【BenQ treVolo Uレビュー】航空無線の試聴におすすめのBluetoothスピーカー

航空機ファンの間でも人気なのが、エアバンド(航空無線)の試聴。

空港や基地へ出掛けた際はもちろんのこと、自宅で傍受している人も多いと思います。

僕は自宅や空港外柵の車の中など、屋内でエアバンドを受信していて気になるのがノイズなんですが、

ヒコ太郎

屋内や車の中だとノイズが気になる!

最近使い始めたのが、BenQ製の「人の声」に特化した声用スピーカー「treVolo U」。


このたびBenQ様からご提供をいただいたので、レビューしたいと思います。

※商品提供を受けて記事を作成しています※

航空無線など音声に特化したスピーカー

PC用ディスプレイやプロジェクターといった製品などで有名なBenQ様から、

このたび航空無線の試聴など音声コンテンツに特化したスピーカー「treVolo U」をご提供いただきました。

BenQ「treVoLo U」Bluetoothスピーカー

音声試聴に特化したスピーカーということで、オンライン学習やリモート会議などで活躍しそうなスピーカーですが、航空無線試聴にもぴったりとのこと。

エアバンドで厄介なノイズは、アンテナやスケルチなどである程度改善はできますが、受信環境や条件が悪いとノイズは入ります。

ノイズ処理能力に長けた「treVolo U」なら、確かにエアバンド試聴にも良さそう。

Bluetooth接続やバッテリー駆動で屋内や外出先でも使えそうということで、実際に使ってみました。


内容物一覧

セット内容としては、

セット内容
  • treVolo Uスピーカー本体
  • 充電アダプター
  • USB TypeCケーブル
  • オーディオケーブル
  • 取扱説明書(日本語対応)

内容としてはこれらのものがセットになっています。取扱説明書は日本語表記でした。

左から充電アダプター、オーディオケーブル、USB TypeCケーブル


treVolo Uの特徴

BenQ treVolo Uの最大の特徴は、なんといっても「人間の声」に特化した声用スピーカーであること。

treVolo Uの特徴
  • あらゆるノイズを除去し、声がクリアに聞こえる
  • 音声視聴に特化したオリジナル設計
  • 声のディティールまで繊細に再現
  • 耳に合わせた高いカスタマイズ性
  • 専用アプリで操作とカスタムができる

具体的には上記のような特徴を持ったスピーカーで、

基本的にはオンライン学習、音声コンテンツ視聴に利用するものですが、航空無線の受信にも活躍します。

学びのために生まれた声用スピーカー | treVolo U

本体上部にはボタンが設置され、これでスピーカーをコントロールします。

右から順に、電源ボタンBluetoothボタン音量ボタン安心モードボタン音声モードボタンの順に並んでいます。

Bluetoothボタンでは、Bluetooth対応機器と接続が可能。

安心モードをONにすると、人と本体の距離と環境音を検知し、自動で音量を調節してくれます。

音声モードボタンは押すことで、「音楽モード」、「動画学習モード」、「ライブ学習モード」の3つから選択することができ、利用シーンに合わせて最適なモードを切り替えることができるようになっています。

後で紹介しますが、航空無線の受信では、「ライブ学習モード」がおすすめ

また音声モードボタンを長押ししてから「音符ちゃん」と呼びかけることで、声に反応して音声コントロールが可能となります。

さらに本体のボタンだけでなく、専用アプリをスマホに入れることで、スマホからの操作もできるように。

このようにtreVolo Uはコンパクトなスピーカーながら様々な機能が付いていて、先進的なスピーカーでした。

特に様々なノイズを処理し、人の声がはっきり聴こえるようになる「ライブ学習モード」は大きく期待したいところ。

航空無線試聴レビュー

とは言っても、どれほど聴きやすくなるのか、実際に聴いてみないことにはわかりません。

カタログスペックはあるけど、「全然ダメじゃん!」ってこともよくある話ですからね。

ということで、実際に航空無線を受信して、treVolo Uを利用することで、どれほどクリアに聴けるようになるのか確認してみました。

ぼく自身、航空無線の資格を持っていて、趣味でも普段から飛行場や自宅で航空無線を聴いているので、リアルなところをチェックしてみたいと思います。

用意したエアバンド受信機は、エアバンド受信では定番のiCOM製「IC-R6」。

アイコムIC-R6の使い方完全ガイド!初心者でも今日から操作方法がマスターできる

2019年4月5日


treVolo Uとは付属のオーディオケーブルで接続しています。

スピーカー本体のモードは、声とノイズ処理に特化した「ライブ学習モード」に設定してあります。

IC-R6側のスケルチはオート。

受信先は128.4、横田基地のATISに設定。ノイズ処理の違いが分かるように、あえて距離の遠い、受信環境ぎりぎりのノイズが多い悪条件の場所に合わせました。

 

実際に受信してみた時の動画がこちら。

比較して聞いてみると、treVolo Uを通して聴くと、一瞬ノイズ処理がかかったような感じになってからすぐにはっきり聴こえ、

明らかにノイズが軽減されているのがわかります。

実際に受信してみるまでは半信半疑だったんですが、これは凄い。

ここまでノイズがクリアになるとは正直驚きでした。


ラジオの試聴レビュー

次にラジオを受信して、聴こえ方の比較を行ってみます。

 

treVolo Uを通すことで、こちらもハッキリ聴こえるようになりました。

このように航空無線だけでなく、ラジオなど他の物でも声がかなり聴きやすくなるのがわかると思います。

自宅や車内での航空無線受信におすすめ

「BenQ treVolo U」のノイズ処理能力はとても優れていました。

航空無線受信においての利用シーンとしては、やはり受信環境の悪い場所で長時間聴きたいときに活用するのがおすすめです。

スピーカーなので、やはりおすすめシーンとしては自宅での利用がおすすめ。

エアバンド受信機をBluetooth化することでBluetoothでの接続も可能ですし、屋内は受信環境が悪いのでノイズ除去の効果を大きく実感できます。

またBenQ treVolo Uは充電することで12時間連続再生ができるので、外出先でも利用可能。

特に基地や空港周辺での車内で聴くのに活躍します。車内は受信環境が悪く、12時間持てば1日使えるので、BenQ treVolo Uがあると便利です。

またスマホでエアバンドが聴けるLiveATCを試聴するときにもおすすめ。

LiveATCの魅力とは?受信機が無くてもスマホだけで航空無線が聞ける

2019年6月10日

Bluetooth接続&ノイズ処理によって快適に試聴することができます。

「BenQ treVolo U」まとめ

航空無線の受信にはノイズが付きもの。受信機にもスケルチもありますが限界があります。

大事なフレーズがノイズで聴きとれない場面が何度あったか。

BenQ treVolo Uのノイズ処理はとても素晴らしく、ノイズが多いシーンでもストレスなく受信できるようになりました。


この記事を気に入ったら、シェアしていただけると嬉しいです⬇︎