那覇空港のすぐ南にある「瀬長島」。
お洒落カフェや素敵なレストランの並ぶ「ウミカジテラス」を始め、飛行機ビューの温泉などがある人気の観光スポットです。
そんな瀬長島は飛行機ファンにも人気の見学スポット。
そこで今回は、瀬長島でのおすすめ飛行機見学スポットやアクセス方法などを紹介します。
もくじ
瀬長島は飛行機ファンにおすすめ
那覇空港の離着陸機を大迫力で撮影する事ができる瀬長島は、飛行機ビュースポットとして最高のロケーション。
今回はそんな瀬長島での飛行機ビューの魅力をお伝えします。
瀬長島ガイド
瀬長島は那覇空港のすぐ南にある小さな島で、那覇空港に離着陸する飛行機を間近で撮影することができるスポットです。
島の上まで登ると那覇空港を上から見渡すことができ、飛行機を撮るには最高の撮影ポイントですよ。
飛行機を撮らずとも、海が一望できる最高の景色ですね。
瀬長島にはウミカジテラスという小規模のカフェやレストラン、雑貨屋が集まったお洒落なスポットもあります。まるで地中海に来たようなリゾート感ある美しい街並みは歩くだけでも楽しく、那覇空港を見渡せるロケーションとともに、瀬長島は飛行機を撮らずとも楽しめます。
これなら飛行機に興味のない彼女と瀬長島に来たとしても、飛行機好きの彼氏は飛行機撮影、彼女はウミカジテラスでショッピングというように、お互い別行動ができるのでウィンウィンで良いですね!
飛行機見学に最高のロケーション
瀬長島は地図で見てもらうとわかるように、滑走路の延長線上を横切るように連絡道路が東西に延びています。そのため滑走路に対して東からも西からも撮影することができるんです。
これが素晴らしいんですよ!飛行機撮影は順光での撮影が基本ですが、道路が東西に延びているため常に順光で撮影することができるんです。
しかもこの連絡道路は直線的で遮るものがないので、飛行機を撮影するには申し分ありません。
さらに瀬長島を上まで登ると那覇空港を上から見渡すことができるので、那覇空港に離着陸する飛行機が手に取るようにわかります。まさに飛行機撮影には最高のロケーションといえますね。
瀬長島の場所・アクセス方法
瀬長島の場所
瀬長島の場所は那覇空港のすぐ南。国道331号線から連絡道路でつながっています。
瀬長島までのアクセス方法
瀬長島へのアクセス方法の基本はバス(ウミカジライナー)かタクシー。沖縄はレンタカーも安いのでレンタカーもおすすめです。
バス(ウミカジライナー)で行く場合
ウミカジライナーは那覇空港または赤嶺駅から乗車可能。瀬長島からの帰りのバスは瀬長島ホテル前から出発します。
❶那覇空港バス乗り場
那覇空港は国内線ターミナル1階到着ロビーBを出て左側。1番バス乗り場から乗車します。
❷赤嶺駅バス乗り場
赤嶺駅では改札を出たら左に進み、階段を降りたら左へ曲がり道路側へ。
駅の真下に瀬長島行き(ウミカジライナー)のバス停があります。
タクシーで行く場合
タクシーなら瀬長島まで時間を気にせず、確実に行くことができます。
那覇空港からだと約2000円、ゆいレール赤嶺駅から約1000円。
おすすめは那覇空港からゆいレールに乗って1駅先の赤嶺からタクシーで向かう方法。那覇空港からタクシーに乗るよりも料金が約半額で済みます。
瀬長島の飛行機ビュースポット
瀬長島にある飛行機見学おすすめスポットをご紹介!
瀬長島には大きく分けて3つの飛行機撮影ポイントがあります。
瀬長島の撮影ポイント
- 瀬長島連絡道路
- 瀬長ビーチ
- 瀬長島展望エリア
①瀬長島連絡道路
それではまず瀬長島に続く連絡道路からの写真を紹介します。
瀬長島連絡道路からは南風運用時は離陸機、北風運用時は着陸機を撮影することができます。
まずは南風運用時、瀬長島に続く連絡道路の東側から撮影したアシアナ機。
午後からの撮影だったので逆光になってしまいましたが、お昼頃までは連絡道路で滑走路より東側から撮影すると順光で撮れます。
このように連絡道路は視界が開けているため、撮影の邪魔になるものはありません。離陸機だと高度がかなりあるので、北風運用時の着陸機の撮影がいいですね。
連絡道路は意外と交通量が多いので、撮影に夢中になって車に轢かれないように気をつけて下さいね。バンバン飛ばす車が多いです。笑
600ミリ程度の焦点距離が必要ですが、頑張れば離陸の瞬間も捉えられます。滑走距離の長い777などの大型機が狙い目ですね。
立ち位置によっては離陸機と着陸機を同時に撮ることも可能です。トラフィックの多い那覇空港ならではですね。
離陸の場合、上手くいけば太陽に被るのであえて逆光で撮影するのも楽しいですよ!
