ワンワールドのステータス持ちや、ワンワールド便ビジネスクラス搭乗時に利用できるワンワールド系ラウンジ。
桃園空港第1ターミナルにあるのが、
「キャセイパシフィックラウンジ」です。
コロナ禍で長らく閉鎖していましたが、2023年8月9日に待望の営業再開となりました。
2024年最新の桃園空港キャセイパシフィックラウンジを紹介します。
本場のCXラウンジにも負けない最高のラウンジでした。
もくじ
キャセイパシフィックラウンジ情報
- 場所 : 第1ターミナル制限エリア、B6またはA7ゲート横の通路を進んで階段上
- 営業時間 : 5:20〜20:50
- 食事 : ビュッフェ、ヌードルバー
- ドリンク : バーカウンター
- サービス : ビジネスコーナー、Wi-Fi、コンセント & USB電源
キャセイラウンジは、桃園空港にあるワンワールド系ラウンジの中では個人的に一番おすすめ。
キャセイ名物の「ヌードルバー」では、クオリティーの高い作りたての点心や、麺料理を楽しむことができ、
バーカウンターでは、ほかのラウンジでは味わえないオリジナルカクテルや、タピオカミルクティーなどの本格的なドリンクが味わえます。
第2ターミナルのJAL利用者が、わざわざ移動してでも利用したくなるワンワールドラウンジが、このキャセイラウンジです。
営業時間・利用資格
- 5:20~20:50
朝5時頃から利用できるため、早朝便でも利用しやすく助かります。
- キャセイのファーストクラス・ビジネスクラス利用者
- キャセイのマイレージプログラム『マルコポーロクラブ』のダイヤモンド会員・ゴールド会員・シルバー会員
- oneworld加盟航空会社のファーストクラス・ビジネスクラス利用者
- カーゴ・クラン・エリートメンバー
- oneworldのエメラルド・サファイア会員
キャセイパシフィックラウンジは、ワンワールド加盟キャセイのラウンジということで、キャセイ上級会員のほか、ワンワールド・サファイア以上のステータスで利用可能。
ラウンジの場所
キャセイパシフィックラウンジがあるのは、桃園国際空港第1ターミナルの制限エリア内。
制限エリア内のB6またはA7ゲート横の通路を通って、ラウンジへ向かいます。
なお桃園国際空港は、アライアンスごとにターミナルが分かれておらず、同じワンワールドでもJALの場合は第2ターミナル利用となりますが、
このように第1ターミナルと第2ターミナルは、制限エリア内(B9とC1、A9とD1)でつながっており、
自由に行き来ができるので、2タミのJAL便搭乗者でもキャセイラウンジの利用が可能です。
第1~第2ターミナル間の移動には約15分ほどかかるので、JAL便の場合は搭乗時間に注意しましょう。
出国審査を終えて制限エリア内に入ったら、まずはB6またはA7ゲート前へ向かいます。
どちらからもラウンジへ行けますが、B6ゲートからの方が近いので便利。
B6ゲートまたはA7ゲート前へ来たら、斜め方向へ進む下り坂の通路があるので、そちらへ進みます。
そのまま通路を進んでいくと階段があるので、階段の上へ。
階段上はラウンジエリアとなっており、キャセイラウンジのほか、
プライオリティパスで利用できるプラザプレミアムラウンジや、チャイナエアラインのラウンジが並んでいます。
B6ゲート側からの階段を上がると、キャセイラウンジのラウンジは目の前。
黒を基調としたカラーで、まるで高級レストランのようなエントランス。
ラウンジ内
入室したらラウンジレセプションで受付。
木をふんだんに使った内装のレセプションは、キャセイパシフィックラウンジらしく高級感を感じます。
フードホール(軽食ビュッフェ)
ラウンジ内に入り最初にあるフロアが、こちらの『フードホール』と呼ばれるフロア。
軽食やデザート、ドリンクなどのビュッフェが楽しめるコーナーで、
がっつり食べるほどじゃないけどちょっとつまみたいなといった時に利用できるフロアとなっています。
温かみのあるカウンター席がいい感じです。
食事やドリンクなどは、壁側にあるこちらのカウンターで提供。
