こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。
浜松基地の飛行機撮影スポットをまとめました。
もくじ
浜松基地撮影ポイントMAP
飛行場データ
空港コード(ICAO/IATA) | RJNH/なし |
滑走路 | 2,550m×60m(09/27) |
航空管制周波数 | APP/RDR : 261.2 120.1 250.4 TWR : 236.8 126.2 304.5 138.05 247.0 123.1 GND : 275.8 126.2 DEP : 362.3 302.4 120.1 TCA : 127.95 288.1 GCA/RDR : 335.6 270.8 134.1 125.3 316.0 302.4 238.8 300.7 317.8 MET : 344.6 |
浜松広報館エアーパークWEB | 航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク公式サイト |
浜松基地WEB | 航空自衛隊 浜松基地公式サイト |
浜松基地撮影ポイント
静岡県浜松市にある浜松基地は、航空自衛隊発足の地という歴史を持つ基地です。航空教育集団司令部が置かれ、航空学生たちがパイロットになるための最終訓練を行っています。
ここに配備されている主な部隊は5個飛行隊で、パイロットの養成訓練を行う第1航空団第31・32教育飛行隊(T-4)、第41教育飛行隊(T-400)、空の警戒監視を行う警戒航空団第602飛行隊(E-767)、航空救難団浜松救難隊が置かれています。第602飛行隊は航空自衛隊で早期警戒管制機AWACS(E-767)を運用する唯一の飛行隊。
浜松基地には2,550m(09/27)の滑走路が1本あり、滑走路を挟んで北側エリアに第1航空団、南側エリアには第602飛行隊と浜松救難隊が展開。
基地の南側にある浜松広報館「エアーパーク」は航空自衛隊の広報施設(無料の航空博物館)。F-4戦闘機ファントムを始めとした歴代空自機の豊富な展示機や先代の政府専用機の貴賓室などが見学できる人気のスポットです。
①高岡公園西側
- 場所 : 高岡公園西側の基地フェンス沿い
- 光線 : 終日逆光
- 脚立 : 5段以上の脚立が必要
- 駐車 : 高岡公園駐車場(8:30〜17:00)
- 環境 : 公園内にトイレ・自販機、近隣にコンビニ
高岡公園西側の基地フェンス沿いの歩道。フェンス越しにタキシングや離着陸機が撮れます。滑走路を横断する誘導路は南側エリアとつながっており、そこをタキシングする機体も撮影可能。風向き関係なく離着陸機や転がりのスポッティングができますが、終日逆光のため曇りや暗い時間帯での撮影向き。フェンスの奥にさらにフェンスがある二重フェンスのため5段くらいの脚立が必要です。歩道からの撮影となりますが、歩道自体狭いため通行する方の邪魔にならないように。車利用の場合は高岡公園の駐車場が利用できます。駐車場の開放時間は8:30〜17時。路駐は絶対やめましょう。
ここで撮れる写真例
②高岡公園東側
- 場所 : 高岡公園東側の基地フェンス沿い
- 光線 : 終日逆光
- 脚立 : 5段以上の脚立が必要
- 駐車 : 高岡公園駐車場(8:30〜17:00)
- 環境 : 公園内にトイレ・自販機、近隣にコンビニ
高岡公園から東側の基地フェンス沿いの歩道。西側と同様、フェンス越しに離着陸機やタキシングが撮影できるポイント。立ち位置を移動することでラインナップやRWY27に向かう誘導路正面のタキシングも撮れます。基本的に逆光ですが、転がりの正面狙いは順光になります。この付近は二重フェンスではないため、3段程度の脚立でフェンスをクリアできます。西側同様、歩行者の邪魔にならないようにお願いします。車の場合は高岡公園の駐車場を利用しましょう。
ここで撮れる写真例
③泉児童公園
- 場所 : 泉児童公園
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 必要なし
- 駐車 : 泉運動公園の駐車場
- 環境 : 公園内にトイレ、近隣にコンビニ
公園内や公園近くの交差点からRWY27への着陸機が撮影できます。RWY27降りのスポッティングポイント。木が邪魔になるため基地内は見渡せません。トイレあり。駐車場はないので、徒歩5分ほどのところにある泉運動広場の駐車場を利用しましょう。路上駐車はしないように。
ここで撮れる写真例
④泉運動広場
- 場所 : 泉運動広場近くの基地ゲート前
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 3段以上の脚立が必要
- 駐車 : 駐車場あり(無料)
- 環境 : 近くの広報館にトイレ・自販機・カフェ
泉運動広場から広報館方面へ2〜3分ほど歩いたところにある基地ゲート付近。RWY27エンドに近く、転がりやRWY27へのラインナップ、離着陸やT&Gなど色々と撮影できます。ゲート付近以外のフェンス沿いは道路とフェンスの間が極端に狭いため、フェンス越しでの撮影はできません。交通量が多いので道路横断時注意。車は泉運動広場の駐車場が利用可能。
ここで撮れる写真例
⑤浜松広報館(エアーパーク)
- 場所 : 浜松広報館 エアーパーク
- 営業時間 : 9:00〜16:00(月曜は休み)
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 外のフェンス沿いから撮る場合、3段程度の脚立があると便利
- 駐車 : 駐車場あり(無料)
- 環境 : トイレ・ベンチ・自販機・カフェ
