どうもこんにちは。
台湾の士林夜市といえば、日本でもとても有名ですよね。
雑誌やテレビでもよく取り上げられており、目にしたことがある人も多いんではないでしょうか。
士林夜市を紹介するその多くはグルメなどを取り上げているんですが、実はフルーツ屋さんにぼったくりが多いことは意外と知られていません。
でもそのことを事前に知っていれば大丈夫!士林夜市は初めてでも全然怖くありません。
ということで今回は、士林夜市の魅力やおすすめグルメとともに、フルーツ大好き(特にマンゴー)の私が、士林夜市でぼったくられないフルーツの食べ方をお伝えします。
士林夜市は台湾で最も有名な夜市

台湾は夜市が有名で、大小さまざまな夜市がいたるところにあります。
中でも士林夜市は、饒河街観光夜市とともに、台湾で最も有名な夜市です。
ガイドブックなんかにも必ず載っていますね。
夜市は美味しいグルメを食べ歩いたり、珍しい雑貨やお土産が売られていたり、ちょっとしたゲームを楽しめたりと魅力がいっぱい。
そのため、地元台湾の人たちや観光客でいつも賑わっています。
夕方、日が落ち始める頃からぽつぽつとお店が開き始め、終電頃まで楽しむことができます。
士林夜市を歩いてみよう!

それでは士林夜市を歩いてみましょう。
士林夜市は台湾で最も有名な夜市とあって、日がすっかり暗くなる頃には大賑わいです。
狭い通りに屋台やお店がひしめき合って、その中を大勢の人がゆっくりと進んでいきます。
時間帯によってはまさにイモ洗い状態!

通りを進んでいくと、おいしい匂いに食欲をそそられます。
イカや小エビのフライなど、食べ歩くのにちょうどいいフードが色々と売られているので、食べ歩きするのが楽しいです。
人が多いので、前を歩いている人の服に付いたり、ぶつかって落としたりしないように気を付けてくださいね。

士林夜市の魅力は食べ物だけじゃありませんよ。
ゲームも色々とあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
友達やカップル、家族同士でやったら盛り上がること間違い無しです!
若い人でも年配の人でも楽しめるのが魅力ですよね。

男の子を膝の上にのせて、一緒にパチンコで遊ぶおじいちゃん。
いい景品が取れるといいですね!

狭い通りでは服や雑貨なども売られています。
せっかく夜市来たし、記念に何か買おうかな~って思った方いませんか?
私のおすすめはiPhoneなどのスマホケース。
日本で買うよりもかなり安く買えますし、日本には色々なデザインのものが売られているのでおすすめです。
安い理由は作りが雑なのも多いので、試しに着けさせてもらうと外れを引かないですよ。
お店の方も売り物なのにバンバン箱から空けて試させてくれます。
でも買う気がないのに冷やかしで試すのはやめましょうね。

夜市の金魚すくいは、お祭り感がありますね。
熱い台湾の夜に、泳いでいる金魚たちは涼しげです。

ロブスターも屋台で食べられますよ。
お店で食べたら高いロブスターも、屋台だったらとても安く食べられます。
お値段350元(約1400円)。

屋台グルメもいいですが、しっかり食べたいときや、ゆっくり座って食べたいときは地下街に行ってみましょう。
士林夜市は地下1階にある美食街も有名なんですよ。

下に降りると地下には食堂が広がっています。
呼び込みがすごいので圧倒されますが、まずは色々とゆっくり見てみてください。
お店の上には料理の写真が載っているので、言葉がわからなくても写真を見ながら決めることができるので安心ですね。

席に着いてからも、メニューは写真付き。
指差しで頼めますし、イメージと違ったものがくる心配がありませんね。
士林夜市のおすすめグルメ
ゲームや買い物もいいですが、夜市といえばやっぱりグルメは外せませんよね。
ということで私がおすすめする士林夜市で食べたいグルメを紹介します。
- 士林豪大大雞排の巨大フライドチキン
- 雪片冰発祥の地、辛發亭のふんわりかき氷
- 隠れ人気店、多田家のグリーンマンゴーかき氷
士林豪大大雞排の巨大フライドチキン

まず食べてほしいのが、士林豪大大雞排の巨大フライドチキン。
見てください、このボリューム!
リアルに私の顔と同じくらいの大きさがあります。
女性の方なら顔より大きいんじゃないですか?
士林豪大大雞排の巨大フライドチキンはただ巨大なだけじゃなく、味までしっかり美味しいんですよ。