北風運用時は着陸機と瀬長島との絡みや、スポッティングカットなどを撮影することができます。
午前中に撮影するなら連絡道路付近からの撮影がおすすめです。
日の出直後は光の当たり方もいいですね。
スポッティングショットを撮るなら、機体から少し離れた方がお腹が映らずに撮影できます。
フェンスが邪魔になってしまいますが、離陸前の機体も撮れますよ。
②瀬長ビーチ
次は撮影場所を変えて、瀬長島ビーチからの写真を紹介します。
瀬長ビーチでは北風運用時、着陸機とビーチを絡めた写真を撮影することができます。
真横カットなども撮影できますが、ここでは海と絡めて撮影するのがおすすめです。
沖縄の綺麗な海の色は気持ちいいですね。
③瀬長島展望エリア
瀬長島展望エリアでは午後から順光で撮影する事ができます。
北風運用時は着陸機と瀬長島連絡道との絡みや那覇市内の街並みとの絡み、スポッティングカットなどが撮影できます。
瀬長島連絡道路との絡み。
瀬長島連絡道路を入れて撮影するなら縦構図も合いますね。
着陸機が高度を下げてくると、那覇市内の街並みと一緒に撮影することができます。
普段中々見ることができないサクラジンベエも那覇空港なら見られる機会が多いですね。
瀬長島展望エリアは、スポッティングカットを撮影するのにも向いています。
非常に近い距離から撮影することができるのも瀬長島の魅力ですね。
少し距離はありますが、離陸待ちの機体との絡みなども撮影することができます。
瀬長島展望エリアは高い位置にあるので、着陸間際は飛行機の上部が見える俯瞰気味の絵も撮影できますね。
南風運用時は離陸機を撮影する事ができますが、離陸の場合小型機は高度がかなり上がってしまうため撮影は厳しいです。
そのため離陸の場合は大型機が撮影のメインとなります。
JTAは那覇空港で最もよく見るエアラインのひとつですね。
プロペラ機は小型ではありますが、上昇率が低いためそこまで腹下にならずに撮影できる事も多いです。
那覇空港には自衛隊の基地もあるため、自衛隊機も数多く撮影できます。
写真は航空自衛隊の空中給油機KC-767です。空中給油機は保有数が少ないので、見れたらラッキーですね。
海上自衛隊の対潜哨戒機P-3C。
那覇空港には海上自衛隊の基地もあるため、海上自衛隊の機体も見ることができます。
高度が低いため、あまり腹下にならずに撮影できました。
そのまま真横を通り過ぎた後、捻りを見せてくれました。かっこいい!
那覇空港では飛行機だけでなく、ヘリコプターもよく飛んでいます。
写真は航空自衛隊の大型輸送ヘリのCH-47J。通称チヌークですね。
チヌークは私と同じ30年選手ですが、まだまだ現役で頑張っています。笑
瀬長島では上から空港内を見渡すことができるので、色々なシーンを撮影することができます。
塩害対策の機体洗浄のシーンは那覇ならではですね。
瀬長島は午後から順光なので、日が沈むまで撮影を楽しむことができますよ。
飛行機撮影のポイント
使用レンズ
南風の場合、飛行機メインで機体を大きく撮ろうとすると600ミリ程度欲しいところです。
APS-Cのカメラに400ミリのレンズがあればOKです。那覇空港の中を撮影するには600ミリでもちょっと遠いですね。テレコンがあるなら持っていくと役立つと思います。
北風の場合は飛行機との距離が近いので、400ミリ~600ミリあれば十分です。
軍用機も撮るならエアバンドがあるとベスト
瀬長島での飛行機撮影はフライトレーダー24があると便利ですが、軍用機も撮るならエアバンドがあるとベストです。
エアバンドは1~2万円もあれば買えますし、民間機の撮影でも役立つので、飛行機撮影を本格的にやるなら購入しておきましょう。
瀬長島での飛行機見学まとめ
那覇空港に離着陸する民間機、軍用機の撮影が楽しめる瀬長島は絶好の飛行機ビュースポットでした。
撮影に疲れたら、近くにウミカジテラスのカフェでゆっくりするのもおすすめですよ!
瀬長島は那覇空港からのアクセスも簡単なので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。