カメラに予備バッテリーは必須!純正との比較とおすすめを紹介!

撮影において最も怖いのはバッテリー切れ。

バッテリーが切れた時から、そのカメラはただの高価なインテリアとなってしまいます。

撮りたい場面で手元にカメラがあるのに何も撮れない…。想像しただけでも恐ろしいですよね。

バッテリーは撮影の生命線とも言えます。

カメラアクセサリーの中でも特に必要性が高いのがこの予備バッテリーです。

特に旅行や長時間の撮影を行う場合は1つでは足りないため、必ず必要になってきます。

でもバッテリーを探してみると色々あって難しいですよね。

カメラ用のバッテリーには正規品の純正バッテリー社外品の互換バッテリーがあります。互換バッテリーは正規品ではないんですが、正規品と同じように使うことができます。

ここではそれぞれのバッテリーの特徴についてみていきましょう。

予備バッテリーがない事のデメリット

1日持たない

短い時間しか撮影しないなら無くてもいいんですが、旅行やちょっと気合いの入れた撮影などで沢山撮影しているとまず1日持ちません。

撮影中に充電するわけにもいかないですし、バッテリーの残量を気にしながらだと撮影に集中できないですよね。

最悪バッテリーの残量を気にするあまり、いつもなら撮影する場面で撮影を控えてしまったりします。

あとで詳しく説明するんですが、夜に撮影なんかしていると1日どころか一晩持ちません。

撮りたい場面で撮れない

バッテリーが一つしかないと最悪バッテリーが切れてしまったら撮りたい場面が訪れても撮影することができません。

今日はもう撮らないかなという場面でバッテリーが切れるじゃないですか。大抵そういったタイミングで撮影したい場面が来るんですよ。

充電できない時がある

バッテリーが減ってきたらあとで充電すればいいやなんて思っていて、空港内やスタバなどでいざ電源を探したら、電源のある場所自体がなかったり、あっても電源のある席は全部埋まってしまってる!なんて事ありませんか?あるあるですよね!

これは昔私が体験した話なんですが、岐阜の航空祭に行った際、前日とある古いカプセルホテルに宿泊しました。

そこのカプセル内の部屋にはコンセントが無かったため、スマホもバッテリーも充電出来ず、非常に困りました。
そのカプセル内にはTVや枕元の照明があったので、それのコンセントを外して充電しようと思ったんですが、それらの電源は壁裏に埋め込んであったため、コンセント自体が無かったんですね。

幸いモバイルバッテリーがあったので何とかなりましたが、これはいい経験になりました。

古いビジネスホテルやカプセルホテルなどでは部屋にコンセントがないところもあるので注意しましょう。

あとは出かける前にバタバタしていたためバッテリーの充電器を忘れてしまって充電できないなんて事もありますよね。これも私の体験談です。

充電忘れ

バッテリーの残量があると思ってカメラを持って行き、いざ撮影を始めてみたらすでにバッテリーの残量がほとんどなかったなんて失敗もあると思います。これは中々絶望感がありますよね。

またバッテリーの残量がない事が事前にわかっていて、夜寝る前に充電しておこうと思っていたのに充電するのを忘れてしまったなんて事もありがちです。
朝起きてから気づいて充電を始めても間に合わないですよね。…そうです、わたしです。

バッテリー忘れ

せっかく夜寝る前に充電しておいたのにバッテリーを持っていくのを忘れてしまうといったおっちょこちょいな人もいると思います。カメラの電源を入れようと思ったらバッテリーが入っていない…。これも悔しいですよね。はい、悔しかったです。

こうやって見てみると色々な心配事があるんですね。
これ全部お前のことじゃん!とか言わない。

こういった多くのバッテリーにありがちなミスも予備バッテリーがあれば解決できます。

せっかく遠くまで撮りに行ったのに撮影できなかったなんて悔しい思いをしないためにも予備バッテリーは絶対持っておくことをおすすめします!