こちらがお店の外観。超人気店とあって、行列が絶えません。
お店のおっちゃんも気さくな感じで、とっても優しいですよ。

お値段は1個70元(約280円)と、めちゃくちゃ安くないですか?
顔と同じくらい大きいのに、安すぎちゃって大丈夫なの?と心配になるくらいです。

辛さが選べるので、自分の好みで選びましょう。
このスパイスが利いた粉がおいしさの秘密。

巨大フライドチキンは揚げたてでとてもアツアツなので、火傷しないように袋に入れてくれます。
それでは袋から出して、巨大フライドチキンとご対面です。

私の手と比べたら、大きさがよくわかるんではないでしょうか。
写真に映り込んだ女性も巨大フライドチキンににっこりです。
食べる前に、写真を見てちょっと違和感に気づいた方いませんか?
そう、紙の部分でなく、フライドチキン部分を私は手で持っているんです。
火傷しそうなくらいアツアツだし、手もべたべたになっちゃうのに何故って思いませんか?
こいつ馬鹿だなと思ったかもしれませんが、私が馬鹿なわけではないんです。
実は、フライドチキンが超巨大で重すぎるため、自重で真ん中あたりで折れちゃってるんです。
なのでアツアツ部分を手で押さえてないと、倒れちゃうんですよ。
フライドチキンの巨大さが伝わりましたかね?
では食べますよ~!

食べてみると、揚げたてなので外はカリッとサックサクで、中はぷりぷりお肉で完璧です。
ちょっとスパイシーな味付けが、チキンによく合い、どんどん続きを食べたくなっちゃいますね。
もう病みつきですよ。ほんとめちゃめちゃ美味しいです。
ところで、士林豪大大雞排の巨大フライドチキンをなぜ最初に紹介したと思いますか?
それは巨大サイズなため、これ1個でお腹いっぱいになるからです。
日本的な屋台の感覚で、食べ歩きの途中でついでにちょっと食べてみようかって感じで食べると、間違いなく途中で挫折します。
なのでお腹が空いている、始めの方でぜひ食べてください。
女性の方なら2人で1個くらいがちょうどいいと思いますよ。
士林豪大大雞排の場所はこちら⇓
雪片冰発祥の地、辛發亭のふんわりかき氷

続いて食べてほしいのが、辛發亭のふんわりかき氷。
最近台湾風のふんわりかき氷、日本でも流行っていますよね。
このふんわり感は雪片冰といって、牛乳で作った氷を削って産み出されるものなんですが、実はこの雪片冰は辛發亭が発祥なんです。
辛發亭の詳しい紹介はこちら⇓

こちらがお店の外観です。
お店の右にある看板に雪片冰創始店と書いてありますね。

こちらがお店のメニュー。
雪片冰は牛乳氷を削って作ったふわふわかき氷、刀削冰は普通のかき氷です。
定番の芒果雪片も美味しいですが、辛發亭で地元の方に人気なのが、珈琲雪片。

口に入れた瞬間のふわふわ触感がたまりません。
コーヒー味のミルク氷はどこか懐かしい味で、カフェオレみたいです。
このコーヒー味のふわふわ氷と、上にかかっている練乳が絶妙に合うんですよね。
ふわふわ氷は食後でも全然食べれちゃうので、ぜひ食べてみてください。
お値段は80元(約320円)と、日本で食べるよりもかなり安く食べられますね。
辛發亭の場所はこちら⇓
隠れ人気店、多田家のグリーンマンゴーかき氷
台湾といえばかき氷ということで、ローカルの隠れたかき氷の人気店をもう一つ紹介します。

それが多田家の情人果雪花冰(グリーンマンゴーかき氷)。
グリーンの見た目が綺麗でインパクト大ですね。
甘酸っぱいソースにミルク氷がよく合います。
お値段は90元(約360円)と良心的な値段ですね。
高さはないですが、大きいお皿になみなみと盛られたかき氷はボリューム満点です。

他のメニューはこんな感じ。
多田家のかき氷はお皿にあふれるくらいドカ盛りしてくれるので、写真を撮るのも楽しいです。
インパクトのある写真を撮って、友達に自慢しちゃいましょう!
多田家の詳しい紹介こちら⇓
多田家の場所はこちら⇓
士林夜市のフルーツ屋さんは美味しいけど、大体ぼったくり!

