※こちらのラウンジは2021年8月に閉鎖となりました。
香港国際空港のサテライト側にあるキャセイラウンジといえばザ・ピアが有名ですが、
→香港国際空港キャセイ【ザ・ピア】ビジネスクラスラウンジ潜入レポ
サテライト側には『ザ・ブリッジ』もあります。
ザ・ピアはサテライト側の奥の方にあるので遠いのが難点でしたが、
今回紹介するザ・ブリッジは、サテライト側中央付近にあり、連絡シャトル降り場にも近いので利用しやすいラウンジなんですよね。
アクセスがいいだけでなく、焼き立てのパンやラウンジ内のオープンで焼き上げたピザが食べられるのが魅力。
クリスマスの時期に訪れたので、クリスマス仕様のケーキまで楽しめました。
現在キャセイでは、2020年2月17日から香港国際空港にあるザ・ブリッジを含めた3つのラウンジ(ザ・デッキ、ザ・ブリッジ、ザ・ピア(ファーストクラスラウンジ)の営業を一時的に停止していますので、ご注意ください。
現在営業しているキャセイラウンジは、ザ・ウィング(ファーストクラスラウンジ・ビジネスクラスラウンジ)、ザ・ピア(ビジネスクラスラウンジ)の3つです。
もくじ
ザ・ブリッジ基本情報
まずは香港国際空港ザ・ブリッジの基本情報から。
- 1タミ制限エリア内、サテライト側6階中央エスカレーター下
- 営業時間 5:30〜24:30
- ビジネスクラスラウンジ
- ベーカリー(焼き立てパン・ピザ)
- ビストロ(ビュッフェ)
- ロングバー(バーカウンター)
- コーヒーロフト
- シャワールーム(9室)
- BFタイプ & USB電源
ザ・ブリッジには定番のヌードルバーは無いんですが、その代わりにあるのが『ザ・ベーカリー』。
ザ・ベーカリーはこのラウンジにしか無いサービスで、焼き立てパンやカリカリのピザが食べられます。
オリジナルカクテルが飲めるロングバーやコーヒーロフトなんかもあり、なかなか充実したラウンジでした。
営業時間・利用資格
- 5:30〜24:30まで
- キャセイのファーストクラス・ビジネスクラス利用者
- キャセイのマイレージプログラム『マルコポーロクラブ』のダイヤモンド会員・ゴールド会員・シルバー会員
- oneworld加盟航空会社のファーストクラス・ビジネスクラス利用者
- カーゴ・クラン・エリートメンバー
- oneworldエメラルド・サファイア会員
ラウンジの場所
ザ・ブリッジがあるのは、保安検査通過後の制限エリア内、サテライト側中央付近。
制限エリア内に入ったら、まずはサテライト側へ。
36番ゲートを過ぎてサテライト側へ到着すると、正面にザ・ブリッジがあります。
ザ・ブリッジは、エスカレーターで下へ。
下に降りるとラウンジレセプション。
ザ・ブリッジはちょっと特徴的なラウンジレイアウトとなっていて、
レセプションを挟んで右側のエリア(北ウイング)と左側エリア(南ウイング)に分かれており、
北側と南側で受けられるサービスが違います。
ちなみに北側エリアと南側エリアは自由に行き来できるので、
北側のベーカリーで食事した後に、南側でシャワーを利用なんてのも、もちろんOKです。
ザ・ブリッジ右側エリア(北ウイング)
まずは入室して右側のエリア(北ウイング側)から、紹介します。
- ラウンジフロア
- ベーカリー(ビュッフェ)
- ロングバー(バーカウンター)
- TVラウンジ
こちらのエリアは、ベーカリー、ロングバー、TVラウンジといったサービスが特徴的。
入室して最初にあるのは、ソファー席が並ぶラウンジフロア。
ザ・ウイングに近いデザインというか、キャセイラウンジっぽくない雰囲気ですね。
天然素材のデザイナーズ家具を使ったキャセイ王道のラウンジインテリアも好きですが、こんな感じのラウンジフロアも悪くない。
1人掛けのソファー席のほか、ブース席のようなタイプもあります。
ベーカリー
ザ・ブリッジで一番の目玉が『ザ・ベーカリー』。
ザ・ベーカリーは、ビュッフェスタイルの食事が楽しめるエリアとなっており、
調光された落ち着いたレストランのようなダイニングで、ゆったりと食事が楽しめます。
ザ・ベーカリーは人気のラウンジサービスなので、ダイニングエリアもかなり広い。
ビュッフェスタイルの食事は他のキャセイラウンジでも楽しめるんですが、