互換バッテリーってどう?純正との比較

安い

まず最大の特徴はこれです。互換バッテリーは正規品と比べ非常に安く買うことができます

ここでそれぞれの値段を見ていきましょう。
純正品
Canon バッテリーパック LP-E6N
¥7,039
互換品
LP-E6 互換 バッテリーロワジャパンPSEマーク付
¥1,450

互換バッテリー安過ぎですね。なんと正規品の1/5の値段で買えてしまいます。

正規品が高すぎるんでしょうか?正規品1個の値段で互換バッテリーなら5個も買えちゃいますね。

お金に余裕があれば正規品がいいんでしょうが、この驚くほどの安さは魅力的ですよね。

でもこれだけ安いとちょっと心配ですよね?もちろん互換バッテリーは正規品と比べてデメリットもあります。

容量が少ない

表記の容量は純正バッテリーよりもむしろ多いのですが、互換バッテリーは表記の80%ほどしか使えません。簡単に言うと純正バッテリーよりもバッテリーの減りが早いです。

体感でいうと純正バッテリーが約1000枚くらい撮れるのに対し互換バッテリーは約800枚くらいかなと感じます。

劣化が早い

バッテリーは使っていくと劣化していきます。スマホなどでも段々と電池の持ちが悪くなってきますよね。

カメラのバッテリーも同じですが、純正バッテリーと比べ、互換バッテリーは劣化も早いです。

劣化が早いといっても2年使っても多少持ちは悪くなりますが全然使えるレベルです。

認識しないものがある

私は当たったことがないんですが、最新機種のカメラでは古い互換バッテリーだと認識しないものがあります。

ただしカメラがバッテリーを認識しないだけでバッテリーとして使うことはできますし、容量も表示されるので機能としては問題ありません

ハズレを引かないために

これ非常に大事なんですが、互換バッテリーは多くのメーカーが出しており粗悪品も多く出回っています

粗悪品を引いてしまうとバッテリーとして使えないだけでなく、最悪カメラを壊してしまうことにも繋がりかねないため、ハズレを引かないように以下の点に注意して下さい。

評価の高いものを買う

まずはこれ!

Amazonや楽天で購入する際に必ずレビューがあるのでレビューがいいものを購入しましょう。極端に悪いレビューが多いものは避けるようにしましょう。

レビューの少ないものを買わない

信頼のある互換バッテリーは多くの人がレビューをしています。多くの人が使ってるのはそれだけ信頼があるからですね。

たとえ評価が高くてもレビューが少ない商品は実績がないだけでなく、レビュー自体がサクラの可能性もあるのでなるべくレビューが多いものを購入するようにしましょう。

個人、ヤフオク、メルカリなどから買わない

これは論外ですね!

自らハズレを引きにいっているようなものです。こういった場所から購入するのはトラブルの元ですし、保証もありません。

売っている人も売られている商品も信用度はどうしても低くなりますし、悪質な人や業者も多いので非常にハイリスクと言えます。

自分の運を試してみたいチャレンジャーの方以外は避けるようにしましょう。

極端に安いものを買わない

これも先ほどの話に通じるものがあるんですが、ネットショッピングである以上、どうしても悪質な業者というのも存在します。

そういった業者はもちろん評価が悪いかレビューがない事が多いんですか、売れるために極端に安かったりします。
極端に安くする事で目立ちますし、レビューなどをあまり気にせず値段最優先で買う人もいるからです。

他の商品と比べて異常に安かったり、過大な宣伝をしているものも注意が必要です。

おすすめバッテリー

数あるバッテリーの中から自分で信頼できるバッテリーは中々大変だと思います。

そこで私がずっと使い続けている信頼できるバッテリーを紹介します。

バッテリーを購入する参考にしてみてください。
LP-E6 互換 バッテリーロワジャパンPSEマーク付
¥1,450

こちらのロワジャパンのバッテリーは私も愛用していておすすめです。

なんといってもこの会社、安心の日本の会社ですし、バッテリーの専門店なんです。
しかも3ヶ月保証まで付いてるんですよ!商品に自信を持っているからこそ保証を付けられるんですね。

非常に高い品質ですが、もしかしたら万が一ハズレを引いてしまう事があるかもしれません。
どんなに高品質なものであっても工業製品である以上、稀に不良品が出る事は避けられないからです。
そんな時でも保証が付いていれば安心ですね。