置いてあるのは軽食中心で、カフェで寛げるようなゾーンとなっています。
キャセイパシフィックラウンジは横に長い作り。
フードホールの奥には、ラウンジが続いています。
ラウンジの奥に進んでいくと、ヌードルバーや、バーのあるラウンジエリアへ。
ヌードルバー
廊下を奥へ進むと次にあるのが『ヌードルバー』。
ヌードルバーといえば、作り立ての麺料理や点心などが楽しめるキャセイ自慢のラウンジサービス。
ヌードルバーのフロアはとても広く、レストランのような座席配置となっていて、まるでお店にいるかのようにゆっくりと食事が楽しめます。
テーブル席やカウンター席もあるので、人数に合わせて利用できるのがグッド。
人気のヌードルバーですが、ダイニングエリアが広いので、席が埋まってしまう心配もありません。
こちらのカウンターで食事を注文すると、スタッフが調理してくれます。
やはり注文してから作ってくれるのは本格的。
リビングルーム
ヌードルバーのさらに先、ラウンジの1番奥にあるのがリビングのようなラウンジフロア。
ヌードルバーでの食事の後、出発時間までお酒やコーヒーなどを楽しみながらリラックスできる空間です。
高級感のある家具が揃えられたおしゃれなラウンジフロアは、まるでリビングのような雰囲気。
さまざまなタイプのソファーが用意されているので、好みに合わせて選べます。
オットマン付きのソファーなど、リラックスした姿勢で座れるソファーもたくさんあり、とても居心地の良い空間。
1人掛けのソファーもゆったりとしていて、座り心地も抜群です。
大人数で座れるテーブル席もあり。
リビングルームでは飲み物は基本的にバーカウンターでの注文となりますが、
気軽に飲めるようにセルフのドリンクカウンターもあります。
バーカウンター
リビングルームの一番奥にあるのが、このお洒落なバーカウンター。
まるでホテルのバーにでも来たかのような、高級感のある素敵なバーカウンターです。
バーカウンターでは、オリジナルカクテルなどのさまざまなお酒や、カフェメニューなどがオーダー可能。
さらには日本でも大人気のタピオカミルクティーなども楽しむことができます。
お酒にぴったりのおつまみも横に置いてあるので、軽くつまみながら飲めますね。
ビュッフェメニュー
続いて、ラウンジで提供される食事・ドリンクメニューを詳しく紹介していきます。
ビュッフェメニューは、フードホールにあるカウンターで提供されており、軽食が中心。
冷蔵庫には、フルーツやシュークリーム、パンナコッタなどのデザートが中心に置いてあります。
ヨーグルトもありました。
ハムやドライトマト、オリーブ、チーズなどのおつまみ系も。
そのほか、カウンターでは何種類かのサラダも置いてありました。
ビスケットやクッキー。
シリアルは3種類。
ヨーグルトソース味のシリアル的な食べ物と、フルーツサラダ。
ヌードルバー(アラカルトメニュー)
フードホールでは軽食が中心でしたが、メインはこのヌードルバー。
麺料理や点心など、オーダーしてから調理してくれる、人気のサービス。
ヌードルバーでいただく事のできるメニューはこちら。
- 牛肉麺
- エビ入りワンタン麺
- 肉燥飯(そぼろ飯みたいなもの)
- ほうれん草ときのこのスパゲッティ
- タロ芋とサツマイモのスープ
- 豚肉の小煎包
- 豚肉の焼売
- 野菜餃子
- カスタードの蒸しパン
- 野菜麺
もう本格的な中華料理屋並み。
これだけのメニューが無料で注文し放題で、好きなだけ食べる事ができます。
今回私は海老入りワンタン麺と、豚肉の生煎包を頼んでみました。
これがもうめちゃくちゃ美味いです。
特にワンタン麺は海老入りのワンタンがぷりぷりで、スープも麺も本当に美味しいです。
高級店で食べるのと同じクオリティーで、これ本当に無料でいいの?って思うほど。
こちらは朝食メニューの例です。
- 牛肉麺
- サツマイモのお粥
- 焼きそば
- エッグベネディクトとスモークサーモン
- ワッフル
エッグベネディクトやワッフルなどは朝食らしいメニュー。
ワッフルと牛肉麺をオーダーしてみました。