ザ・ベーカリーはその名のとおり、パンやピザなどのベーカリーメニューが充実。
ラウンジ内のオーブンで焼き上げた、焼き立てのピザやパンなどが楽しめます。
ロングバー
バーテンダーが作るオリジナルカクテルや、シャンパンなどのお酒メニューが楽しめるのが、このロングバー。
キャセイデライトやジンジャーフォレストなどのオリジナルカクテルは3種類。
カフェメニューやノンアルコールカクテルもあるので、お酒が飲めない人でも楽しめます。
バーカウンター横には軽食もあるので、お酒のおつまみにもぴったり。
TVラウンジ
TVが見れるTVラウンジなるものもありました。
TVラウンジといってもただテレビが流れてるだけのフロアなので、普通のラウンジ。
人自体は少なかったですね。
ザ・ブリッジ左側エリア(南ウイング)
次はレセプション左側のエリア(南ウイング側)へ。
- ラウンジフロア
- コーヒーロフト(カフェサービス)
- ビストロ(ビュッフェ)
- シャワー
- ITゾーン(ビジネスコーナー)
こちらのエリアは、ビストロ、コーヒーロフト、シャワー、ITゾーンといったサービスが楽しめる場所。
こちらのエリアも最初にあるのは、ソファーが並ぶラウンジフロア。
北側とほぼ左右対象の造りで、ソファータイプやデザインも同じ感じです。
ビストロ
北側のビュッフェはベーカリーでしたが、南側にあるビュッフェは『ビストロ』。
ホットミール、サラダ、パン、スイーツなど幅広いメニューが楽しめます。
ビストロにある料理のメニューはザ・ベーカリーにあるものと大半は同じで、全体的にはザ・ベーカリーの方が豊富。
ITゾーン
ITゾーンは、いわゆるビジネスコーナー。
パソコンやプリンター完備で、仕事や作業をするのにもってこい。
コーヒーロフト
ラウンジの一番奥には、カフェメニューが楽しめるコーヒーロフトもあります。
豊富やカフェメニューのほか、カクテルなどのお酒やハーゲンダッツなどのアイスもオーダー可能。
- エスプレッソ
- アメリカン
- マキアート
- カプチーノ
- カフェラテ
- フレーバーコーヒー(ヘーゼルナッツ、キャラメル、クレームブリュレ)
- バニラ
- チョコレート
- ストロベリー
- コーヒー
コーヒーロフトの横にはミニバーもあり、
瓶ビール、紅茶、缶ジュースなどの飲み物や、焼き菓子、スナック、フルーツなどが楽しめます。
食事メニュー
ザ・ブリッジでは、ザ・ベーカリーやビストロ、ロングバー横などで、ビュッフェスタイルの食事が提供されています。
ザ・ベーカリーというだけあって、パンは豊富な品揃え。
訪れたのがクリスマスシーズンだったので、パンの横にはクリスマス仕様のケーキが2種類。
アップルクランブル、シナモンとチョコレートのプディング。
ザ・デッキのオーブンで焼き上げたピザは、人気のメニューですぐに無くなります。
トマトピザにタンドリーチキンのピザ。
薄いクリスピータイプの生地でカリカリ食感。
チキン煮込み。
サラダ類もかなり豊富。
キャセイラウンジらしく点心もあり。
スープもたくさん。
揚げ餃子、ポテトの揚げ物、ハムなど。
サンドイッチやシナロンロールなど。
クリスマス仕様のブッシュドノエルやチョコレートケーキ。
フレッシュフルーツ。
ソフトドリンクメニュー
フレッシュジュース、牛乳、デトックスウォーター。
JINGの紅茶。
冷蔵庫の中に缶ジュース。
アルコールメニュー
ザ・ブリッジでは、カクテルやシャンパンなど、お酒の多くはロングバーやコーヒーロフトなどで提供されています。
オリジナルカクテルのジンジャーフォレストは、ノンアルコールカクテル。
お酒じゃなかった。
リアルにミントと生姜入っているので、爽快感は200%です。
ザ・ブリッジでは基本的にはロングバーやコーヒーロフトでお酒を注文する感じですが、
気軽に飲めるようにビールやワインなどはセルフでも楽しめます。
- 香港ビール(クラフトビール)
- ドラゴンズバック(クラフトビール)
- チンタオ
- ヒューガルデン
- アサヒ スーパードライ
- カールスバーグ
セルフとはいえ、ビールの種類はなかなか豊富です。
中でもドラゴンズバックは香港のクラフトビールということで、キャセイラウンジで飲みたいビール。
ペールエールらしい苦味がグッド!