エアーパークの広場や館内のガラス越しから撮影できます。浜松基地で撮影する際の定番撮影ポイント。風向き関係なく転がりや離着陸が撮影でき、タワーとの絡みも狙えます。広場からフェンス越しに60のホバリング訓練を見れることもあります。フェンスはアミアミではなく、格子型フェンスのため隙間から脚立無しでも撮影できますが、脚立も利用OK。脚立を使う場合、利用ルールが決められており、高さは120cm未満、柵から120cm離してとの指定があります。エアーパークは駐車場、館内見学とも無料です。館内展示は無料とは思えないほどのクオリティーなので、せっかく来たなら絶対見学してください。駐車場はエアーパーク営業時間内のみ利用可能。
ここで撮れる写真例
⑥ソーラーパネル
- 場所 : 霊園近くのソーラーパネル前
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 3段程度の脚立があると便利
- 駐車 : 駐車スペースなし
- 環境 : 広報館にトイレ・自販機・カフェ
南側基地フェンス沿いにあるソーラーパネル付近。ちょうど滑走路中央付近に位置するため、RWY09、27どちらの運用でも離着陸機や転がりが狙えます。天気がいい日は富士山と絡めて撮ることもできます。基地フェンスと道路の間にはガードレールと用水路があるため、フェンス際からは撮れません。道路を挟んだ反対側から撮影しましょう。ソーラーパネル付近は若干高くなっているため脚立無しでも頑張れば撮影できますが、フェンスを入れないように滑走路上の機体を撮影するなら3段以上の脚立があると便利です。駐車場はないので徒歩や自転車で。
ここで撮れる写真例
⑦セブンイレブン前
- 場所 : RWY09エンド近くのセブンイレブン
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 必要なし
- 駐車 : 駐車場あり
- 環境 : コンビニ
RWY09運用時は着陸機、RWY27運用時は離陸機が撮影できます。RWY09降りを撮影する場合は電線の被りに注意。RWY27上がりの撮影では竹林ポイントよりも横が狙いやすく、ショートクローズの捻りが撮れることもあります。ギヤ上げ真横が狙えるポイントですが、E-767の上がりは腹打ちになります。撮影する際はコンビニ敷地外から撮影する方が目立ちません。コンビニなので駐車場もありますが、伊左地緑地か森の水車公園の駐車場を利用しましょう。
ここで撮れる写真例
⑧09エンドの竹林
- 場所 : RWY09エンド近くの竹林
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 必要なし
- 駐車 : 伊左地公園と水車公園に駐車場あり(無料)
- 環境 : 近くにコンビニ
RWY09エンド近くの竹林付近。RWY09降りのスポッティングポイント。セブンイレブンポイントよりも滑走路に近いため迫力がありますが、RWY27上がりの撮影では腹打ち感が強くなります。歩道からの撮影となるため、歩行者の邪魔にならないように。駐車スペースはないので、駐車場は伊左地緑地か森の水車公園の駐車場を利用しましょう。
ここで撮れる写真例
⑨09エンドのゲート前
- 場所 : RWY09エンドのゲート前
- 光線 : 昼から順光
- 脚立 : 3段以上の脚立が必要
- 駐車 : 伊左地公園と水車公園に駐車場あり(無料)
- 環境 : 近くにコンビニ
RWY09エンド前にあるゲート付近。北側誘導路の転がりが撮れます。逆光になりますが、RWY09降りも撮れます。フェンスが高いため5段程度の脚立が必要。前は交通量が多い道路なので、目立たないように撮影しましょう。駐車スペースはありません。車利用の場合は伊左地緑地か森の水車公園の駐車場が利用できます。
ここで撮れる写真例
⑩西山町周辺畑ポイント
- 場所 : 西山町周辺の畑
- 光線 : 終日順光
- 脚立 : 必要なし
- 駐車 : 駐車スペースなし
- 環境 : 近くにコンビニ
西山町周辺の畑エリア。西山町交差点を中心とした周辺一帯の畑エリアからRWY27上がりのAWACSや捻りが狙えるポイント。離陸なのかT&Gなのか、また風の強さなど色々な要因によって上がり方は変わりますが、上がり方によってベストな立ち位置が変わってきます。条件を考えながら立ち位置を調整しましょう。畑が多い地区ですが周辺には住宅も多くあるので、カメラを向けないなど配慮してください。駐車スペース無し。徒歩や自転車を利用しましょう。
ここで撮れる写真例
浜松基地撮影ガイド
浜松基地では早い時だと朝7時頃から訓練を開始します。
基地周辺の撮影ポイントには駐車場がなかったり、あっても少し遠い場所も多く、ポイント間の移動には折りたたみ自転車があると便利でした。
軍用機は基本的にフライトレーダーには表示されないため、撮影にあたっては航空無線のモニターが必要不可欠。
航空無線はエアバンド受信機があれば聴くことができます。
フライトレーダーに映らない飛行機の動きを把握する以外にも、ちょっとコンビニに行く時や車の中で待機する時など、飛行機が見えない状況下で航空機の位置や動きを把握するためにもエアバンドは欠かせません。
エアバンドがあれば空の世界がもっと楽しめるので、飛行機ファンなら絶対持っておきたいアイテムです。
エアバンド受信機は多くのものが発売されていますが、初めてなら価格も手頃で高性能なIC-R6が圧倒的におすすめです。
もともとのアンテナはエアーバンド専用ではなく感度はイマイチなので、併せてエアーバンド専用のアンテナも用意しておきたいですね。
→【完全版】エアバンド初心者のための航空無線使い方ガイド!今日から聴ける
撮影ではスマホの充電の減りも早いので、モバイルバッテリーを1つ持っていると撮影や普段の生活でも非常に便利です。
モバイルバッテリーは様々なものが発売されていますが、リモワのようなデザインのROMOSSリモワ風モバイルバッテリーが大容量・機内持ち込みもOKで、デザイン性も優れているのでお気に入りです。
浜松基地撮影ポイントまとめ
浜松基地の撮影ポイントをまとめました。
基地に隣接するエアーパークは無料とは思えないほどの充実した展示なので、浜松基地を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。