初めてカメラを買う時どこで買いましたか?私はカメラで有名な某家電量販店で買いました。
カメラとレンズ以外に必要なものがある事を知らず、当時まだ安月給だった私は、店員に色々と勧められて焦ったのを覚えています。
というか今も安月給でした!すみません。
さて、カメラグッズをネットで調べても、たくさんあり過ぎて初心者には何が本当に必要なのかわからないですよね。
そこで今回は数あるカメラグッズの中でもカメラを始める上で本当に必要なカメラグッズだけを厳選してまとめたので紹介したいと思います。
初心者必須!本当に必要なカメラグッズ5選!
①SDカード
まずはご存じSDカード。カメラを持っていて、SDカードを持っていない人はいないと思います。
一眼レフカメラにしろミラーレスカメラにしろ、カメラを買ったら最初に必要なのはSDカード。
当たり前ですが、SDカードがないと写真を保存する事ができません。
撮った写真を保存するためにはSDカードが必要ですよね。店員さんも絶対に購入をすすめてきます。
ただ家電量販店で売っているSDカードって高いんですよ。しかもそれで性能も良くなかったり…。たまにセールで売ってる安いSDカードなんて怪しすぎます。
しかしネットでSDカードを探しても、沢山出てきて大変ですよね。
性能の表示を見ても、容量は何となくわかるけど、スピードクラスやらSDHCやら何のこっちゃ?となってしまいますよね…。
SDカードを選ぶポイントはこちらの記事でわかりやすく解説してありますのでご覧ください。
カメラにおすすめのSDカードはこれ!正しい選び方とポイントは?
②レンズフード
写真を撮影している人を見てると、ほとんどの人がレンズにフードをしていると思いませんか?あれかっこいいですよね?
しかし残念ながらキヤノンのキットレンズにはレンズフードがついてないんです。キヤノンのケチ!笑
高価なレンズには初めからレンズフード付いてるんですけどね。
見た目なんか気にしないよって人は、かっこいいだけなら別にレンズフードは無くてもいいかなと思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
レンズフードの役目は見た目がカッコよくなるだけじゃないんです。
レンズフードにはちゃんと役目があって、ひとつはフレアやゴーストを防ぐ役割があります。
フレアやゴーストはうまく使うと写真の表現としてかっこよくもなるんですが、必要ない時に出てくると困りもんです。
そんな時にレンズフードがあるとフレアやゴーストを防ぐ効果があります。
フレアやゴーストは強い光が直接レンズに当たることで発生します。
ファインダーを覗いた時に光源がファインダーの外にある場合、レンズフードがあるとレンズに強い光が当たらないようにフードがカットしてくれるので、フレアやゴーストの防止になります。
そしてもうひとつ、私がレンズフードが絶対必要だと思う理由はレンズの保護です。
撮影を始めるとカメラをいちいちカバンにしまわずに持ちっぱなしのまま移動する事が多いと思いますが、その時にレンズを色々な場所にぶつける事があります。
たとえレンズ保護のためにレンズプロテクターをしていたとしても、転んでぶつけてしまえば、レンズプロテクターが割れてしまいますし、ひどいぶつけ方をすればレンズ自体も割れてしまいます。
また飛行機撮影あるあるの、フェンス越しでの撮影や、ワイヤーの隙間からの撮影ではレンズフードがないと、フェンスやワイヤーが当たってレンズやレンズプロテクターの表面に傷がついてしまいます。
私自身レンズフードに何度も助けられました。
レンズと比べたらレンズフードは安い買い物ですので、必ず着けておくといいと思います。レンズフードがあると見た目もプロっぽく見えますし。
③レンズプロテクター
レンズフードと並んで必ずレンズにつけておきたいのがレンズプロテクター。その名の通り、レンズを守ります。
カメラのレンズは非常に高価なので、傷が付いたら目も当てられません。木の枝など尖ったものはレンズフードでは防げない傷もあります。
またレンズ交換をしていて、いつか手を滑らせてレンズを落としてしまうかもしれません。
何万、何十万もするレンズが割れてしまったらさすがに立ち直れないですよね。
