ヒースロー空港では比較的少ない東風運用。
東風運用時は、ヒースローに2本ある滑走路のうち、基本的には09Lが着陸で使用されます。
そこで今回は、そんな東風運用時に09Lへの着陸機を撮影できるスポット、ターミナル5近くのラウンドアバウトについて紹介します。
ヒースローT5付近のラウンドアバウトは09L着陸機が朝夕順光で撮影できる
ラウンドアバウトがあるのは、バスロードとスタンウェルムーアロードがクロスする場所。
ヒースロー空港の北西、ランウェイ09Lエンドから少し離れた場所にあります。
ヒースロー空港ターミナル5から423系統の無料バスに乗って、最初に通るラウンドアバウトがこの場所です。
ここはランウェイ09Lの着陸機を早朝、夕方に順光で撮影できるスポットとして知られています。
私が訪れた時も、欧米系の方々が撮影していました。
ちなみに訪れた時間は朝の5時過ぎ。みなさん朝早いのによくやりますね。
ラウンドアバウトからは、09Lへアプローチする機体をこのように見渡すことができます。
ラウンドアバウトの場所・アクセス
ラウンドアバウトがあるのは、地図のこちらの場所。
ターミナル5から無料バス423系統に乗り、最初のバス停heathrow Closeで下車。そこから徒歩5分ほど。
ラウンドアバウトの最寄りのバス停は、heathrow Close。
ヒースロー空港第5ターミナルから、無料バス423系統に乗って最初のバス停です。
heathrow Closeバス停で降りたら、道路を西へ進みます。
ターミナル5からのバスだと、来た道を戻る感じですね。
道なりに少し歩くと、車1台しか通れないような特徴的な狭い橋が見えてきます。
この橋を渡るともう目の前。
橋を渡った先の正面に見えるのが、目的地のラウンドアバウトです。
heathrow Closeから歩いて約5分くらいですね。
ラウンドアバウト付近から撮影できる飛行機写真
ラウンドアバウトから撮れる写真は、09Lの着陸機。
降りてくる機体を、前がちから真横、ケツ追いまでを一通り撮影することができます。
下から見上げるような感じの写真になってしまうのは、飛行機との距離が近いから。
飛行機との距離や見上げる高さなど、撮れる写真的には27Rの着陸機を撮影できるスポットであるBA整備場裏に近い感じですね。
前方から真横にかけては遮るものなどは何もないので、落ち着いて撮ることができます。
ここで撮れる写真のメインとなるのは、真横のポジション。
ただし高度が高く、地上との絡みも撮れないので写真的には単調になりがち。
引いて撮ったら地上も入りますが、あまり面白い感じではないですね。
ちょっと見上げて撮るような場所なのに、機体が右にバンクすると、さらに腹下になっちゃいますね。
おかげで4つのエンジンがよく見えます。いいのか悪いのか。
ちなみにかなり遠いですが、撮ろうと思えば09Rに着陸する機体も撮影はできます。
距離があるため画質に期待はできませんが、証拠写真程度にはなるかと思います。
機体が真横を通り過ぎて、ケツ追いの場面では、木の向こうに機体が隠れるまで撮影が可能。
湿度の高い曇り気味の朝だったので、ベイパーを引きながら降りてくる機体もありました。
フェンスの奥には管制塔が見えるので、アプローチの高さによっては着陸機と一緒に撮ることもできます。
奥には09Rを離陸する飛行機の姿も見えますね。
早朝は機体の前方から光が当たります。
撮影お役立ち情報
ラウンドアバウトから撮影する上で必要な情報をまとめました。
撮影お役立ち情報
- 東風運用で、09Lを着陸で使用時
- 頑張れば09R着陸機も撮れる
- 真横カット
- 早朝・夕方順光(朝8時までと、夕方16時以降)
- 必要レンズは100ミリ〜
この撮影スポットは風景と絡めて撮るというよりは、着陸機の真横を撮るようなスポット。
東風運用時は、基本的には09Lが着陸で使われるんですが、早朝時間帯、朝の7時頃までは09Rにも降ろすことがあるので注意が必要です。
お目当ての機体が09Rに降ろされてしまったら残念過ぎるんですが、一応ここからでも撮る事はできます。
ターミナル5に近く、アクセスは便利なスポットです。近くにトイレや売店などはないので、困ったらターミナル5で。
おわりに
ラウンドアバウトは東風運用時、早朝・夕方に着陸機を撮影する際の定番スポットですね。
早朝は到着機が多いので、東風運用時はここで撮影してみてください。
◆ヒースロー空港にある撮影スポットをまとめた記事はこちら⬇︎