赤ワインや白ワインのほか、シャンパンまで。
ビジネスクラスラウンジなのにシャンパンが飲めるあたりが、キャセイの好きなところ。
シャンパンの銘柄は『G.H.MUMM』でした。
キリっと飲みやすいシャンパンです。
シャワールーム
ザ・ブリッジの左側エリア(南ウイング側)には、シャワールームがあります。
9室あるので、すぐに利用できました。
シャワールーム内には洗面台にトイレと、他のキャセイラウンジと同じ。
シャワータイプは、レインタイプとハンドタイプの2つ。
ガラスの仕切りのみで扉は無いので、荷物は洗面台の下の椅子を引き出して、そこに置くと濡れません。
洗面台には、成田のカンタスラウンジでも使われていたジュリークのローションとクレンジング。
他のキャセイラウンジではAesopで統一でしたが、ザ・デッキはなぜかジュリークでした。
化粧落とし、コットン、綿棒、歯ブラシ、ゴミ袋、シャワーキャップとアメニティーも揃ってます。
その他の設備・サービス
電源はBFタイプとUSBタイプ。
コンセントはBF型なので、日本のコンセントを使用するには変換プラグが必要。
マルチプラグがあれば、世界中どのコンセントでも対応できるので、1つ持っておくと安心です。
ヒコ太郎のラウンジ採点!香港国際空港ザ・ブリッジは【68点】でした
ヒコ太郎のラウンジ採点では、ヒコ太郎の独断と偏見により、ラウンジを以下の9点についてそれぞれスター付けを行い、それらを総合して採点します。
※ヒコ太郎の完全主観による採点です。
ヒコ太郎のラウンジ採点
- ラウンジ内の雰囲気 ★★★★★★★★☆☆
- 広さ ★★★★★★★☆☆☆
- シャワーの有無と清潔さ ★★★★★★★★☆☆
- トイレの有無と清潔さ ★★★★★★★★☆☆
- 食事メニューの豊富さと満足度 ★★★★★★★★☆☆
- オーダー式ミール有無と満足度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
- ドリンク充実度とアルコールの有無 ★★★★★★★★☆☆
- 混雑度 ★★★★★★☆☆☆☆
- ラウンジ独自のサービス ★★★★★★☆☆☆☆
香港国際空港ザ・ブリッジは、61スター獲得で【68点】でした!
ヒコ太郎のラウンジ採点一言コメント
ザ・ブリッジにはヌードルバーがないため、オーダー式ミールの項目は低くなってしまいましたが、ここにしかないザ・ベーカリーなどもありますし、インテリアも新鮮。満足度としては高めでした。
ザ・ブリッジまとめ
ザ・ブリッジにはヌードルバーこそありませんでしたが、ヌードルバーのメニューは他のラウンジで食べられますからね。
ザ・ベーカリーで食べられる焼き立てピザも美味しかったですし、何気に甘いものも充実してたりと甘党にもオススメ。
こうやってラウンジごとにオリジナリティーがあると楽しいですね。
ザ・ブリッジにはベーカリーでしたが、近くのザ・ピアにはコーヒーカートやリラクゼーションルームがあったりと、キャセイはラウンジごとに特徴があるのが魅力。
香港にはラウンジがたくさんあるので、早めにチェックインしてラウンジごとの違いを楽しんでみるのも楽しいです。
◆香港空港のワンワールドラウンジをまとめた記事はこちら⬇︎
→香港国際空港ワンワールドラウンジまとめ。各ラウンジの特徴と利用条件