ

丘の上から飛行場が見えるスポット。滑走路が一望できます。支障物が無く、左右どちらも良く見えます。エプロンは手前の丘が邪魔で見通しは悪いですが、北側へ少し登ると視界が開けます。誘導路が近く、福岡空港のデッキみたいな迫力のある転がりが撮影できます。駐車場の右にトイレあり。

アクセス方法

車でアクセスする場合、芝公園駐車場が近いです。

芝公園駐車場に車を停めたら、駐車場の南側にある上記写真の場所から徒歩でアクセスします。

遊歩道を上がって行くと、飛行機の見える丘が見えてきます。駐車場からは徒歩5分ほど。

ここで撮れる写真例

④エプロン脇の盛り土

エプロン脇の盛り土撮影ガイド
  • 場所 : 飛行機の見える丘の先の盛り土
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 駐車場あり

飛行機の見える丘の西側にある盛り土の上。飛行機の見える丘から徒歩でアクセスします。盛り土は2つありますが、奥側(西側)の方がおすすめ。手前の丘の上からでも撮れますが、エプロンは見にくいです。P2・T3誘導路に近く、迫力のある転がりが撮れます。途中のフェンス沿いは草が結構伸びておりトゲも有り、丘は急斜面で階段無し、滑りやすいので溝のある靴&長袖必須です。整備されてない場所なので盛り土まで歩くのは少し大変ですが、石垣のカラ岳に登れる人なら余裕です。

アクセス方法

③の飛行機の見える丘の西側にある階段を降ります。

階段を降りたら、上記の矢印のようにフェンス沿いを進んで行きます。

フェンス沿いを歩いて行き、ひとつ目の盛り土の脇を進んでいきます。盛り土の脇は草が結構生えているので注意してください。

ひとつ目の盛り土の先にふたつ目の盛り土が見えてきます。

盛り土の斜面は急なので、怪我には充分注意して下さい。滑りやすいので慎重に登って下さい。

ここで撮れる写真例

⑤ピクニック広場

ピクニック広場撮影ガイド
  • 場所 : ピクニック広場
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 駐車場あり
  • 環境 : ベンチ、自販機、トイレ

ピクニック広場の北東にある駐車場から広場へ続く遊歩道を上がった先にあります。トイレ、自販機、ベンチ、大きな滑り台もある整備された公園。③の飛行機の見える丘よりも視線が低く、誘導路にとても近い&目線の高さで撮れるので大迫力。滑り台横の遊歩道を上がるとどんぐりの丘と呼ばれるT2誘導路が目の前に見える場所があり、少し視線の高い位置から撮影できます。

アクセス方法

ピクニック広場北東にある駐車場に車を停めます。

駐車場にはトイレと自販機あり。

駐車場の南側にあるピクニック広場へ続く遊歩道を上がって行きます。

遊歩道を上がるとすぐ目の前がピクニック広場です。

どんぐりの丘はピクニック広場の大きな滑り台の左側を上がっていきます。

上がった先にどんぐりの丘があります。

どんぐりの丘にはベンチもあり、飛行機の丘のような構図で撮影できます。

ここで撮れる写真例

⑥東側展望広場

東側展望広場撮影ガイド
  • 場所 : 東側展望広場
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 駐車場あり
  • 環境 : ベンチ、トイレ

高台からRWY28エンドを俯瞰で見えるポイント。RWY28への着陸機やラインナップが撮影可能。まるで空撮のような写真も撮影できます。基本的にはRWY28運用時の撮影におすすめですが、RWY10運用時のインターセクションの上がりを撮るのにもいいポイント。展望広場の目の前に駐車場があります。

ここで撮れる写真例

⑦28エンド北側

28エンド北側撮影ガイド
  • 場所 : 28エンド北側にある丘
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 駐車場あり
  • 環境 : トイレ、自販機

