シンガポールで超人気の世界最安ミシュラン獲得店が期待外れだった話

シンガポールと言えばチキンライスですよね。

シンガポールには美味しいチキンライスのお店が沢山ありますが、中でも世界最安のミシュラン獲得店があるという事で行ってきました。

お店の名前は『香港油鶏飯・麺(Hawker CHAN Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle)』。

世界最安でミシュラングルメが食べられるという事でウキウキ気分で行ったんですが、ちょっと期待外れだったのでその様子を紹介したいと思います。

シンガポールにあるチキンライスの超人気店『香港油鶏飯・麺』は世界最安のミシュラン獲得店

シンガポールにあるチキンライスの超人気店『香港油鶏飯・麺(Hawker CHAN Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle)』は、シンガポールで美味しいチキンライスが食べられるという事で、地元シンガポーリアンや観光客で賑わっています。

このお店は、あのミシュラン1つ星に選ばれた事でも有名で、リーズナブルな価格でミシュラングルメが食べられるという事で、開店前から行列ができるほど大人気のお店です。

元々はフードコートの中にある屋台のお店でしたが、人気が出過ぎてしまったためにフードコートのある建物の向かいに2号店がオープンしました。1号店の屋台は向かいの建物2階のフードコート内にあります。

行ってみたら期待外れだった

ミシュラングルメというと雰囲気的にもお財布的にも敷居が高いイメージですが、シンガポールにある香港油鶏飯・麺はリーズナブルな価格でミシュラングルメを味わえるという事で、ワクワクしながら訪れました。

しかし行ってみたら期待外れでした。普段ネガティブな記事は書かないんですが、事前に知っておくと残念な気持ちにならない人もいると思うので、今回記事にしたいと思います。

香港油鶏飯・麺があるのはMRTチャイナタウン駅からすぐ近く。

チャイナタウン駅を降りたら、南にあるスミスストリートへ向かいます。

こちらがスミスストリートにある香港油鶏飯・麺の路面店。

チャイナタウン駅から徒歩5分ほどで到着します。

香港油鶏飯・麺を正面から見た様子。

朝早い時間だった事もあり、お店の外までの行列はなく、すんなりお店の中に入る事ができました。

お店の入り口にあったミシュラン獲得のサインに胸が躍ります。

香港油鶏飯・麺の店内は新しいお店という事もあって、明るく綺麗な雰囲気。

奥にもテーブルのフロアがある広めの店内ですが、さすが人気店という事もあって、テーブルの席はほとんど埋まっており、基本的に相席です。

カウンターの後ろにあるチキン達。

ミシュラン1つ星を獲得したその味がもうすぐ食べられるという事で、期待に胸が膨らみます。

まずは行列に並び、順番が来たら注文をします。

香港油鶏飯・麺1番人気のチキンライス。

ここでちょっと気になる点が。情報だと4.5ドルでしたが値段が5ドルに値上がりしています。

香港油鶏飯・麺で2番目に人気のチキンヌードル。

このチキンヌードルも情報だと4.5ドルでしたが、6ドルに値上がりしていました。

このお店ではチキンライスが圧倒的に人気。並んでいる間に運ばれる食事を数えていたところ、8対2くらいの割合でチキンライスでした。

今回は若干夏バテ気味だったのでヌードルの方を注文。

注文してお会計を済ませると、番号が書かれたレシートがもらえます。

カウンターの上に番号が表示されるので、自分の番号が表示されたら料理を取りにいきます。

今回はお店に入ってから約20分ほどで料理が出来上がりました。

カウンター横にお箸やレンゲ、調味料などがあるので忘れずに。

空いてる席に座ったらいよいよ実食です!

こちらがこのお店2番人気のチキンヌードル。

チキンライスのヌードル版ですね。

表面がこんがり焼けたチキンに、細めの麺にソースがかかり、アジアン風味の香りが食欲をそそります。

いざ食べてみると、表面がカリカリの皮のチキンは確かに美味しいんですが、ヤケに柔らかいので火があまり通ってない感じがありました。

もしかして生焼け?と思ってよく見たところ、赤く見える部分が。

チキンの骨の周りに骨髄液が滲み出てくる事はよくありますが、これはちょっと出過ぎて気持ち悪かったです。

ステーキは普段ばりばりレア派の私も、鶏肉となると話は別。赤く骨髄液が滲み出た部分は避けて食べるも、鶏肉なのでちょっと心配でした。

肝心のお味ですが、甘めのソースもちょっとギトギトで麺もパサパサといった具合で、チキンも麺もソースも正直イマイチ。

もっと美味しいチキンライスを名も無きお店で色々食べてきたので、これで本当にミシュラン1つ星を獲得したのかちょっと信じられないレベルでした。

混雑を捌くために、調理も流れ作業的になってるかもしれません。

さらに気になったのが料理のお値段。

このお店のチキンライスは開店当初は3.8ドルでした。それが4.5ドルになり、さらに2019年の3月には5ドルに値上がりしていました。

私が食べたチキンヌードルも開店当初は4.5ドルでしたが、6ドルに値上がりしていました。

ミシュランの影響で客足は途絶えないかもしれませんが、短期間での立て続けの値上げは利益優先の感じがしてちょっと残念な気分になりました。

値上げも味に見合う価格なら全然いいんです。しかしこの値段でこの味だとリピートはちょっと無いですね。

ミシュラン1つ星で楽しみにしていただけに、がっかり感が大きかったです。

香港油鶏飯・麺のここががっかり

  • 気になる焼け具合
  • ミシュラン1つ星とは程遠い味
  • 短期間の相次ぐ値上げ

 

香港油鶏飯・麺の場所・営業時間

場所

MRTチャイナタウン駅からチャイナタウンにあるスミスストリートに入ってすぐ。

営業時間

営業時間

  • 月~土 11:00~21:00
  • 日曜日 10:00~21:00

おわりに

私的にはミシュラングルメというと、料理界最高の称号で外さないテッパンのイメージがありました。

ちょっと悪く書いてしまいましたが、期待しなければこんなものかなって感じだったと思いますし、私がミシュランに踊らされていただけなんだと思います。

香港油鶏飯・麺はチャイナタウン駅近くでアクセスも悪くないので、よかったら試しに食べてみてください。

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