台湾に来たらやっぱり南国フルーツが食べたいですよね。
士林夜市でも数多くのフルーツ屋さんがあり、おいしそうに並べられたフルーツたちを見ているとつい食べてくなっちゃいます。
しかし、士林夜市でフルーツを買う際は気を付けてください。
マンゴー1個食べたかっただけなのに、油断していると2000~3000円くらい買わされます。笑
でもぼったくりの手口をよく知っていれば大丈夫!
ぼったくりで嫌な思いをする前に、覚えておきましょう!
士林夜市のフルーツ屋さんは、基本量り売り

まず押さえておいてほしいのがこれ。
士林夜市のフルーツ屋さんは基本的に量り売りです。
そのためマンゴー1個の値段がわかりずらい。
お店の人はマンゴーは50元(約200円)とか言いますが、実は100g50元なんです。
マンゴー1個の値段を聞いても全然教えてくれません!笑
じゃあこのマンゴーは1個大体でいいから何グラムなの?って聞くと、300g~400gくらいかなって感じで。
200円くらいのつもりが、マンゴー1個600円~800円くらい取られます。
確かに美味しいマンゴーなんですが、スーパーなら200円くらいで買えますからね。
まぁなくもない値段ではありますが、地味にぼったくりですよね。
でもマンゴー1個ならまだ良心的ですよ。
問題はこの後です。
まずは試食で誘ってくる!しかも美味しいから釣られる

まずフルーツ屋さんの前でフルーツを眺めていると、試食で誘ってきます。
オニーさん!マンゴー!美味しよ!
これがめっちゃ美味しいんですよね。大体の人がこれで釣られてしまいます。
買う意思表示をすると、オマケのふりをして、色々なフルーツを一緒に入れてくれる

ここで買う意思表示をすると、先ほどの値段教えない作戦が始まります。
マンゴー美味しいね!1個いくら?
50元!(100gあたりね)
ここですでに200円くらいのつもりが、800円くらいになってしまいましたね。
じゃあマンゴー1つちょうだいというと、パイナップルも美味しいから入れてあげる!パパイヤは好き?などといって、手慣れた手つきで剥いてどんどん袋に入れてくれます。
大量のフルーツを手にしたとき、ハメられたことに気づく

おいおい!こんなにサービスしてくれちゃっていいの?なんてニコニコしているとまぬけな顔確定ですよ。笑
大量のフルーツが入った袋を手に持った時に、じゃあ1000元(約4000円)ね!とサラッと言われます。
ここで気づきます。
あっハメられたなと。
いや~高いでしょと思っても、手にはすでに丁寧に剥かれてカットされた大量のフルーツたちが入った袋が。
さすがに返すのは気が引けますよね。
まぁ量を考えたら酷いぼったくりではないかもしれませんが、ナチュラルにぼったくられました。
向こうの作戦勝ちです!
士林夜市のフルーツの買い方

今紹介したぼったくり手口と、グラム単位ということがわかれば怖くはありません。
士林夜市のマンゴーは基本的に100g50元です。
士林夜市で買うとマンゴーは1個600~800円くらいするものだと思っておきましょう。
それを知ったうえで食べる場合は、必ずマンゴー1つだけでいいという意思表示をすることです。
特に、士林慈諴宮の近くにあるフルーツ屋さんはオマケ作戦が強いので、ぼられないように気を付けてくださいね。
士林夜市の場所と行き方
士林夜市の場所
MRT淡水信義線・剣潭駅から徒歩3分。
MRT淡水信義線剣潭駅からの行き方

士林夜市の最寄り駅はMRT淡水信義線・剣潭駅です。
となりに士林という駅がありますが、剣潭駅の方が士林夜市に近くてわかりやすいので、剣潭駅から向かいましょう。

駅の1番出口を出ると正面に大きな横断歩道があります。

この横断歩道を渡った目の前に広がっているのが、士林夜市です。
おわりに
士林夜市は美味しいグルメに、ゲーム、買い物と、何回行っても飽きません。
ぜひ台湾に行った際は、士林夜市に行ってみてくださいね。
ぼったくられないようにフルーツの買い方には気を付けて、良い士林夜市ライフをお過ごしください。