厚木海軍飛行場【厚木基地】撮影スポットガイド Naval Air Facility Atsugi Spotting Guide

ヒコ太郎

今回は海上自衛隊とアメリカ海軍の共用飛行場である厚木海軍飛行場、通称「厚木基地」の撮影スポットをまとめました。

こんにちは、ヒコ太郎(@torihikolife)です。

神奈川県の綾瀬市と大和市にあり、アメリカ海軍と海上自衛隊の供用基地である厚木基地

そんな厚木基地の飛行機撮影スポットをまとめてみました。

厚木基地の撮影スポットに加えて、航空管制周波数飛行場図などの基地基本情報厚木基地での撮影ガイドなどを紹介します。

厚木海軍飛行場(厚木基地)データ

空港コード(ICAO/IATA) RJTA/NJA
運用時間 6:00~22:00
滑走路 2,438×45m(01/19)
航空管制周波数 TWR: 340.20 126.20 360.20 236.80 123.10
GND : 299.70 141.20
GCA/ASR/PAR : 335.60 310.60 305.10 291.50 285.80 270.80 258.60 139.55 134.10 128.70 125.30 123.10 141.20
APP(横田APP) : 118.30 123.80 261.40 270.60 120.70 317.85
DEP(横田DEP) : 363.80 122.10
ATIS : 246.80
日米親善春祭り日程 2023年4月22日(土)
基地WEBサイト JMSDF 海上自衛隊 厚木航空基地

飛行場図

厚木基地撮影スポット

アメリカ海軍と海上自衛隊の共用飛行場である厚木基地。正式名称は「厚木海軍飛行場(Naval Air Facility Atsugi)」。管制は海上自衛隊の管制官が行なっており、交信は聴き取りやすい基地。

①ふれあいの森草柳広場

ふれあいの森草柳広場撮影ガイド
  • 場所 : ふれあいの森草柳広場
  • 光線 : 午後順光
  • 駐車 : あり(無料)
  • 脚立 : 不要

ふれあいの森草柳広場は厚木基地の北側、滑走路19側エンド近くにある撮影スポット。ふれあいの森とはまた違う場所なので、ナビで行く場合は注意。最寄駅は小田急江の島線または相鉄線の大和駅で、駅から徒歩20分ほど。滑走路19に着陸する飛行機を午後順光で狙えます。南風運用時の撮影スポットとして有名な場所です。ふれあいの森草柳広場は飛行機を観るためだけに造られた公園といった感じで、遊具などは一切なし。ベンチと芝生と木が植えてあるだけ。自販機すらありません。日陰も木の下の一部しかないので、夏場は暑さ対策に気をつけてください。公園中央付近には丘になっている部分があり、飛行機が飛んでくる時はここに登って撮ってる人が多い印象。ただし丘の上に登っても厚木基地内が見える訳ではなく、タッチダウンなどは狙えません。

ここで撮れる写真

②19エンド前の道路

19エンド前の道路撮影ガイド
  • 場所 : 01エンド前の道路
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 不要(あると便利)
  • 駐車 : なし(近隣にコインPあり)

厚木基地の北側、滑走路19エンド沿いにある道路が撮影ポイント。ここの魅力は、基地内の景色と絡めて撮影することができる点。南風運用時、着陸機や離陸機のラインナップが狙えます。午前は東側から、午後は西側から撮影すれば、午前・午後ともに順光で撮影可能。道路沿いに2重フェンスが設置されており、そこから基地内の様子が見渡すことができるほか、滑走路19への着陸機やタキシング、ラインナップなどが撮影できます。フェンスをクリアするためには脚立推奨ですが、一部フェンスが低い場所もあるので、脚立がなくてもフェンス上からの撮影も可能。滑走路延長線上近くから撮影すれば迫力のある写真が、滑走路から離れて撮影すれば着陸機を真横から狙えたりと、撮影の自由度が高い場所です。

ここで撮れる写真例

③大和ゆとりの森(綾瀬スポーツ公園)

大和ゆとりの森(綾瀬スポーツ公園)撮影ガイド
  • 場所 : 大和ゆとりの森(綾瀬スポーツ公園)
  • 光線 : 終日順光
  • 脚立 : 不要
  • 駐車 : 有料駐車場あり(最大料金600円)