RWY28エンドの北側にある丘の上。運動広場のすぐ南側にあり、運動広場の駐車場からアクセスします。丘の上やその周辺から誘導路や滑走路上の機体を見渡すことができ、RWY28へのアプローチやラインナップ、RWY10運用時は迫力あるエアボーンやバケーティングが撮影できます。フェンスが低いので、脚立無しでクリア可能。丘の下の方で滑走路・誘導路移設に伴う造成工事してるので、邪魔にならないように注意して下さい。

アクセス方法

運動広場の駐車場からアクセスします。

運動広場の駐車場にはトイレと自販機があります。

運動広場駐車場の下にあるサイクリングロード沿いに南(滑走路方面)へ進むと、丘が見えてきます。サイクリングロードは歩行禁止なので、脇を歩いて下さい。

ここで撮れる写真例

⑧28エンド南側

28エンド南側撮影ガイド
  • 場所 : RWY28エンド南側にある丘の上
  • 光線 : 昼順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : なし

RWY28エンドの南側にある斜面の上。28エンド側のフェンス周辺では滑走路移設に伴う工事が行われているため、サイクリングロードから自転車でのみアクセス可能です。斜面の脇は工事中なので、作業現場には入らないように。作業が休みの日でないと撮影は難しいです。工事の進捗によっては立ち入りできなくなる事もあるかもしれません。RWY28運用時の撮影ポイント。ラインナップや着陸機が撮影できます。斜面が急なので怪我に注意してください。

ここで撮れる写真例

⑨ターミナル向かい

ターミナル向かい撮影ガイド
  • 場所 : ターミナル向かいにある草地
  • 光線 : 昼順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : なし

サイクリングロードから自転車でのみアクセス可能です。徒歩でのアクセスは禁止の場所。管制塔の向かいから撮影できます。南側にあるため、順光で撮影しやすいポイント。フェンス横が高くなっており、脚立無しでフェンスをクリアできます。滑走路の向こう側にあるエプロンは位置が低くてギアが見えないので、撮影対象は滑走路上の機体がメインとなります。

アクセス方法

サイクリングロードを自転車で進み、上記ボタンのGoogle MAPのポイントまで来るとコーナーの先に橋が見えるので、脇に自転車を停めます。

自転車を停めたら、ここからは徒歩でアクセスします。矢印のように橋の脇にある坂を登って橋を渡ります。

橋を渡りフェンス方面へ。

フェンスまで来たら右側の土手を上がったところがポイントです。

ここで撮れる写真例

⑩グライドスロープ芝広場

グライドスロープ芝広場撮影ガイド
  • 場所 : グライドスロープ芝広場
  • 光線 : 昼順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 若干台数の駐車場スペースあり
  • 環境 : ベンチ

空港西側にあるトンネルから徒歩約5分ほどの場所にある芝生の広場。RWY10エンドに近く、ILSグライドスロープ用アンテナが目の前にあります。ラインナップやタッチダウンが狙えるポイント。ベンチあり。滑走路南側にあるため、順光で撮影しやすいです。アクセス方法は車かサイクリングロードの2つの方法がありますが、サイクリングロードからのアクセスはあまりおすすめしません。車でトンネル上からアクセスした方が楽です。

車でのアクセス

空港西側にあるトンネルのすぐ南側からアクセスします。

トンネルのすぐ南側には車が停められるスペースが若干あります。車を停めたらここからは徒歩でアクセスします。

トンネル右側の斜面を登ったら右へ曲がり、轍を歩いていきます。

轍に従って林の中をどんどん上がっていきます。

林を抜けると開けるので、左へ上がると芝広場があります。トンネルからは徒歩5分ほど。

自転車でのアクセス

自転車でのアクセスはあまりおすすめしません。全く人が立ち入らないため途中のルートが荒れ放題で迷いやすく、芝広場まで辿り着けても今度は舗装路まで戻るのが難しいためです。

⑨のターミナル向かいの場所からサイクリングロードを進んでいくと、二手に別れる上記写真の場所に着きます。二又の左側の道はサイクリングロードで、右側がグライドスロープ芝広場へ続く道です。