バッテリー自体にも過充電、過放電の保護回路が内蔵されているので高価なカメラを故障させる心配もありません。

互換バッテリーのデメリットを勘案してみてもこの信頼感とコスパは非常に魅力です。

それだけ信頼と魅力があるバッテリーなので多くの人が使っており、私も自信を持っておすすめします。
Canon バッテリーパック LP-E6N
¥7,039

もう一つのおすすめはやはり純正品ですね。

値段は高いですが、純正である事の信頼感は抜群です。

純正にこだわりを持っている方やお金に余裕がある方はそもそも互換品を買う必要がないですもんね。という事でこちらもおすすめします。

互換バッテリーの持ちを良くするには

満充電から空になるまで使い切りそれを3〜5回繰り返す

通常バッテリーというのは100%の性能を引き出すために、使用前に満充電をしてから完全放電するという作業を3回〜5回ほど行います。

互換バッテリーは何故安いかというと手間のかかるこの作業を省略しているからというのもあります。

バッテリーの性能を100%引き出してあげるために互換バッテリーが届いたら完全充電を行い、空になるまで使い、再度完全充電するといった作業を3回以上やりましょう。

言葉で書くと非常にめんどくさそうですが、届いてからしばらくはこのバッテリーを使って撮りに行けばいいだけです。多めに撮りに行けば3回空にするなんてすぐですよ。

2週間に1度は使う

一眼を買っても中にはあまり撮りに行かない人もいるかもなんですが、できれば2週間に1回程度は使ってあげてください。

車のバッテリーとかもそうですけど、使わなすぎるのも劣化を早める原因になってしまいます。

撮影する機会が増えれば撮影も楽しくなりますよ。

純正とローテーションする

互換バッテリーを購入すると純正がなくなった時のための予備としてしか使わない人もいるんですが、そうするとやはり劣化を早めてしまいます。

純正と予備バッテリーを交互に使ってあげる方がバッテリーの持ちは良くなります。

どちらかがメインと決めずに空になったら交換してあげるというローテーションで使ってあげましょう。

長時間使わない時はカメラから外す

定期的に写真を撮ってあげるのがいいんですが、中には事情があってしばらく写真を撮れない事があるかもしれません。

1ヶ月とかならいいんですが、数ヶ月使わない場合はバッテリーをカメラから外してあげましょう。カメラにバッテリーが入っていると少しずつ自然に放電され完全に空になります。

この完全放電の状態が長く続くと過放電状態となりバッテリーは劣化します。

高温の場所で保管しない

バッテリーは熱に弱いです。

高温の場所で保管すると劣化がどんどん進み、場合によっては膨張してしまうこともあります。

夏場の車の中や窓の近くなどは注意しましょう。

バッテリーを消耗する場面

バッテリーの減りが早くなる場面を知っておくと、バッテリーの交換タイミングや必要な個数の予測ができるようになります。

冬場

バッテリーは環境によって持ちが大きく変わってくるんですが、寒いとバッテリーの減りは早くなります

冬場の野外撮影などではみるみるうちに電池がなくなります。朝からの撮影だと2つあっても心許ないこともあるので気をつけましょう。

夜間撮影

夜間の撮影も減りが早くなる事があります。夜は気温が下がって寒くなりますし、星空や夜景撮影などでライブビューモードを多用したり、長時間露光などの撮影を多くしているとバッテリーの減りは早いです。

ライブビュー撮影

夜景撮影やバルブ撮影ではこのモードよく使うんですがライブビュー撮影もバッテリーを早く消耗します。

夜間メインに撮影する時は多めに予備バッテリーを持っていくといいと思います。

おわりに

いかがでしたか?

予備のバッテリーがあると安心感が違います。ここで挙げたメリットやデメリットなどみなさまのバッテリー選びの参考になれば嬉しいです。

バッテリーを選ぶ際の注意点などもお伝えしたのでハズレに気をつけながら自分に合ったバッテリーを選んでいただければと思います。

予備バッテリーを用意して電池の残量を気にすることなくじゃんじゃん撮影してくださいね。

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