基地南側にある大和ゆとりの森(綾瀬スポーツ公園)は北風運用時の定番撮影スポット。01エンド東側は大和ゆとりの森、西側は綾瀬スポーツ公園になっています。2つは遊歩道でつかながっているので、実質的に同じ場所。北風運用時、駐機中の機体や、滑走路01へ着陸する飛行機や離陸機のラインナップなどを間近で撮影することができます。滑走路延長線上を中心に東西どちらからも撮影可能なので、午前・午後どちらも順光で撮影可能。基地沿いにある公園内歩道は、基地沿いに東から西側まで並行しており、基地フェンスよりも高い場所にあるので、滑走路や基地内が見渡せます。脚立無しでフェンスがクリアできるので、撮影には絶好の場所。公園西側の道路沿いにある歩道も一部高くなっている場所があり、ここからも基地内を撮影可能。ただし目の前の道路は交通量が多く、トラックが邪魔になったり、目の前を通る車にレンズをぶつけてしまう恐れもあるので、ここから撮影する場合は気付けたほうがいいです。

アクセスは小田急線桜ヶ丘駅または高座渋谷駅が最寄駅で桜ヶ丘駅からは徒歩25分ほど。

桜ヶ丘駅からバスで行く場合は丘01または長33系統に乗り、代官三丁目下車して目の前です。

こちらは代官三丁目から桜ヶ丘駅行きの時刻表。

訓練のある平日は、大体1時間に1本程度なので、バスを利用する場合は時間に注意。

代官三丁目でバスを降りると、大和ゆとりの森は目の前にあります。

ここで撮れる写真例

④01サイドのフェンス沿い

01サイドのフェンス沿い撮影ガイド
  • 場所 : 01サイドのフェンス沿い
  • 光線 : 午後順光
  • 脚立 : 必要
  • 駐車 : 大和ゆとりの森に駐車場

01サイドにある路地のフェンス沿いのポイントは、綾瀬スポーツ公園入り口から横断歩道を渡った反対側。路地に入ると基地沿いにフェンスがあり、ここからフェンス越しに滑走路01への着陸機や離陸機のラインナップを撮影することができるポイント。光線は午後順光。アクセス方法は、小田急線駅桜が丘駅から徒歩だと約30分ほど。歩くにはちょっと遠いのでバスで行く方が楽。バスで行く場合は、桜ヶ丘駅からバス(丘01または長33系統)に乗り、本蓼川バス停で下車して目の前です。

ここで撮れる写真例

厚木基地撮影ガイド

厚木基地の撮影は、基本的には基地の北端か南端から。

駐車場のある場所も多く車でのアクセスも容易ですし、公共交通機関も充実しているので遠征者にも優しいです。

厚木基地に限らないことですが、基本的に土日の離着陸機は非常に少ないので、撮影するなら平日のほうがおすすめ。

厚木基地には戦闘機の部隊がいないので一時期よりも魅力は下がってしまいましたが、たまーに面白い機体が飛来することがあるので、Twitterなどで情報をこまめにチェックしてみてください。

飛行機撮影では、撮影時にモタつかないSDカードを絶対使いたいところ。

TranscendのClass10 UHS-I対応SDカードは、何度もデリート&書き込みを行ってもエラーが発生しない安定したSDカード。書き込みも、7D Mark2の連写でも全くモタ付かないので安心感が違います。32GBで800枚ほど撮影できるので、僕は予備を含めて1日3枚ほど用意しています。

軍用機はフライトレーダー24には映らないので、飛行機の動向がわかりません。

基地撮影では、エアバンド受信機が必須アイテムです。

 

またエアバンド受信機を購入したらアンテナも強化しておきたいところ。

管制官は日本人ですが、米軍機はネイティブイングリッシュなので、感度が悪いと聴き取りが非常に難しくなります。

SRH1230はサイズ的にはちょっと大きいですが、エアーバンド専用だけあって感度は抜群です。

 

エアバンドの使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【完全版】エアバンド初心者のための航空無線使い方ガイド!今日から聴ける

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2019年4月8日

厚木基地撮影ポイントまとめ

今回は厚木基地の飛行機撮影スポットをまとめてみました。

最近では長閑な厚木基地ですが、時々レア機がやってくることも。都内からのアクセスもそこまで悪くないので、ぜひ訪れてみてください。

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2023年1月1日

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