関西空港の国際線制限エリア内には、利用できるラウンジがたくさんありますが、
キャセイパシフィック航空が運営し、その指定ラウンジでもあるのが『ラウンジ パシフィック』。
ラウンジの評判が良いキャセイが運営しているということで期待値高めで利用しましたが、
成田にあるキャセイラウンジに近い感じのラウンジでした。
→成田キャセイラウンジが素敵!ここ限定でしか味わえない3つの魅力とは?
もくじ
ラウンジパシフィック基本情報
まずは関西空港にあるらラウンジパシフィックの基本情報から。
- 場所 : 第1ターミナル国際線制限エリア内、北ウィング13番ゲート前
- 営業時間 : 7:00〜19:00
- 食事 : ビュッフェ
- ドリンク : ソフトドリンク、お酒
- サービス : トイレ、雑誌、電源、wi-fi
北ウィングにある航空会社ラウンジのひとつが、ラウンジパシフィック。
名前のとおり、キャセイが運営しているラウンジです。
キャセイというと、本国の豪華なラウンジが有名ですが、関空のパシフィックラウンジは成田のキャセイラウンジに近い感じ。
ちょっと狭いですが、非常に空いているので、穴場といえば穴場なラウンジです。
ラウンジパシフィックの営業時間・利用資格
- 7:00〜19:00
- キャセイパシフィック航空
- マレーシア航空
- フィンエアー
- エアインディア
今回は、キャセイのビジネスクラスに搭乗のため利用する事ができました。
基本的にはキャセイ、マレーシア、フィンエアーとワンワールドが中心ですが、エアインディアなどスタアラ系の航空会社も指定されています。
関空はアライアンスごとにターミナルが分かれていないため、パシフィックに限らず、ほかのラウンジでも同じような感じ。
アライアンスに関係なく航空会社が指定されているのは解りにくくはありますが、ちょっと面白いところでもありますね。
ラウンジパシフィックの場所
パシフィックがあるのは、関西空港第1ターミナル国際線制限エリア内の北ウイング。
北ウイングにはパシフィック以外にも、キャセイ、フィンエアー、マレーシア航空などで利用可能な飛鳥ラウンジもあります。
保安検査を通過したら、本館の北側から2番ホーム(1~3・12~17行き)のウイングシャトルに乗り中間駅へ。
終端駅行きの左のシャトルに乗っても行けますが、右側のシャトルに乗った方がラウンジに近いです。
中間駅のエスカレーターを降りて、北ウイングに出たら左へ。
13番ゲート前まで進むとラウンジパシフィックの入り口があります。
関空のラウンジはどこも入口が小さく、ぱっと見た感じも似ているため、よく探さないと見落としがち。
アットホームなラウンジレセプション。
ラウンジパシフィックのラウンジ内
パシフィックに入室して正面の様子。
雑記コーナーやフードカウンターを抜けた奥にラウンジエリアがあります。
パシフィックのラウンジ内は比較的コンパクトで、カードラウンジのようなサイズ感。
雰囲気的にも、ちょっと広めなカードラウンジって感じのイメージですね。
ラウンジエリア中央には、仕事や飲食向けの大きめのカウンター席があり、そのほかには1人掛けのソファー席が並んでいます。
1人掛けソファー席は浅めで硬いショートステイ向けの簡単なソファー。
サイドテーブルには電源も完備。
メインのラウンジエリアの奥に進むと、仕切られたラウンジエリアがあって、こちらは落ち着いた雰囲気の場所。
ただソファー席のタイプは同じものなので、座り心地は変わりません。
ラウンジパシフィックの食事メニュー
パシフィックは航空会社指定のラウンジなので、ビュッフェ形式で食事も用意されています。
食事といっても軽食程度ですが。
メインはいなり寿司などのご飯ものや、焼きそばなどが用意されています。
サラダや枝豆。
もうひとつサラダ。
パンやサンドイッチ。
冷蔵庫の中にはヨーグルトとカットフルーツ。
ビスケット、源氏パイ、バームクーヘン、ミックスナッツ。
インスタントのスープやチキンラーメン、シリアルなど。
本場のキャセイラウンジといえばヌードルバーが定番ですが、パシフィックはチキンラーメン。
シンプルな味のチキンラーメンはうまい。いつ食べても鉄板の味ですね。
ラウンジパシフィックのドリンクメニュー
フードカウンターの横にはソフトドリンクマシン。
冷蔵庫の中には、水、牛乳、アップルジュース、トマトジュース、オレンジジュース。
コーヒー系は意外と充実。
よくあるタイプのエスプレッソマシンのほかに、カプセルタイプのマシンが用意されています。
カプセルの種類もなかなか豊富なので、好みに合わせて選び放題。
カプセルタイプのエスプレッソマシンはほかのラウンジにもあったので、関空では結構定番。
フードカウンターの横にはドリンクカウンター。
冷蔵庫の中にはワインと大吟醸、トニックウォーター、ペリエ。
その横にはスーパードライのビールサーバー。
ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、赤ワイン、カンパリなど、お酒の種類もひと通りあります。
ラウンジパシフィックの設備・サービス
ラウンジパシフィックには、シャワールームはありません。
残念ながら関空には、シャワーが無料で使えるラウンジというのは無いため、
シャワーを使いたい場合は、制限エリア内だと本館のシャワールーム、一般エリアだとKIXエアポートラウンジで利用できます。
なおKIXエアポートラウンジは、2020年6月30日に閉鎖予定なのでご注意下さい。
→関西空港KIXエアポートラウンジは、シャワーも使える漫画喫茶風ラウンジ
パシフィックにあるトイレ。
入り口近くには、雑誌コーナーも。
各座席にはコンセントもあり。
ヒコ太郎のラウンジ採点!関西空港ラウンジパシフィックは【32点】でした
ヒコ太郎のラウンジ採点では、ヒコ太郎の独断と偏見により、ラウンジを以下の9点についてそれぞれスター付けを行い、それらを総合して採点します。
※ヒコ太郎の完全主観による採点です。
ヒコ太郎のラウンジ採点
- ラウンジ内の雰囲気 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
- 広さ ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
- シャワーの有無と清潔さ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- トイレの有無と清潔さ ★★★★★★★☆☆☆
- 食事メニューの豊富さと満足度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
- オーダー式ミール有無と満足度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- ドリンク充実度とアルコールの有無 ★★★★★☆☆☆☆☆
- 混雑度 ★★★★★★★★★★
- ラウンジ独自のサービス ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
関西空港第1ターミナル ラウンジパシフィックは、29スター獲得で【32点】でした!
ヒコ太郎のラウンジ採点一言コメント
ラウンジパシフィックは、狭いながらも航空会社のラウンジとして必要なものはコンパクトに揃っている印象。物足りなさはありますが、非常に空いているので、静かな空間を求めるならありだと思います。
関西空港ラウンジパシフィックまとめ
キャセイ運営のパシフィックラウンジですが、さすがに本国の豪華なキャセイラウンジには敵いませんね。
→香港国際空港キャセイ【ザ・ピア】ビジネスクラスラウンジ潜入レポ
本拠地香港のキャセイラウンジとは、天と地の差がありますが、空いているのはメリット。
飲食やラウンジの雰囲気で選ぶなら、飛鳥ラウンジの方がおすすめです。
◆関西空港にあるその他のワンワールドラウンジはこちら⬇︎
→関西国際空港ワンワールドラウンジまとめ。各ラウンジの特徴や入室条件
ガラガラだから貸し切り状態!