これもなかなか本格的で、ふわふわのワッフルがとても美味しかったです。
こんな感じで色々と楽しめるので、ヌードルバーに来たら是非食べてみてください。
ソフトドリンクメニュー
キャセイラウンジでのドリンクは、リビングルームにあるバーカウンターでの注文が基本。
ただ、毎回注文するのも気が引けますよね。
そこで、フードホールや、ヌードルバー、リビングルームなど、ラウンジ内の各エリアにあるドリンクカウンターでもソフトドリンクは提供されています。
冷蔵庫にはジュース類。
エスプレッソマシンも設置されています。
ティーバックもあり。ブランドはTWININGS。
こんな感じでセルフでも楽しめますが、バーカウンターでもコーヒー、紅茶、ジュースなどは注文できますし、種類も多いので、
バーカウンターでの注文がおすすめです。
アルコールメニュー
アルコールメニューもバーカウンターが豊富ですが、お手軽に飲めるようにビールはラウンジ各所に置いてあります。
冷蔵庫にはハイネケンと台湾ビール。
ビールサーバーでは、台湾ビールの生ビールが。
ラウンジ内でのお酒は、バーカウンターでの注文が中心。
バーにはスピリッツやリキュールなど、さまざまなお酒が並べられており、好きなお酒を飲む事ができます。
こちらがドリンクメニュー。
メニューもありますが、メニュー以外のカクテルでも、カクテル名やレシピを伝えればバーテンダーが作ってくれるのが魅力。
今回は暑かったので、最初の1杯目はモヒートを注文してみました。
モヒートはミントとレモンが爽やかな、さっぱりとした飲みやすいカクテル。
2杯目はバーテンダーさんにお願いしてオリジナルカクテルを作ってもらったんですが、とても可愛いピンク色のショートカクテルが出てきました。
男なのにピンクのカクテルはちょっと恥ずかしい気もしましたが、これがなかなか強烈。
可愛い見た目とは裏腹に、ウォッカをベースとして、クランベリーリキュールやグレナデンシロップが入った中々強いカクテルでした。
こんな感じでさまざまなお酒が楽しめるので、いろいろと試してみるのもおすすめ。
お酒以外にも、台湾名物のタピオカミルクティーや、カフェラテ・カプチーノなどのコーヒー、紅茶などもいただけるので、お酒が苦手な人でも楽しめると思います。
ラウンジ内の設備・サービス
続いてラウンジ内の設備・サービスについて。
まず気になるシャワーですが、
桃園空港のキャセイラウンジには、残念ながらシャワーは無し。
しかしプラザプレミアムラウンジ zoneDの横に公共の無料シャワールームがあるので、そちらを利用可能。
タオルはないので持参してください。
そのほかの設備として、ラウンジ内には『ビューロー』と呼ばれるワーキングエリアがあります。
ビューローにはiMacも完備。プリンターも足元にあるので、バウチャーなども印刷できます。
ラウンジ内はもちろんWi-Fiも完備なので、作業も快適。
エントランス付近にはクローク。
新聞や雑誌。日経新聞も置いてありました。
桃園空港「キャセイパシフィックラウンジ」まとめ
桃園国際空港でワンワールドのステータスで利用できるキャセイパシフィックラウンジは、
本格的な台湾式の食事や、ホテルの様なバーカウンターでお酒が楽しめる、とても素敵なラウンジでした。
食事・飲み物・雰囲気と、どれをとっても最高でした。
桃園空港にあるワンワールド系ラウンジの中でも最高のラウンジ。
→【2023年最新】台湾桃園空港ワンワールドラウンジまとめ(全5ラウンジ)
ただ唯一残念なのが、シャワーがないこと。
シャワーを利用するにはプライオリティパスラウンジが便利です。
→【2023年最新】台湾桃園空港プライオリティパスラウンジまとめ(全8ラウンジ)
プライオリティパスがあればシャワーも無料で使えますし、24時間営業のラウンジもあるので、深夜便やトランジットでも便利。
サファイア会員の方はプライオリティパスを保有していない人も多いと思うので、この機会にぜひ入手しておくと便利だと思います。
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