ヒースロー空港ハットンロードノース交差点は27R着陸機撮影にベスト

ヒースロー空港に2本あるうちの1本、ランウェイ09L-27R。

時間帯によって順光で撮影できるポイントというのは変わりますが、今回は27Rの着陸機を早朝と夕方以降に順光で撮影できるスポット、ハットンロードノース交差点を紹介します。

ハットンロードノース交差点は飛行機を撮影できるポイントがいくつかあり、場所によって撮れる絵も変わってくるので、撮影の参考にしてみてください。

ハットンロードノース交差点付近は27R着陸機が朝夕順光!

ヒースロー空港ハットンロードノース交差点はどんな場所?

ハットンロードノースは、ヒースロー空港の北東、ランウェイ27Rエンド付近にある道路です。

バスロードと空港外周道路のパリミターロードを北東で結ぶ短い道路がハットンロードノースで、近くのバス停の名前にもなっています。

この交差点付近からは、ランウェイ27Rに着陸する飛行機を早朝と夕方(朝8時までと、夕方16時以降)に順光で撮影が可能。

他に27R着陸を撮影できる撮影スポットとしてBA整備場裏がありますが、そちらとは順光の時間が真逆ですね。

ハットンロードノースの場所・アクセス

ハットンロードノース交差点があるのはこちら。

ハットンロードノースバス停が交差点の目の前にあります。アクセスはヒースロー空港第5ターミナルとハットンクロスを結ぶ423系統の無料バスを利用しましょう。

ハットンロードノース交差点付近から撮影できる飛行機写真

ハットンロードノース周辺には、滑走路27Rの着陸機を撮影するのに向いている場所が3ヶ所ほどあります。

撮影できる場所

  1. ノーザンパリミターロードコーナー
  2. ボウリング場前
  3. ハットンロードノース交差点

それぞれの場所から撮影できる飛行機写真を紹介します。

①ノーザンパリミターロードコーナー

まずはノーザンパリミターロードコーナーから。

ノーザンパリミターロード沿いは27Rの着陸機が撮影できますが、特にパープルパーキング近くのコーナー付近は、27R着陸機を撮影するのに最も有名なスポット。

ここでは撮影している人の姿をよく見かけます。

ノーザンパリミターロードと空港の間にはフェンスがあるので、その上を飛ぶ飛行機を撮影するような形になります。

ここで撮影する定番の写真は真横カット。

コーナー付近で撮影すれば飛行機の高度が高いのでフェンスは入りませんが、やや腹打ち気味に。

コーナーから少し西寄り(ハットンロードノース側)に移動して撮影すると、飛行機の高度が低くなるため腹打ち感はなくなりますが、フェンスが入るようになってきます。

スポッティング写真を撮影するなら、こちらの写真の方がいいかもしれませんね。機体を見上げてる感も少ないですし、撮影した場所が伝わるフェンスの入った写真の方が私は好きです。

降りてくる機体との間に遮るものがないので、前からの撮影や、後方からの撮影にも向いています。

後方からの撮影だとこんな感じの絵になります。

立ち位置と飛行機の降り方によっては、タワーと絡める事もできます。

無理やり感はありますけどね!

ヒースロー空港の管制塔はかなり特徴的なデザインなので、絡めて撮るとおもしろいですね。

上の写真は、前ボケしたフェンスの奥に降りるBA機とタワーとの写真。

厳重なフェンスって国際空港っぽいですよね。

昔はフェンスが入った写真が嫌いだったんですが、最近は空港らしさが感じられるフェンスのある写真が好きになりました。

②ボウリング場前

ハットンロードノースの北側、バスロードにあるエアポートボウルというボウリング場前からも27Rに着陸する飛行機を撮影することができます。

こちらの良いところは、フェンスや車などに邪魔されずに水平に近い角度で飛行機の真横カットが撮れる点。

①のパリミターロードコーナー付近で撮影すると、どうしても飛行機を下から少し見上げるような写真になってしまいますよね。

次に紹介する③のハットンロードノース交差点からの撮影では、飛行機がフェンスの下に沈んでしまう事もありますし、前の道路を通る車に邪魔されることも多いんですが、ここでは邪魔される確率がグッと下がります。

なので真横を水平に近い角度で撮れて、しかも邪魔されずに撮影できる確率も比較的高いということで、着陸機のスポッティングカットを撮るならこちらはおすすめの場所ですね。

ただし建物と建物の間から撮影する形になるので、難易度は少し高め。と言っても落ち着いて撮れば全然大丈夫。

もし心配なら、秒間コマ数の多いカメラで撮影すれば安心ですね。

ちなみに真横だけでなく、前がちの写真も撮影できます。

③ハットンロードノース交差点

ハットンロードノースでの撮影で1番おすすめの場所がこの交差点。

水平に近い角度で真横が撮影できますし、なんといっても飛行機との距離が近い。着陸間際の迫力のある写真を撮影することができます。

特徴のある交差点や、ヒースローバスを入れて撮影すると、ヒースロー空港で撮影した雰囲気も伝わりますよね。

着陸間際なので、前からの撮影でもしっかりと背景も入ります。

もちろん真横カットの撮影もできます。

飛行機との距離が近いですが、高度が低いので水平に近い角度で撮影できるんですよね。

ただし今回紹介した3ヶ所の中では、1番難易度が高め。

その理由は障害物が多いこと。

動かない信号機や電柱に注意するのはもちろんですが、交通量が多い道路のため、結構な確率で車が飛行機に被ります。

しかも高さのあるバスも多く通るので、絶対に失敗できない飛行機を撮影するにはちょっとリスキーですね。

撮影お役立ち情報

ハットンロードノース交差点から撮影する上で必要な情報をまとめました。

撮影お役立ち情報

  • 西風運用で、27Rを着陸で使用時
  • 着陸間際の真横カット
  • 近くのホテルやマックで休憩可能
  • 早朝・夕方順光(朝8時までと、夕方16時以降)
  • 必要レンズは100ミリ〜

撮影地情報としては、こんな感じの場所ですね。

ハットンロードノースは、バス停が目の前とアクセスもよく、近くにはマックやホテルもあるので、トイレや食事、買い物にも困りません。撮影環境的には非常にいいですね。

フェンス越しに空港内が見えますが、フェンスに接近しての撮影はやめた方がいいと思います。

おわりに

ハットンロードノース交差点は撮れる場所がいくつかあるので、気分や目的で選べます。

早朝や夕方に27R着陸を撮影するなら、今回紹介したハットンロードノースがベストじゃないでしょうか。

ここが逆光になる昼の時間帯は、昼順光ポイントのBA整備場裏で撮影するのがいいですね。

ヒースロー空港BA整備場裏は27R着陸機を昼順光で撮影できるスポット

2019年7月24日

◆ヒースロー空港にある撮影スポットをまとめた記事はこちら⬇︎

イギリス・ヒースロー空港の飛行機撮影スポットまとめ!滑走路の運用方法も解説

2019年8月9日

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