旅行先などでレンズ割れてしまったら撮影自体もできなくなってしまいますし。
そんな時にレンズプロテクターがあればレンズ自体を守る事ができますよね。
レンズプロテクターは割れてしまうかもしれませんが、レンズが割れなければ御の字です。
レンズプロテクターは保険みたいなものだと思ってください。
大切なレンズを守るためにもレンズプロテクターは必ずつけましょう。
④画面保護フィルター
これはカメラの背面ディスプレイに貼る保護フィルターです。
背面ディスプレイもむき出しなので必ず保護フィルターを貼った方がいいです。
背面なのでそんなに汚れないかなーと思ってしまうんですが、フィルターを貼ってないと本当にすぐ傷つくし、汚れます。
スマホとかでも画面に保護フィルターを貼ってないと、すぐに細かい傷や汚れがついてしまいますよね。
カメラのディスプレイも同じで、私は最初に買ったカメラEOS KISSの時に画面保護フィルターをケチってしまったため酷い状態になってしまいました。
液晶画面がこんなことに…。アップで見てみると細かい傷や汚れがひどいですね。
安い買い物ですので、これは私のようにケチらないでください。
汚れはクリーニングすればなんとかなりますが、傷は一度ついてしまったら戻りませんので…。
⑤クリーニング用品
最後はこれクリーニングアイテムです。これもカメラを使う上でマストアイテムです。
クリーニングアイテムも色々とあるんですが、絶対に用意したいのが、ブロワーとレンズペンです。
ブロワーはカメラの表面を掃除するのにも使うんですが、カメラやレンズの内部に入ってしまった塵や埃を掃除するのにも使います。
塵や埃は、レンズ交換の時にどんなに気を使っていてもカメラの内部に入ってしまいます。
ファインダーを覗いた時に、黒いゴミのようなものが見える時がありませんか?あれがカメラの内部に入ってしまった塵や埃です。
ゴミは写真に写る時もあれば、映らない時もあります。
たとえ写真に写らなかったとしても、ファインダーを覗いた時にいつもゴミが見えていたらあまり気分のいいものではありませんよね。
しかもこのゴミは時間が経つにつれ、湿気などでくっついて取れなくなる事もあります。
だからといってゴミがカメラの内部に入るたび、メンテナンスに出すのも大変ですよね。
しかしブロワーがあればいつでも掃除ができます。
ちなみに私はいつも撮影の後は必ずブロワーで掃除してあげるようにしています。
レンズペンはレンズの表面・プロテクターの表面を掃除するのに使います。
手元にカメラがあればちょっとお使いのカメラのレンズを見てみてください。脂や指紋、埃などで汚れていませんか?
レンズは汚れないように気を使っていても、気がつかないうちに汚れてきます。
掃除していないレンズはこんなことになってしまいます。
レンズペンはレンズの表面を掃除する専用に作られているため、これでレンズ表面をクルクルとなぞってあげると見違えるように綺麗になります。
しかもシャーペンほどのサイズなので、いつでもどこでも持って行けて本当に便利です。
横着者の私なんかはレンズが汚れてくるとついつい息を吹きかけて、持っているタオルなんかで拭きたくなるんですが、レンズを傷つける原因になるので絶対にやめましょうね。
レンズの清掃は必ず専用のレンズペンを使用して下さい。
レンズペンはこちらの記事で詳しい使い方などを解説していますので、よかったら読んでみてください。
→これがあればレンズクリーニングは超簡単!一瞬でピカピカになる魔法のアイテム
紹介したブロワーもレンズペンも、どちらも高いものではありませんので必ず用意しておきたいアイテムです。
カメラは長く使うものだと思いますので、是非買っておいてくださいね。個人的にも道具を大切にしている人はカッコいいと思います。
おわりに
今回紹介したアイテムは数あるカメラグッズの中で、私が本当に必要だと感じたものを厳選しています。
どれもカメラを始める上で本当に大切ですので、ぜひ用意していただければと思います。
カメラを続けていくと、カメラリュックや三脚が欲しいなど色々と出てくると思うので、そのタイミングで買えば大丈夫です。
その時はまた色々と楽しみながら選んでみてくださいね。