ニーハオー!ヒコ太郎です。
突然ですが、台湾旅行の移動は何を使いますか?
MRT・台湾鉄道・バスなど色々ありますよね。
これらを利用するときに便利なカードがあるんです。
それが『悠遊カード(Easy Card)』です。
悠遊カードは交通手段だけじゃなく、様々なシーンで使えるので1枚あると本当に便利です。
今回は台湾旅行の必需品、『悠遊カード』について、どんなところで使えるのかや、実際の使い方、チャージの方法などを解説します。
もくじ
台湾で使える悠遊カード(Easy Card)とは?
悠遊カードは台湾版ICカード
そもそも『悠遊カード』ってどんなものでしょう?
悠遊カードは英語で(Easy Card)とも言い、ゆうゆうカードと読みます。
台湾型のICカードで、日本のパスモやSuicaと同じポジションといえば、わかりやすいですかね。
ただし!日本のパスモやSuicaよりも断然使えます。
使える場面がとても多く、あると非常に便利なので、台湾旅行の際は必ず手に入れましょう。
悠遊カードはパスモやSuicaと同じように、お金をチャージすることで繰り返し使うことができます。
悠遊カードの有効期限や払い戻し、デポジットは?
悠遊カードは日本のようなデポジット式でなく、最初にカード代として100元かかります。
カード代で100元かかりますが、MRTを2割引きで乗れるので、最終的にはお得です。
悠遊カードに残高が残っている場合は払い戻すことができますが、払い戻しには20元の手数料がかかります。(購入から3か月、5回以上使用していれば手数料なし)
さらにカード代の100元はデポジットではないので、払い戻しても戻ってきません。
しかもそのカードは2度と使えなくなってしまいます。
払い戻すのはかなり損ですね。
幸い悠遊カードには有効期限はないので、2度と台湾に来ないというのでなければ、払い戻さずに取っておきましょう。
取っておけば次回の台湾旅行の時にまた使えますし、再度カード代の100元を払わずに済みます。
悠遊カードは台湾のお金と一緒に保管しておくと次回使うときに便利です。
- 有効期限なし
- デポジットなし
- カード発行料100元
- 払い戻し手数料20元(3か月以上、かつ5回以上の使用で手数料なし)
- 払い戻し後は使用不可
悠遊カードは台湾旅行の必需品!あると便利な5つのシーン
- MRT
- 台湾鉄道(TRA)
- バス・空港バス
- コンビニ
- YouBIke(レンタサイクル)
MRT
台北旅行でおそらく一番利用する機会が多いのがこのMRTです。
MRTは台北市内を結ぶ地下鉄で、MRTを使えば台北市内のほとんどの場所にアクセスできます。
台北市内には、文湖線、淡水信義線、松山新店線、中和新蘆線 、板南線、桃園空港MRTが走っていて、すべて悠遊カードで乗車することができます。
悠遊カードがあれば、いちいち切符の値段を調べたり、切符を購入する手間が省けるので楽ですし、時間の節約にもなりますね。
しかも悠遊カードを利用することで、乗車料金が2割引きになるのでとてもお得です。
台湾鉄道(TRA)
台湾鉄道は台湾全土を結ぶ鉄道網で、台湾鉄道全線で悠遊カードが使えます。
台北からちょっと離れた、九份や十分といった観光地に向かうときに利用することが多いですね。
台湾鉄道も悠遊カードの利用で乗車料金が1割引きになります。(70kmまで)
バス・空港バス
バスも悠遊カード利用できちゃいます。
台北市内のバスだけでなく、桃園国際空港と台北市内を結ぶ空港連絡バスや、九份と台北市内を結ぶ高速バスなんかも利用できるので、とても便利です。
バスは料金がわかりずらく、しかも降りるときに支払いを戸惑っているとプレッシャーなので、悠遊カードでピッと支払いができるのは非常に助かりますね。
バスの路線網もかなり発達しているので、台湾旅行での利用機会は多いです。
コンビニ
コンビニの買い物でも悠遊カードで支払いができます。
コンビニは1度くらいは絶対利用しますよね。
少額の買い物で大きな金額を出すと嫌がられることもあるので、悠遊カードを使って支払うことができるのは助かります。
YouBike(レンタサイクル)
台湾にはYouBikeという大人気のレンタサイクルサービスがあるのを知っていますか?
これが非常に便利で、台北市内にはいたるところにレンタルステーションがあります。
どこのレンタルステーションに返却してもいいので、YouBikeを使えば効率的に回ることができます。
バスやMRTが近くにない時にも便利ですし、YouBikeを使って台北市内を走れば、いつもとちょっと変わった景色を楽しめるのでお勧めですよ。
このYoBikeの借り方には、クレジットカードによる方法と、悠遊カードを使って借りる方法があります。
悠遊カードを使って借りる方が断然簡単なので、悠遊カードがあると便利ですね。
悠遊カードの入手方法とチャージの方法
悠遊カードは、MRTの窓口や一部の券売機、コンビニなどで購入することができます。
コンビニには色々なデザインのの悠遊カードがあるのでおもしろいですよ。
デザインにこだわりがなければ、最寄りのMRTの窓口や券売機で購入するのが簡単ですね。
悠遊カードの購入には100元かかり、これに現金をチャージして使います。
チャージの方法も日本と一緒なので、券売機やチャージ専用機でチャージしてください。
この機械で悠遊カードのチャージと購入ができます。
購入する場合は左を、チャージする場合は右を選んでください。
ここではチャージを選択します。
液晶モニターの右側に悠遊カードを置く場所があるので、お持ちの悠遊カードを置いたら必要な分だけチャージしましょう。
チャージがうまくいけばこの画面が出ます。
上から順に、チャージ金額、チャージ前の金額、チャージ後の金額です。
今回は16元しか無かったので1000元チャージし、1016元になりました。
悠遊カードを使ってみよう!MRTやバスの乗り方を解説
MRTの乗り方
これがMRTの改札機です。
チャージ済みの悠遊カードを用意しましょう。
赤丸の部分に悠遊カードをタッチして、ピッとなったらゲートが開きます。
降りるときも同じようにタッチしましょう。
乗り方は日本と同じなので、初めてでも全く迷わないと思います。
稀にピッと音が鳴らないときや、感度が悪い時があるので、タッチするときは悠遊カードはパスケースから取り出してしっかりとタッチしてくださいね。
バスの乗り方
台湾のバスの乗り方も日本と同じで、入り口付近の端末にタッチしましょう。
台湾の場合、乗車時にタッチ、降車時にタッチ、乗車時と降車時の両方タッチの3パターンがあります。
台湾のバスにはドアの入り口の真上にこのようなサインがあるので、これを見て判断します。
上車収費だったら、乗るときにタッチ、下車収費だったら降りるときタッチです。
上の写真の場合は上車収費なので、乗るときにタッチします。
おわりに
悠遊カードは持っていると台湾での移動やコンビニでの買い物が非常に快適になります。
しかも現金でMRTや台湾鉄道に乗るよりもお得に移動ができるのでいいこと尽くしですよ。
あると本当に便利なので、台湾旅行に行かれた際は悠遊カードを手に入れてみてください。