グライドスロープ(芝広場)の看板が目印。

看板に従って二手に分かれる右側の舗装路を歩いていきます。舗装されていますが荒れ放題で未舗装路のようになっています。

舗装路を抜けると林になり、ここで舗装路が終わります。ここから林を西へ抜けると芝広場です。ここから先の林は上の写真のようにかなり荒れ放題で轍もなく、石垣島のカラ岳並みに進むのが難しいため、車でのトンネル上からのアクセス方法をおすすめします。

ここで撮れる写真例

⑪広島エアポートホテル

広島エアポートホテル撮影ガイド
  • 場所 : 広島エアポートホテル
  • 光線 : 早朝・夕方順光
  • 脚立 : 必要なし
  • 駐車 : 無料駐車場あり

空港のすぐ横にあるホテルで、部屋の窓から滑走路と誘導路を一望できます。窓は開けられないので窓越しからの撮影となりますが、ガラスは透明なのであまり気になりません。展望広場より滑走路までの距離が近く、空調が効いてる中で快適に撮影できます。部屋はエアポートビューのプランで予約してください。このホテルはビジネスホテルとしてはビュッフェが豪華で、朝からカキフライが食べられます。ライブキッチンではオムレツやフレンチトーストも提供されており、手作りプリンも美味しいです。

ここで撮れる写真例

広島空港撮影ガイド

現在の広島空港では、滑走路西側(RWY10側)の滑走路端安全区域の基準を満たしていません。

そのため滑走路および着陸帯を東側に60m移設する方針が決まっており、2025年に供用が始まる予定で進められています。

それに伴って滑走路東側(RWY28側)では、現在造成工事が行われており、今後東側の撮影ポイントが影響を受ける可能性がありますので注意して下さい。

広島空港の外周は広島県立中央森林公園となっており、基本的には公園の中のポイントから撮影することになります。公園内には多数の駐車場があり、撮影ポイントに近い駐車場を利用するとアクセスが楽です。

公園の駐車場は3つのエリアに分かれていて、それぞれのエリアごとに料金がかかるため、なるべく同じエリアの駐車場を利用すると駐車料金は抑えられます。

広島空港では空港を一周するようにサイクリングロードがありますが、サイクリングロード上は歩行が禁止されています。

サイクリングロードからしかアクセスできないスポットもあるので、そのポイントは自転車をレンタルまたは持ち込んでアクセスして下さい。

自転車は広島県立中央森林公園の公園センターにあるサイクルセンターでレンタル可能。自転車の持ち込みもOKですが、持ち込みもヘルメット代は必要なのでサイクルセンターに立ち寄りましょう。

広島空港では滑走路のリクエストやインターセクションのリクエストなどにより、しょっちゅう滑走路の使用方向が変わるので、

狙った飛行機を確実に撮影するためには航空無線のモニターが必要不可欠。

関西空港で飛行機を撮影するときに使うエアバンドレシーバー

航空無線はエアバンド受信機があれば聴くことができます。

滑走路の使用方向を確認したり、フライトレーダーに映らない飛行機の動きを把握する以外にも、ちょっとコンビニに行く時や車の中で待機する時など、飛行機が見えない状況下で航空機の位置や動きを把握するためにもエアバンドは欠かせません。

エアバンドがあれば空の世界がもっと楽しめるので、飛行機ファンなら絶対持っておきたいアイテムです。

 

エアバンド受信機は多くのものが発売されていますが、初めてなら価格も手頃で高性能なIC-R6が圧倒的におすすめです。

もともとのアンテナはエアーバンド専用ではなく感度はイマイチなので、併せてエアーバンド専用のアンテナも用意しておきたいです。

【完全版】エアバンド初心者のための航空無線使い方ガイド!今日から聴ける

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2019年4月8日

撮影ではスマホの充電の減りも早いので、モバイルバッテリーを1つ持っていると影や普段の生活でも非常に便利です。

モバイルバッテリーは様々なものが発売されていますが、Ankerのモバイルバッテリーが大容量・機内持ち込みもOKで、コスパも優れているのでお気に入りです。


 

広島空港撮影ポイントまとめ

今回は広島空港の撮影ポイントをまとめました。

広島空港でのスポッティングの参考にしてください。

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2023年1月1日

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